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TOP - 過去掲載記事 - 2012年04月28日号 | |
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4月28日号掲載記事 | |
◆「ただいま・おかえり」1番の幸せ - 栄村国際絵手紙タイムカプセル館が再会館<栄村> | |
![]() 地震では施設の窓や壁、建具、設備・機器などが損壊・損傷し、国道からのアクセス道路にも亀裂が走り、損壊する被害が出た同館。1年間の休館を余儀なくされたが、修復・補強なって再開の運びとなった。 休館中、村には全国から1万通に近い、励ましの絵手紙が寄せられ、村民の復興に向けた取り組みを励ました。 同館では今回また、再開に合わせて、全国に「栄村への想い」をテーマとする絵手紙を公募。43都道府県から、2600点近い絵手紙が寄せられた。 同館の滝澤英夫館長は「震災で1年間の休館を余儀なくされたが、全国から多くの励ましをいただいて、再開の運びとなったことを心から喜びたい。この励ましの絵手紙を復興に向けた取り組みのシンボルともして、絵手紙仲間との絆を深め、復興の力にできればいい」と、話す。 「栄村への想い」は、都道府県ごとに展示され「流した涙が勇気と希望に変わりますように」「いってきます・ただいま・おかえり 一番の幸せ」「もう力を抜いてご自身のお体を大切にして下さい」「絵手紙で嬉しい出会い 喜んでいてくれるあなたにありがとう」―など、栄村の自然と暮らしを映す絵と、さりげない言葉で復興を励ましている。 タイムカプセル館再開を記念する「栄村への想い」展開幕初日の同日、会場に絵手紙作家で「栄村・絵手紙の村」づくりのきっかけをつくった山路智恵さんが顔を見せ、それぞれ個性あふれる作品を見て回った。 |
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◆早春の花たちの競演 - 原大沢福寿草まつり<木島平村> | |
![]() 原大沢集落上段の御魂山一帯は西に向いた斜面で、かつてはホップやブドウ畑として、また、一時スキー場として活用されていたという。昔からフクジュソウの群生地として知られ、近年、約1・2fで保護活動が取り組まれている。 一帯にはフクジュソウのほかアズマイチゲ、フキノトウなどが自生。気候によっては、早春の花たちの競演が楽しめる。ことしは一帯の雪消えが遅かったこともあり、まつりの開催を一週間遅らせた。 福寿草まつりは「御魂山公園を愛する会」が主催。公園の一画には地区住民によって、焼き鳥やおやき、おでん、鉢植えのフクジュソウなどを販売するテント店が店開きし、キノコ汁の無料サービスも行われた。 22日には、地元の鬼島太鼓の演奏も行われ、少し肌寒い陽気ではあったが、住民を始め、県外からの観光客なども訪れ、一帯に咲くフクジュソウやアズマイチゲ、そして、太鼓演奏の競演を楽しんだ。 愛する会関係者によると、最近ではフクジュソウの盗採があったり、またイノシシなどの鳥獣被害もあり、さらには集落の高齢化も進み、活動を継続していくことに苦労しているというが、それでも地区の行事として、また、楽しみに毎年訪れてくれる人たちのためにもがんばっていきたい―と話してくれた。 |
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◆花前線 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 旧豊田村の千曲川べりの桜並木が、咲き始めていた。 帰路、永田小学校に立ち寄って、既に咲く菜の花を写真に収めた。 ふと、足元に目をやると、コンクリートの隙間から1本の菜の花が。 ここ数年、全国で話題になる「ど根性」何とかという花である。 花前線は日々北上を続け、飯山に達したか? |
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◆栄村の復興見守って - 豪雪で傾いた六地蔵建て直す<飯山市> | |
![]() 今冬の豪雪ですっぽり雪に埋まってしまったが、雪どけとともに傾き、倒れそうになっていたところを、区の役員らが雪を掘り起こして建て直し、新しい帽子と前掛け姿で、隣村の1日も早い復興を見守っている。 地蔵を訪ねてきた人を案内した地元の人が、雪に寄り掛かるようにして傾いているのを見つけ、西大滝の区役員に知らせた。役員らは周囲の雪を掘り起こし、地蔵を建て直した。一緒に並んでいた石塔は何度か傾き、その都度起こしたという。 西大滝区の山本寛区長によると、六地蔵は千曲川方向を向いていた当初、台座に窪みがあって収まっていたが、地震で向きを変えたことで、安定性を欠いたのではないかという。 震災から1年が過ぎたことで、六地蔵は元の向きに戻そうという声もあったが、住民間では、栄村の復興が完了するまで見守って、エールを贈ろう―という声が多く聞かれ、地区住民の総意として、同じ向きに建て直したという。 六地蔵は雪解けが進んでも、なお周囲を分厚い雪で囲まれる中、新しくしてもらった白い帽子と前掛け姿で、栄村に慈愛に満ちた視線を向け続けている。 |
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