TOP - 過去掲載記事 - 2012年04月28日号

4月28日号掲載記事
 
◆「ただいま・おかえり」1番の幸せ - 栄村国際絵手紙タイムカプセル館が再会館<栄村>
 昨年3月12日未明の大地震で、施設が損壊した「栄村国際絵手紙タイムカプセル館」の修復工事がこのほど完了し、20日、ほぼ1年と40日ぶりに再開館した。

 地震では施設の窓や壁、建具、設備・機器などが損壊・損傷し、国道からのアクセス道路にも亀裂が走り、損壊する被害が出た同館。1年間の休館を余儀なくされたが、修復・補強なって再開の運びとなった。

 休館中、村には全国から1万通に近い、励ましの絵手紙が寄せられ、村民の復興に向けた取り組みを励ました。

 同館では今回また、再開に合わせて、全国に「栄村への想い」をテーマとする絵手紙を公募。43都道府県から、2600点近い絵手紙が寄せられた。

 同館の滝澤英夫館長は「震災で1年間の休館を余儀なくされたが、全国から多くの励ましをいただいて、再開の運びとなったことを心から喜びたい。この励ましの絵手紙を復興に向けた取り組みのシンボルともして、絵手紙仲間との絆を深め、復興の力にできればいい」と、話す。

 「栄村への想い」は、都道府県ごとに展示され「流した涙が勇気と希望に変わりますように」「いってきます・ただいま・おかえり 一番の幸せ」「もう力を抜いてご自身のお体を大切にして下さい」「絵手紙で嬉しい出会い 喜んでいてくれるあなたにありがとう」―など、栄村の自然と暮らしを映す絵と、さりげない言葉で復興を励ましている。

 タイムカプセル館再開を記念する「栄村への想い」展開幕初日の同日、会場に絵手紙作家で「栄村・絵手紙の村」づくりのきっかけをつくった山路智恵さんが顔を見せ、それぞれ個性あふれる作品を見て回った。
 
◆早春の花たちの競演 - 原大沢福寿草まつり<木島平村>
 木島平村原大沢の御魂山公園で21日から3日間、「福寿草まつり」が開催された。

 原大沢集落上段の御魂山一帯は西に向いた斜面で、かつてはホップやブドウ畑として、また、一時スキー場として活用されていたという。昔からフクジュソウの群生地として知られ、近年、約1・2fで保護活動が取り組まれている。

 一帯にはフクジュソウのほかアズマイチゲ、フキノトウなどが自生。気候によっては、早春の花たちの競演が楽しめる。ことしは一帯の雪消えが遅かったこともあり、まつりの開催を一週間遅らせた。

 福寿草まつりは「御魂山公園を愛する会」が主催。公園の一画には地区住民によって、焼き鳥やおやき、おでん、鉢植えのフクジュソウなどを販売するテント店が店開きし、キノコ汁の無料サービスも行われた。

 22日には、地元の鬼島太鼓の演奏も行われ、少し肌寒い陽気ではあったが、住民を始め、県外からの観光客なども訪れ、一帯に咲くフクジュソウやアズマイチゲ、そして、太鼓演奏の競演を楽しんだ。

 愛する会関係者によると、最近ではフクジュソウの盗採があったり、またイノシシなどの鳥獣被害もあり、さらには集落の高齢化も進み、活動を継続していくことに苦労しているというが、それでも地区の行事として、また、楽しみに毎年訪れてくれる人たちのためにもがんばっていきたい―と話してくれた。
 
◆花前線 - 北信濃風物詩<連載>
 南へ花前線を迎えに行った。

旧豊田村の千曲川べりの桜並木が、咲き始めていた。

帰路、永田小学校に立ち寄って、既に咲く菜の花を写真に収めた。

 ふと、足元に目をやると、コンクリートの隙間から1本の菜の花が。

ここ数年、全国で話題になる「ど根性」何とかという花である。

花前線は日々北上を続け、飯山に達したか?
 
◆栄村の復興見守って - 豪雪で傾いた六地蔵建て直す<飯山市>
 昨年3月12日未明の県北部地震で、隣接する被災地の栄村方向を向いた、飯山市岡山西大滝の六地蔵。

 今冬の豪雪ですっぽり雪に埋まってしまったが、雪どけとともに傾き、倒れそうになっていたところを、区の役員らが雪を掘り起こして建て直し、新しい帽子と前掛け姿で、隣村の1日も早い復興を見守っている。

 地蔵を訪ねてきた人を案内した地元の人が、雪に寄り掛かるようにして傾いているのを見つけ、西大滝の区役員に知らせた。役員らは周囲の雪を掘り起こし、地蔵を建て直した。一緒に並んでいた石塔は何度か傾き、その都度起こしたという。

 西大滝区の山本寛区長によると、六地蔵は千曲川方向を向いていた当初、台座に窪みがあって収まっていたが、地震で向きを変えたことで、安定性を欠いたのではないかという。

 震災から1年が過ぎたことで、六地蔵は元の向きに戻そうという声もあったが、住民間では、栄村の復興が完了するまで見守って、エールを贈ろう―という声が多く聞かれ、地区住民の総意として、同じ向きに建て直したという。

 六地蔵は雪解けが進んでも、なお周囲を分厚い雪で囲まれる中、新しくしてもらった白い帽子と前掛け姿で、栄村に慈愛に満ちた視線を向け続けている。
 
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