TOP - 過去掲載記事 - 2012年04月21日号

4月21日号掲載記事
 
◆島田茂樹さんが無投票で再選 - 震災復興・若者定住など課題山積<栄村>
 任期満了に伴う栄村村長選挙は17日告示され、現職で再選を期す島田茂樹さん(71)=無所属・箕作=以外に立候補者はなく、島田さんの無投票当選が決まった。

 同日午前8時半過ぎ、地元箕作の「田舎暮らし体験住宅」前で行われた島田さんの出陣式には、高橋彦芳元村長、宮本衡司県議会議員、上村憲司新潟・津南町長らが激励に駆けつけ、高橋元村長は「誰も経験したことのない大災害から、順調に復興への歩みを重ねている。これまでの経験を活かして元気に、朗らかに復興に向けて全力を投じてほしい」と、激励した。

 集まった約100人の支持者に向かって島田さんは「これまでの4年間、約5億3000万円をかけたケーブルテレビ整備事業を始め、懸案事業と取り組んできた。24年度の予算規模は約48億円と、通常の2倍近くになるが、8億円をかける災害公営住宅の建設が最大の事業となるだろう。農地の復旧はまだ半分ほどしか進んでいないが、田植えが始まる6月半ばをタイムリミットとして、早急に取り組みたい。村の高齢化率は46%と高いが、寝たきりの方はいない。お年寄りも元気いっぱいにがんばっていただいている。日本一の雪対策を含めて、住民本位の村政を目指したい」と、第一声を放った=写真=。

 今回村長選では、官僚臭さも指摘される体質、震災からの復興に向けた熱意やテンポ、さらには村づくりの目標、将来展望などに関して、現村政に対する不満や批判も表面化し、一時は村議らを中心に対抗馬の擁立、自薦出馬の動きもあったが、具体化には至らなかった。また、県外から立候補に必要な関係書類の請求もあったが、告示当日の立候補届け締め切りまでに、新たな届出はなかった。

 島田さんは再選出馬に当たって「『ゆいの心』で村民本位の村政をめざします」をスローガンとするローカル・マニフェストを発表。震災からの早期復旧・復興を最優先に▽住民自治強化・集落機能の維持、活性化▽高齢者も安心して暮らせる村政運営▽自然環境保全と、地域資源を活かした都市と農村交流▽農林・商工・観光など発展策の話し合いの仕組み作り▽若者定住に焦点を置いた施策推進▽中国・蘇州との絵手紙交流を通した外国人観光客の誘致―とする基本政策を明らかにした。

 島田さんは無投票当選が決まった同日夜「任せていただいた―ということなのかと思うが、震災復興など直面する課題に全力で取り組みたい」と話した。
 
◆道の駅「花の駅・千曲川」リニューアルオープン - 直営の「Cafe 里わ」も<飯山市>
 飯山市の「道の駅 ・花の駅千曲川」が、従来の土産物販売・食事処エリアを中心に改装され、20日、リニューアルオープンする。

 施設内外の改装に合わせて、信州いいやま観光局直営で、飯山の食材にこだわった「cafe 里わ」を新規オープン。飯山の商品をネット販売する「飯山謹製」コーナーを新設するなど、土産物販売エリアを改装した。また、駐車場からの入り口付近に、従来のおやきに加えて、新たに富倉そばを提供するテナント施設を設けた。

 今回改装の目玉は、唱歌「朧月夜」にある「里わの火影も」の歌詞からとった「cafe 里わ」。朝と昼の定食、旬の地物を使った単品「THE Iiyama(ザ・イイヤマ)」、定番(THE里わ)のスープ・カレー・いいやマイマイ―の3つのメニュー群が用意される。このほか、ソフトクリームを含めたドリンク、市内12の和洋菓子店が協力する和洋スイーツが、提供店の案内を添えて提供され、アンテナショップとしての役割を果たす。

 メニューのうち、「いいやマイマイ」は里わ特製オリジナルで、野沢菜の古漬けとひき肉を混ぜたパン生地をロールしたもの。形がカタツムリに似ている。トマトベースのソースに加えて、ふきのとうやアスパラガスなど、季節感豊かなソースが、別に添えられる。

 改めて「飯山産」にこだわり直した「道の駅 花の駅千曲川」は今月20日、リニューアルオープンした。
 
◆おらほ - 北信濃風物詩<連載>
 雪深い豪雪地でも、「おらほが一番」と自慢する地の友人に電話したら、「家の周りは2b、畑は3bあらさ」とおっしゃる。

所用があったついでに、その麓の集落で、雪割りされた農道を見た。

傍らの川は、少し濁った雪解け水が音を立てて流れる。

雪どけは駆け足で進む。

南の春と北の冬が同居する季節。

花便りが待ち遠しい。
 
◆口当たりよくまろやかに - 森の家で雪中酒の掘り出し<飯山市>
 飯山市のなべくら高原森の家で、ことしで3回めとなる、雪中酒の掘り出しが行われ、参加者がことしの貯蔵酒の出来を味わった。 地元の酒蔵、角口酒造店と田中屋酒造店の協力で、ことし2月に森の家敷地内に雪中貯蔵した水尾と北光正宗各250本を、2カ月間熟成し、今月14日に掘り出し作業を行ったもの。県内外から15人ほどの参加者があった。

 森の家周辺は同日、今冬の豪雪の影響で未だ2bほどの残雪に覆われており、昨年、一昨年と比べて雪の量は明らかに多かったが、参加者のがんばりもあり、30分ほどで掘り出し作業は終わった。

 その後、森の家で試飲会が行われ、昨年は米の出来が良く、日本酒の出来も良かったということで「0度で多湿」の環境で2カ月間熟成された雪中酒と、埋めなかった酒を飲み比べ、それぞれを味わった。その違いは明らかだったようで、口当たりが良くまろやかな味わいの雪中酒は好評で、各酒蔵の杜氏の話を聞きながら、参加者同士交流を深めたようだった。

 今回掘り出された雪中酒は、今後森の家で「なべくら雪中酒」として販売される。「水尾」「北光」各2100円(720_g)。

 問い合わせはなべくら高原・森の家(0269・69・2888)まで。
 
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