TOP - 過去掲載記事 - 2012年04月07日号

4月7日号掲載記事
 
◆「子育て支援の拠点」にぎやかな船出 - おひさま保育園開・入園式<木島平村>
 保育料の減免を含めて、木島平村が子育て支援の拠点ともして整備した、統合・新保育園「おひさま保育園」の開園・入園式が3日、行われた。

 園児やその保護者、来賓ら約300人が出席して行われた開園式で芳川村長は「にぎやかで、活気に満ちた開園式を迎えられてよかった。140人の園児の皆さんは、村の将来を担う大切な存在だ。健やかに、たくましく育ってくれるよう、看護師や栄養士などを配置して、病後児保育にも対応するなど、質の高い保育を提供したい。家庭での子育て、育児、しつけ、そして、地域と一体となった取り組みがあってこそ、理想に近づける」と話した。

 同村長は話の中でまた、長時間保育を3時間30分にまで延長すること、保護者負担の軽減に向けて、保育料を平均20%ほど軽減することを明らかにした。

 開園式ではこの後、丸山幸一村教育長が、おひさま保育園の開園を宣言。小林乙枝初代園長が紹介された。

 同日時点の同保育園園児(定員160人)は140人。子育て環境の充実などから未満児が、当初の予想より多くなっている。保育士は29人だが、子育て支援、施設管理などを含めたスタッフは、総勢約40人という。
 春の嵐が吹き荒れた同日のおひさま保育園開園・入園式ではお母さん、お父さんに抱っこされた、あるいはよちよち歩きの乳幼児の姿も見られ、泣き声も入り乱れて、芳川村長の言そのものに、会場は活気に満ちた。
 
◆「空間放射線量」リアルタイムで - 県飯山庁舎でモニタリングポスト<飯山市>
 空間放射線量を常時観測するモニタリングポストが、飯山市静間の県飯山庁舎に設置され、2日から測定値が公表されている。

 モニタリングポストは、文部科学省の監視装置設置基準で▽原子力施設の立地場所から近い距離にある▽周囲に比べて放射線量が高い▽人が集まる場所―に設置することが指導されており、飯山庁舎の場合、「原子力施設の立地場所から近い距離にある」(東京電力柏崎刈羽原子力発電所から、50`圏内に飯山市の1部が入る)―として、設置された。県飯山庁舎南側の、大型店側に設置され、庁舎敷地面から1bの高さで、金網で囲まれている。

 測定値公表の初日、2日正午時点での測定値は0.043マイクロシーベルト。文部科学省では、周辺より放射線量の高い個所の基準を「地表から1bの高さの空間放射線量が、周辺より1マイクロシーベルト/時」以上とし、県では「地表の空間放射線量が、1マイクロシーベルト/時以上」の個所を、周辺より放射線量の高い個所の基準とし、これを超える値が測定された場合は、市町村と県が連携し、測定個所の追加や除染対策を行うことにしている。
 
◆根あけ - 北信濃風物詩<連載>
 県内最強の風が吹き荒れた。

春嵐というには凄まじ過ぎる風はまた、春の香りを運んでくれた。

 真冬の装いと春の気配が混在する季節。

それでもやっと、天気予報の雪マークが気にならなくなった。

スコップを跳ね返していた雪も、風雨と春の気に結束を解き、根あけが急に進む。

まだ寒いけれど季節は清明。
 
◆人道的救助出動14件 - 野沢温泉スキー場<野沢温泉村>
 野沢温泉村でスキーヤーの自己責任などをうたった、全国初のスキー場安全条例が施行されて2シーズン目の今冬、スキー場区域外での遭難で、救助要請を受けて竃沢温泉(河野博明社長)が救助に出動した事案は、先月末までに14件を数えたことがこのほど、同社のまとめでわかった。

 野沢温泉村では平成22年に「スキー場安全条例」を制定。スキー場利用者に対して「指定管理者が設置した標識等を守るとともに、スキー場職員及びパトロール隊員の指示に従って行動しなければならない」とし、これに従わなかった場合における捜索救助費用の弁償などを規定した。

 同条例適用から2シーズン目の今冬、遭難対策協議会や飯山警察署などが出動した、大がかりな遭難者救助を含めて、年明け早々から遭難事故が相次いだ。

 同社のまとめでは、スキー場区域外から同社に寄せられた遭難救助要請は14件。幸いに死傷者はいなかった。遭難は全てスキー場区域外だったが、同社では人道的見地から、時間外でもある夜間に延べ125人の社員を救助に向かわせた。この捜索・救助活動に要した経費は合わせて280万円で、遭難者らに請求された。

 同村のスキー場安全条例は区域外には適用が及ばず、そのため、スキー場区域外へのスキーヤーらの侵入禁止措置は権限外。そのかわり、区域外での事故も救助対象外だが、「人道的見地から放置はできない」と、救助活動に当たってきた。

 河野社長は「捜索費用などの弁償だけが1人歩きしているが、安全条例の主旨は、ルールを守って楽しく滑ってほしい―ということ。人道的見地からの捜索・救助活動だが、ほとんど夜間の出動は、2次災害や遭難の危険も大きく、社員らを出動させるにはしのびない。条例で明記している自己責任のルールにお客様の理解をいただき、安全に楽しんでいただけるスキー場づくりに努めたい」と話す。
 
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