TOP - 過去掲載記事 - 2012年03月31日号

3月31日号掲載記事
 
◆江戸時代末期の姿復元・公園施設整備 - 飯山城山公園整備基本計画最終案<飯山市>
 新幹線飯山駅開業を視野に、まちなか観光の拠点づくり、歴史的遺構の整備・保存を進め、戦国時代からの平山城としての飯山城の魅力を、全国に発信するとともに、市民や来訪者の憩いの場として整備する、飯山市の城山公園整備計画の策定委員会は26日、基本計画の成案・最終案をまとめた。

 城山公園整備基本計画は▽城郭整備▽公園施設整備―を策定方針に掲げた。計画では15年後(平成38年度)を見据え▽短期整備(平成24〜27年度)▽中期整備(28〜38年度)▽長期整備(39年度以降)―の3期に分けて整備を進める。市の現段階での試算では、中期整備までに14億円近い事業費が見込まれる。

 整備基本方針では▽江戸時代末期の姿への復元▽飯山城の魅力回復により来訪者を飯山の歴史・文化で魅了▽四季を肌で感じることのできる「和」の公園▽桜が咲き、明るく美しい自然豊かな飯山城の再生▽1年を通じてみんなが楽しめる城山へ▽歴史や文化の情報を発信する拠点づくり―を、としている。

 施設整備計画では、江戸時代末期の飯山城の姿への復元に向けて、本丸・二の丸、南大手門一帯を重点区域に、中期までの期間に▽本丸・二の丸の遺構復元を重視▽建築物の復元は櫓・門・塀を基本とする▽規模の大きな御殿や館は礎石で明示―を方針として▽本丸の石垣▽本丸・三の丸の二重櫓▽北門・三の丸東門・渡門を除く全ての門▽藩主の暮らしに関わる構築物(御殿の礎石表示、西館、西曲輪)▽桜井戸▽塀の1部(南大手門南側)―を復元の対象とする。

 この中で、西曲輪の整備に関連して、現市民会館跡地をオープンな、集客性のあるイベント広場として利用できる空間に転換。現遊園地は全面的に更新を図り、遊び場としての機能を保持する。

 また、南大手門一帯は堀の再現、大手門の復元などによって、往時の姿を再現する計画が示されている。
 
◆生活・居住環境の早期整備を - 第2回震災復興計画策定委員会<栄村>
 栄村震災復興計画策定委員会(委員長・木村和弘信州大学名誉教授)は23日、役場で2回目の委員会を開き、復興計画案について、前提・基本方針の取り組み方法、計画推進体制など討議した。
 同日の委員会では、県北部地震による被害が報告され、道路関係の約16億3900万円を始め、農地・農業用施設、農作物、上下水道、公共施設など合わせて、震災被害額は約54億3100万円に上ることが明らかにされた。

 また、ことし1月、村内全世帯を対象とし、約51%に当たる435世帯から回答があった村民意向調査の結果も報告され「被災して困っていること」として▽居住環境(過疎化の弊害)▽住宅(資金難)▽社会基盤▽健康・福祉―が、「復興に当たって期待する取り組み」として▽生活環境の整備(主に住宅)▽集落支援▽産業振興▽交通体系の整備―に、回答が多く寄せられたことがわかった。

 同日の委員会では▽安全環境の確保▽地域資源の積極的な活用▽集落ごとの特色ある復興―の、3つの「前提」達成のために取り組むべきこととして▽暮らしを脅かす怖れがある危険個所の点検・調査▽村緊急震災対策基本方針の見直しと、村地域防災計画の策定▽災害時の情報伝達方法の検討▽各集落における地域資源の発掘―などが論議された。

 3つの基本方針(▽暮らしの拠点・集落の復興、再生▽農業を軸に資源を活かした新たな産業振興▽災害に強い道路ネットワークの構築)の下で取り組むべき項目として▽被災住宅などの生活支援▽防災拠点としての集落施設の整備▽地域資源を活かした集落整備▽農業の6次産業化▽都市住民との交流を軸とする新たな観光事業の創出・展開▽千曲川右岸道路の完成▽集落間連絡道路の構築―などに意見が交わされた。

 村では現在策定中の震災復興計画に位置付けられる事業のうち、早期に着手すべき事業について、法に基づく復興交付金事業計画を今月末に国に提出するが、3つの基本方針事業(総事業費約45億円)のうち、新年度交付金計画として、約11億3000万円を計上している。
 
◆早春賦 - 北信濃風物詩<連載>
 ことしはフキッタマより早く、福寿草を見つけてしまった。

やっと、本当にやっと春めいてきて、雪どけが一気に進む。

毎日の雪消しが楽しみにさえなっている。

 雪消え前線の50aほど先に見つけた福寿草。

金色にも見える花がまだ冷たいままの風に揺れている。

まさに「春は名のみ」の、早春の時が訪れた。 
 
◆地域に根差した産業創出を - 飯山北高SSH生徒課題研究発表会<飯山市>
 飯山北高のSSH生徒課題研究発表会が21日、飯山市民会館で行われた=写真=。

 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール事業指定校となって2年。大学や研究機関などとも連携して科学教育分野の充実を図ってきた。

 今回、理数科13期生の2年生が、グループで取り組んできた課題研究の発表を生徒や保護者、教育関係者らを前に行った。

 課題は、地域の身近な題材を取り上げた「雪を使った快適ライフ」「栄村地震について」「戦後日本経済がスキー製造 に与えた影響とは?」―といったものから、「国際宇宙ステーションを撮ろう」「電磁飛翔体加速装置の研究」など多岐にわたった。質疑応答では、在校生や教師などから次々と意見が出され、今後の課題なども見つかったようだった。

 「戦後日本経済がスキー製造に与えた影響とは?」 の課題研究では、1960年代に飯山市には15社以上のスキー工場があったが、年代を追うごとに減少していった要因を、当時の関係者へのインタビューや文献調査を通してまとめた。昭和50年前後からの衰退は、ヨーロッパからの輸入スキーによる圧迫や、ドル・オイルショックによる不況、人件費の高騰などが要因として挙げられ、また、産業の空洞化が工場衰退の理由の1つとなっている―とし、今回の研究を生かし、飯山市に根ざした産業の創出につなげていきたい―と結んだ。
 
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