TOP - 過去掲載記事 - 2012年02月04日号

2月4日号掲載記事
 
◆北陸新幹線の開業効果最大限に - 広域観光連携会議設立<信越9市町村>
 飯山市の足立市長が呼びかけて昨年暮れ準備会が開かれ、信越9市町村の参加が確認された「信越9市町村広域観光連携会議」の設立総会が先月31日、飯山市内のホテルで開かれた。

 北陸新幹線飯山駅から20`圏、車でほぼ30分圏内の、新潟・妙高市を含めた隣接9市町村が「新幹線の開業効果を最大限に活かし、交通アクセスの整備、豊富な自然や食材から生み出される観光資源の強化・開発、農林業、商工業、健康・医療、教育との連携等により、地域経済の発展を図り、国際的にも通用する観光リゾート」を構築する―というのが主旨。

 同日は9市町村の首長、代理のほか観光庁の志村格観光地域振興部長、野池明登県観光部長、潟rジネス・ブレークスルー代表取締役社長の大前研一さんら来賓が出席。総会で足立市長は「ブランド形成から国際スケールのリゾートづくりに連携したい」と、あいさつした。

 総会では冒頭、連携会議の設立を全会一致で承認。規約や平成24年度事業計画案・収入支出予算案などを決めた。役員選出では会長に足立飯山市長、副会長に小田切治世中野市長、入村明妙高市長を決めた。

 連携会議は▽国際レベルの観光地の確立▽観光資源の開発・連携と情報発信▽新幹線飯山駅を中心とした交通体系整備―を事業とし、新年度は▽基盤整備事業(2次交通検討。新幹線駅観光案内所機能構築)▽信越エリアブランド化(観光資源調査など)▽誘客宣伝▽商品開発連携事業―を推進する。
 
◆若者定住へ産業創出を - 震災復興計画構成案<栄村>
 栄村は昨年暮れ、ことし10月をめどに策定する「震災復興計画」の策定方針を決めた。今回、国の復興交付金申請に必要な復興交付金事業計画を作成することに合わせて、村民意向調査を実施した。

 同村ではこれに際して、復興計画策定方針の基本的視点に基づき、復興計画の構成案を作成、意向調査で村民の意見、提言を聞いた。調査結果は復興計画の策定に反映させる。

 今回村が示した「栄村震災復興計画」の構成案は、スローガン(案)として「震災を乗り越え、集落に子どもの元気な声が響く村を」―と、うたっている。「若者が多く定住するためには、村に活気あふれる産業が必要。震災からの復興を通して、活気あふれる産業を創り出し、誰もが安心して暮らしていける村を目指す」というもの。

 基本理念(案)は「栄村のさまざまな地域資源を活用し、豊かで安心して暮らせる中山間地域の再生モデルとなる復興を行います」。

 計画策定の3つの前提(案)として@安全環境の確保(自然災害から住民、集落、村を守る安全環境を形成する)A地域資源の積極的な活用(村の全てを資源としてとらえ、積極的に生活・産業に活用する)B集落ごとの特色ある復興―。

 また、3つの基本方針(案)として@暮らしの拠点・集落の復興、再生(震災復興住宅・公営住宅の整備。防災拠点・共同利用施設など、集落の生活環境整備。山間地域の文化的景観整備)A農業を軸に、資源を活かした産業振興(被災農地・農業施設の復旧から復興へ。全村の農林業土地利用計画策定と、それに基づく整備。農業の6次産業化、都市との交流を踏まえた新たな産業、観光の創出)B災害に強い村内道路ネットワークの構築―が示される。
 
◆窓辺の花 - 北信濃風物詩<連載>
 春の来ない冬はない―という。

大雪で青息吐息の住民には、タイミング的に神経を逆なでする言葉かもしれないが、その先を展望し、明るい見通しを得ることでまた、がんばれることだってあるのではないか。

 ていねいに育てられた窓辺の福寿草。

外はうず高い雪の山。

その雪山の下で、春の目覚めを待つ花がある。
 
◆相次いで豪雪対策・警戒本部 - 震災の橋落下<岳北>
 いわゆる「18豪雪」以来ともいわれる集中降雪で、飯山市・野沢温泉村・木島平村は先月28日から29日にかけ、相次いで豪雪警戒本部を設置した。昨年3月の大地震で家屋が損壊した栄村では、対策本部の設置基準には達していないものの、雪の重みで家屋などの倒壊が誘発される危険がある―として、29日、島田村長を長とする豪雪対策本部を設置した。

 北信濃地方は1月半ば以来、連続降雪に見舞われ、飯山市羽広山では先月28日に、今冬最深となる405aの積雪を記録した。

 木島平村を除く各市村ではそれぞれ、積雪量や連続降雪量、警報・注意報、降雪予報―などに一定の基準を設けており、飯山市、野沢温泉村では対策本部に次ぐ警戒本部を設置。木島平村では、積雪が1時、180aに達し、今後も降り続く予報から、同じく警戒本部を設置した。

 先月29日時点では、飯山で約230センチ、野沢温泉村・栄村役場で約300aの積雪となった。
 栄村の場合、3日間の連続降雪量250a、積雪量350aの基準には達していないが、昨年の大地震で多くの住家が損壊したことから、雪の重みで損壊が拡大する危険もある―として、対策本部の設置に踏み切った。

 この豪雪で雪下ろしのハシゴからの転落、機械除雪中の事故、屋根からの落雪による池への転落―などで、これまでに4人が死亡。先月29日夜には、地震で損壊し、付け替えが計画されていた栄村の中条橋が落下したほか、スキー場での雪崩、県・市道の通行止め、JR飯山線の運行規制などの事態も起きている。
 
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