TOP - 過去掲載記事 - 2012年01月21日号

1月21日号掲載記事
 
◆やまぶき保育園改造し若者住宅10戸 - 24年度完成へ実施設計予算化<木島平村>
 木島平村の芳川村長は、17日開かれた臨時村議会に、新年度から開園する新保育園の名称を「おひさま保育園」とする条例改正案と、住宅費として保育園統合後のやまぶき保育園跡利用で、若者世帯向けの住宅を建設するための実施設計費1365万円などを盛り込んだ、一般会計補正予算案を提案し、議決を得た。

 やまぶき保育園は、村の保育園統合で、新年度から新しく発足する「おひさま保育園」として、再スタートする。このため村では、公共施設再整備計画の中で、園の跡利用として若者住宅を整備することを決めた。園施設を改造する住宅は、若者・子育て世代を対象とする、65〜80平方bの2LDK10戸。子どもの遊び場やお母さん、保護者らの交流の場ともなるプレイルーム1室も整備する。改造整備費(外構・駐車場整備を含む)は約1億8000万円で、新年度予算に盛り込む。

 村では今回、実施設計費として1365万円を、今年度一般会計補正予算案に計上、議会の議決を得た。村ではことし6月にも工事の発注に漕ぎ着けたい考えで、住宅の24年度内の完成を目指す。同村の村営住宅はこれで21戸となるが、南部地区では初めて。

 同村には公営・民間の賃貸住宅に対する、一定条件を付した家賃補助制度があるが、村では今回の新たな若者住宅の整備に合わせ、家族数に応じて補助率を引き上げ、子育てを支援するための制度改正も検討している。

 芳川村長によると、若者住宅の整備は、定住環境を整えて村人口を増加に転じさせる「5000人プロジェクト」の一環。過疎債が使える平成27年度までの間に、総額約21億円の過疎対策事業を推進し、うち約8億円は過疎債を充てる方針という。
 
◆集中降雪で事故多発 - 羽広山で3b超に<飯山市>
 典型的な冬型の気圧配置に、強い寒気が断続的に入り込んだ影響で、北信濃地方は今冬、間断のない集中降雪に見舞われ、飯山市岡山羽広山では15日に積雪が3bを超えた。このドカ雪で、屋根の雪下ろし作業・ハシゴ昇降中の転落、除雪機械による2件の死亡事故が発生。住民生活にも大きな影響が出ている。

 16日までの観測データでは、15日の飯山市岡山羽広山での307aが最深積雪記録。同日朝、栄村役場で240a、野沢温泉村では14日朝に230aの、いずれも今冬最深積雪を記録した。飯山では16日朝、161aとなった=写真は温井で=。

 「18豪雪」以来ともいわれる今冬のドカ雪で、住民の死傷事故が急増。岳北消防本部のまとめでは、栄村横倉の仮設住宅で男性が屋根にかけたハシゴから転落、飯山市外様中曽根の民家で、除雪機で作業中の男性が、除雪機と壁に挟まれ、収容先の病院で死亡が確認された、2件の死亡事故を含めて、これまでに合わせて15件の、雪に起因する事故搬送があった。

 15件の事故のうち、最も多いのは屋根の雪下ろし・ハシゴの昇降中の転落で9件、次いで除雪機による事故(2件)、ロータリー除雪車の接触、除雪作業中の川への転落―などとなっている。重症・重態が4件あった。

 ことしは高齢者よりむしろ壮年層の事故が多く、関係機関では、雪下ろしの際のハシゴ固定、複数での作業と転落防止措置の徹底、除雪機の適正な操作と安全確認、道路除雪重機への接近回避、軒下通行時の頭上確認、屋根などからの落雪注意―など、雪事故を避けるための自衛措置を呼びかけている。
 
◆排雪場 - 北信濃風物詩<連載>
 例年ならばまだ、さほどには混まない時期である。

ことしはとにかく、車が引きも切らない、今1番のホットスポットとなっている、千曲川河川敷の排雪場。

 雪を満載したダンプと、ブルドーザーが入り乱れる。

降り過ぎた。

早くも路側の雪山排雪が始まった。

天気予報は雪だるまのオンパレード。

除雪道具の手入れをして、次に備える。
 
◆スキー黎明期の遺産 - 細川護立展が開幕<野沢温泉村>
 野沢温泉村の日本スキー博物館で、特別企画展「日本のスキー黎明期を支えた先人 細川護立」が始まり、初日となった15日、開会セレモニーとなどが行われた。

 細川家は室町幕府三大管領の一系として繁栄、肥後熊本の外様大名として幕末に至った名家。現18代当主は、第79代内閣総理大臣を務めた細川護煕さん。護立さんはその2代前の16代当主。当時としては数少ない華族出身の山岳・スキーの愛好者で、その草分け的な存在として、若い皇族や華族たちに登山やスキーの魅力を伝えてきた。

 細川家に伝来わる歴史資料や美術品などの文化財を管理・保存し、一般公開している東京都文京区の永青文庫で昨年、改修工事で館内を整理した際に、護立さんのスキー板とストックが見つかり、全日本スキー連盟に寄付。今回同連盟がスキー博物館に保管・管理を依頼した。

 展示では、パネルで護立さんのスキーとの関わりを紹介。護立さんが使っていた14組のスキーやストックが展示され、昭和6年に16_フィルムで撮影された、新潟県赤倉でのスキーの様子などが放映されている。

 同日は細川護煕さんの二女、石井裕子さんらが出席し、全日本スキー連盟専務理事の岡山紘一郎さんと富井村長に史料を贈呈した。富井村長は「貴重な史料、映像が野沢温泉村で保存・管理することができるのは大変光栄なこと。きちんと管理して、次の世代に引き継いでいくことが我々の任務だと思っている」と話した。

 石井さんは「護立候は熊本でいうところの『わさもん(早生者)』で新しモノ好き。ヨーロッパを訪問した際にスキーに出会い、熱中して日本に持って帰ってきたものだと思う。立派に展示していただいているので、たくさんの人に見ていただいて100年の節目に、また100年先に向けスキーの歴史を伝えていってほしい」とあいさつした。

 「日本のスキー黎明期を支えた先人、細川護立」展は5月6日まで。▽日本スキー博物館(野沢温泉スキー場内) 午前9時〜午後4時(木曜休館)/大人300円・小中学生150円。
 
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