TOP - 過去掲載記事 - 2011年12月24日号

12月24日号掲載記事
 
◆麻釜一帯に「高野辰之の世界」再現を - ふるさとの湯が竣工<野沢温泉村>
 野沢温泉村が麻釜地区の旧温泉健康館跡地に建設を進めていた「麻釜温泉公園・ふるさとの湯」が完成し、15日、オープニングセレモニーが行われた。

 温泉健康館の跡地利用について、村観光振興審議会(森行成会長)が▽温泉文化継承にふさわしい施設。「歩いて楽しいまちづくり」理念の具現化▽温泉の有効利用で本格的な浴場を目指し、営業収入が見込まれる▽麻釜地籍という「地域の特性(文化)が活かされること―を考慮し、基本コンセプト「四季の彩が感じられる温泉公園」整備を、村長に答申した。

 一帯は文部省唱歌「故郷」「朧月夜」「春の小川」「紅葉」などの作詞で知られる国文学者、高野辰之博士の「対雲山荘」があった所で、博士終焉の地。温泉公園は小川やビオトープなどを整備、ホタルやチョウが飛び交う「高野辰之の世界」を再現する計画がある。

 今回オープンした「ふるさとの湯」は、同公園(1917・3平方b)の核施設で、村内で14カ所目の外湯でもある。伝統の湯屋建築で、延べ床面積212・96平方b。設定温度42〜43度の「あつ湯」と、40〜41度の「ぬる湯」、露天風呂が、男女用それぞれある。有料でもあることから、男女各9カ所のシャワーブースを設けた。源泉71・6度の単純硫黄泉で、「かけ流し」が「売り」。総事業費は約1億600万円。

 オープニングセレモニーで富井村長は「ふるさとの湯のオープンは、整備工事が進行中の温泉公園の仮オープン。この麻釜一帯を温泉公園として整備したい。野沢温泉にはお客様を呼べる資源が豊富にある。散策や湯巡りを楽しんでいただく資源の1つとして、温泉観光地再生の1拠点として、期待している」とあいさつした。

 また、森観光振興審議会長は「来年はスキー伝来100年の記念すべき年。ここは高野辰之終焉の地であり、温泉公園に小川やビオトープなどを整備し、『高野辰之の世界』を再現できればいい」と、述べた。
 ふるさとの湯は午後2時〜午後9時(最終受付午後8時半)の営業で、利用料金は大人500円、子ども300円(乳幼児無料)。
 
◆再試験では脱臭・堆肥化試験を - 渠ム山堆肥センター試験運転<飯山市>
 飯山市・木島振興委員会(市川孝美会長)は、16日付で阿部守一知事に対し「渠ム山堆肥センターの試験運転の対応について」とする要請を行った。

 この中では、堆肥センターの操業再開に絶対反対の立場であることを改めて明言。12月6日からの試験運転についても、県が許可条件を付すに必要なデータを得るためのもので、やむを得ない―としたもので、ストックヤード棟での試験は行っても、工場化はあくまで反対で、容認できない―と、記している。

 そして、今回試験運転では県が手配した下水道汚泥が、高度処理させた消化汚泥であることが判明したため、新たに汚泥を入れて堆肥化再試験を実施したい―としたことは、材料手配の初歩的ミスで、このようなことでは信頼の回復につながらず、今後は地元木島地区住民の納得を得てから進める、という、県民目線での対応―を要請している。

 今回の堆肥化再試験に至る経過、再試験の日程、地元住民として納得がいかない脱臭試験に対する指摘に関して、文書での回答を求めるとともに、年明けの再試験では脱臭・堆肥化試験となるよう、要請している。

 この脱臭試験については地元が、可能な限り実際の操業に近い状態での、汚泥発酵による脱臭試験を要望。発酵過程での臭気を脱臭装置運転で測定する必要がある―とした。

 が、今回試験では、薬液脱臭装置手前で理論値の硫化ガス・アンモニアガスを、ボンベから注入、脱臭装置を通過した空気及び敷地境界における空気を採取し、臭気を測定するものだった。これは脱臭装置の性能確認試験であり、本来装置設置業者が納品時に実施するもの。地元が心配する堆肥発酵時の悪臭は、全発酵マスで発酵過程において発生する、各マス及び施設全体に充満した臭気を排気、脱臭しなければ意味はない―と、要請書は指摘する。ボンベを各マスに設置し、フル操業時と同様のブロア送風と、ダクト吸引した状態で、脱臭装置を通過させ、臭気測定しなければ、施設の脱臭試験とはいえないと考える―と、している。
 同センターの今回試験運転について、県から報告を受けた足立市長は、木島振興委員会と同様の指摘を行い、あくまでも地元の納得が得られる対応を、県に求めた。
 
◆冬至の雪 - 北信濃風物詩<連載>
 いくら待望の雪といったって、一度にこんな降らんだっていんじゃねえかい―と、思わず愚痴が出るほどの雪だった。

そして、20日は1日中降りっ放しときた。

確かに適期で、スキー場は当面、これでしのげるだろう。

安堵である。

 ただ、1度降ってしまえばドカ雪だろうが何だろうが、覚悟が決まる。

でもほどほどに。
 
◆男性用露天風呂広く - 馬曲温泉リニューアル<木島平村>
 高社山から木島野一帯を見晴るかす絶佳の眺望が人気を集め、かつて「雪景色が素晴らしい露天風呂東日本の部第1位」にも選ばれた、木島平村の馬曲温泉で17日、男性用露天風呂拡張工事の竣工式が行われた。

 これまで、女性用と比べて全体的に狭く、混雑時にはゆっくりくつろげない―などの声もあった男性用露天風呂。信州・長野県観光協会に事業を委託し、総工費約1680万円を投じ、浴槽(16・2平方b)、湯上がり場(28・2平方b)を新設した。

 雪の中での竣工式で芳川村長は「馬曲に温泉が見つかって、来年で30年になる。眺望の素晴らしさは村民の自慢であり、根強いファンも多い。施設の充実を機に、多くのお客さんが来てくれることを期待している」と、あいさつ・指定管理者の木島平観光梶A湯本秀司社長は「馬曲温泉の自慢は眺望・人情・エコ・郷土食」と述べ、これを活かした誘客に意欲を示した。馬曲温泉公園・望郷の湯は入館料大人500円、小学生200円。営業時間は3月31日までの間、午前7時から午後9時(最終受付午後8時半)。毎月第2水曜日が定休日となっている。
 
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