TOP - 過去掲載記事 - 2011年12月17日号

12月17日号掲載記事
 
◆夢と希望のもてる復興ビジョンを - 災害復興計画策定へ<栄村>
 ―震災からの復興は、一刻も早く避難生活や仮設住宅での生活を解消し、被災者の生活再建を図るとともに、社会基盤の本格復旧、地域産業の再生、さらには少子高齢化による人口減少など、中山間地の抱える問題について、長期的視点に立ち、段階的かつ着実に取り組むことが必要。村の復興に向けて、夢と希望のもてる復興ビジョンを示すことで、村が一丸となって復興に向けた村づくりを推進する―。

 栄村はこのほど、村民がこれからも安心して栄村に暮らし続けられるように、被災者の1日も早い生活再建、地域コミュニティーの維持を最優先に考え、さらに集落から元気を取り戻し、活力と魅力溢れる村づくりを目指す「栄村震災復興計画」を策定する方針を明らかにした。

 復興計画は▽村民の暮らしの早期再建▽災害に強い安全で安心な村づくり▽災害をきっかけとした、活力のある村づくり▽中山間地域の新たな復興モデルの創造―を、策定の基本的視点(考え方)とする。平成25年度から29年度までの5カ年計画で、震災被害があまりにも甚大で、全村に及んでいる状況にあり、震災からの復興は緊急かつ最大の課題であることから、当面はあらゆる施策に優先して進めることとし、その後、計画内容を総合振興計画(後期基本計画)に反映させる。

 震災復興計画の策定に当たっては、関係機関・団体の有識者と、公募の村民で構成する策定委員会を設置し、復興計画に関する事項について、調査、検討する。住民参加の方法として▽村民意向調査▽集落・仮設住宅入居者との懇談会▽車座集会▽パブリックコメント(意見公募、村民への情報提供及び意見聴取)―を謳っている。
 
◆1450足の靴下カバーを被災地へ - <笑顔プロジェクト>
 笑顔プロジェクト(小布施町/林映寿代表)がことし夏から取り組んできた「被災地の子どもたちに手編みの靴下カバーを贈ろう」の活動で、目標の700足を大きく上回る1450足の靴下カバーが集まり、10日、木島平村の保健センターで仕分けと包装作業が行われた。

 「寒い冬を迎える被災地の子どもたちに、手編みの靴下カバーをプレゼントしたら、足元が温かく、勉強にも専念できるのでは」―と考えた。北信地方では冬の間、編み物に趣味と実益を兼ねる女性も多く、思いのある人や、その技術を生かしてくれる人を募る―というところから始めた活動。木島平村で最初の講習会が行われ、飯山市、栄村、中野市などに広がりを見せた。

 当初700足を目標としていたが、プロジェクトの活動を知った県外の編み物サークルや個人などの協力もあって、活動は盛り上がり、最終的に1450足ほどの靴下カバーが集まった。

 同日は、ボランティア50人ほどが、宮城県女川町の小・中学校、保育園に贈る、合わせて約1000足と、栄村の高齢者独居・夫婦世帯、仮設住宅入居者に贈る約450足の仕分け・包装作業を行った。

 笑顔プロジェクト飯山支部の伊東ゆかりさんは「『現地には行けないけれど、自分の出来ることで、被災者の方々に思いを届けられるのなら』『被災者の方々を思い、一編み一編み心を込めて編みます』など、皆さんの温かい思いに励まされながら、この活動を続けてくることができました。活動を通してたくさんの絆が生まれ、ボランティア同士の輪が広がりました。賛同して下さった方、ご協力いただいた方々に心から感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 この日仕分け・包装された靴下カバーは、今月16日に宮城県女川町に、栄村には12月末までに届けられることになっている。
 
◆羽休め - 北信濃風物詩<連載>
 「冬の使者」と呼ばれることもあるハクチョウ。

初冬に南下し、早春に北帰行する際にこの地を訪れてくれる。

数羽から、昨年は100羽を超える群れが来て、水田に数日間羽を休めた。

何かをついばむように水田や水路などを歩き回り、しかし、警戒は怠らない。

無事な旅を祈りたい。

来春再びこの地で羽を休め、北国へ帰ってほしい。 
 
◆飯山スキー発祥100周年展開会式 - 更なる100年に向けて<飯山市>
 旧制飯山中学(現飯山北高)教諭だった市川達譲が明治45年1月12日、新潟県・高田13師団のスキー講習会に参加。同23日、持ち帰ったオーストリア式スキーで、県内では初めて飯山城址で滑走してから、来年でちょうど100年を迎える。これを記念する、飯山市ふるさと館の企画展「飯山スキー発祥100周年展」が6日から開幕し、9日、関係者が参加して開会式が行われた。

 式で月岡寿男飯山スキー100周年実行委員会副会長(副市長)は「スキーはそれまで出稼ぎとワラ細工だった冬の暮らしを変えた。スキー場開発、農家民宿は今ある市の基礎を築いた。この会場に多くの市民の皆さんにお出でいただき、先人たちの軌跡を知ってほしい。今企画展を起爆剤に、さらなる100年に向けて、スキーの振興が図られればいい」と、あいさつした。

 100周年展では、英岩寺・神明ケ丘・塔ノ原などのスキー場とその変遷、家具職人・建具職人が始めたスキー製造の史料などから、オリンピック選手、山田大禧さん、竹内択さんがオリンピックジャンプ競技で着用したスーツなどが展示される。竹内さんがテレビカメラに向けて差し出した「応援ありがとう!」の文字が書かれた手袋が、感動を思い起こさせる。
 
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