TOP - 過去掲載記事 - 2011年12月10日号

12月10日号掲載記事
 
◆「あきらめない勇気」をお届けします - 「福幸そば」販売へ<栄村>
 ことし3月12日未明の大地震で、水稲栽培が出来なくなった栄村の水田で、代替作物として栽培されたそばが、乾麺「福幸そば」として商品化され、5日から売り出された。

 同村では、地震により約30fの水田で地盤に亀裂が入ったり、段差が生じたり、また、農業用水路や畦などが損壊して水稲栽培が出来なくなった。

 村では被害田の遊休地化を防ぐため、また、農家の生産意欲維持にも向けて、関係農家と協議し、畑を含めた村内約18fで、そばを作付けした。

 今回、水田約2・7fを中心に収穫されたそば粉約1・6dを、原料として乾麺を製造し、復興に向けた1つのシンボルとして売り出すことを決めた。乾麺は村民の「災害に負けない気持ち」「村の復興支援にご協力いただいた、多くの方々への感謝の気持ち」、さらには多くの人たちの「幸福」への願いを込めて「福幸」と名付けた。

 「北信州栄村福幸そば みどり豊かな 心やすらぐ栄村」の文字と、村びとらの顔が描かれたパッケージは、そば栽培などにボランティアで協力した信州大学農援隊の学生たちが考案した。

 福幸そばは200c入り(2人前)1袋で300円(税込み)、200c入り20袋で6000円(同)。森宮野原駅交流館、道の駅「物産館またたび」で販売している。

 ―震災で被害を受けた水田に、今年はソバを播きました。その実りのように、復興の歩みを毎日進めています。あなたのそばに栄村。あきらめない勇気をお届けします―。パッケージの裏には、村民からの復興に向けた力強いメッセージが記されている。
 
◆「うまい米づくり」に意欲も - 美味いお米コンクール関東甲信越静大会<木島平村>
 ―東日本大震災に伴う福島第1原発事故による農産物汚染、風評被害などが関東から甲信越静地域まで広がっている中で、美味しい米作りに精励する生産者が一堂に会し、安全・安心で美味しい米を日本全国、海外の消費者に発信する―。

 木島平村で3日、「平成23年度瑞穂の国 美味しいお米コンクール関東甲信越静大会inきじま平」が開催された。同村・同村農村交流型農業推進協議会が主催した。

 今大会には、群馬・栃木・静岡・神奈川・埼玉・千葉・新潟・茨木や地元木島平村、飯山市などから、団体の部を含め、合わせて324点の出品があり、個人部門では栽培履歴確認の第1次、食味測定器による第2次、味度メーターによる第3次審査を経て選ばれた上位21点の、食べ比べによる最終審査が行われた。

 米食味鑑定士、お米マイスター、栄養士、料理研究家、調理師ら16人による食べ比べの最終審査には、個人部門で木島平村・飯山市の4人と、団体の部で木島平村の2団体が残ったが、金賞は個人の部で長野県安曇野市・同松川村・群馬県川場村の4人に、団体の部は叶痰ルたか(川場村)に贈られた。学校部門では木島平小学校が安曇野まつかわ農業小学校に競り勝ち、金賞を受賞した。

 地元出品者の入賞は次の通り(敬称略)。
 〔個人の部〕▽銀賞竹内昭芳(木島平村)▽銅賞 小林英明(同)、佐藤嘉一(飯山市)、沼田浩徳(同)

 関東甲信越静を中心に米作農家や米穀商、農業機械メーカー、行政、農業関係者ら約400人が参加したコンクールでは、木島平村食生活改善推進協議会、ブランド米研究会、村職員らが食べ比べ米の炊飯など裏方役を務め、大会を支えた。

 芳川村長は「全国的なコンクールに出品することで、うまい米作りに向けての意欲が高まり、張り合いにもなっている。全国の米どころと切磋琢磨して、よりうまい米が生産できるよう期待したい」と、話した。
 
◆師 走 - 北信濃風物詩<連載>
 高社山が何度か白く装われた。

天気予報はここに来て西高東低の冬型気圧配置。

「くるぞ、くるぞ」と、思いながら待つ雪。

1度降ってしまえば居直ることが出来るのに、どうも落ち着かない。

高社を見上げて並ぶお地蔵さんは、雪帽子をかぶってすっかり冬支度。

既に師走。

カレンダーは1枚になり、師走も残りわずかとなった。
 
◆「伝統の技」受け継いで - 外様地区社協でしめ縄づくり<飯山市>
 飯山市の外様地区活性化センターで4日、地区社会福祉協議会が主催する「しめ縄を作ろう」講習会が行われ、お年寄りたちの秘伝の技が伝授された。

 講習会は地区公民館、子ども会育成会、更生保護女性会などが協力、お年寄りと子どもの集い―として、この時期毎年行われているもので、親子や幅広い年齢層の約40人が参加した。

 生活界を清浄にして悪疫を防ぐ―とも言われるしめ縄はかつて、この地方の農家で自家用に作られていたが、生活様式の変化や作り手の減少などから、近年は市販ものが主流となっている。

 同日はお年寄りを講師に、親子や孫と祖父母らに加えて、毎年手作りのしめ縄で新年を迎える「常連」さんたちが、地区内産のスゲを編む技を学んだ。会場ではまた、ナンテンやマツを飾りにした正月飾りに挑戦する人の姿も見られ、ひと足早い正月ムードが漂っていた。
 
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