TOP - 過去掲載記事 - 2011年10月29日号

10月29日号掲載記事
 
◆災害時の飲料水供給で協定結ぶ - 野沢温泉村と北陸コカ・コーラボトリング社<野沢温泉村>
 野沢温泉村と北陸コカ・コーラボトリング鰍ヘ14日、災害時における飲料水供給に関する協定を結んだ。

 協定は野沢温泉村を「甲」、北陸コカ・コーラボトリング鰍「乙」とし、野沢温泉村で震度5以上の地震、または同等以上の災害が発生、もしくは発生するおそれがある場合、甲の災害対策本部から飲料水提供について要請があった時、乙は▽地域貢献型自動販売機(メッセージボード搭載型)の機内在庫製品を無償提供する▽乙は第1条の要請があった時は、保有飲料水(協議により有償)の優先的な安定供給及び運搬について、積極的に協力する―などを内容としている。同日は北陸コカ・コーラボトリング鰍フ畑正信長野地区本部地区本部長、長野支店長らが村を訪れ、役場会議室で富井村長と、協定書に調印を交わした。

 富井村長は「地域密着型の会社の姿勢は、自販機の企業カラーを、当村が取り組むまちづくり景観形成事業を尊重し、変えてくれたことでもわかる。安全・安心の観光地づくりを進めるうえでも(今回協定は)心から感謝している」と述べた。

 また、畑本部長は「協定は県内にも定着、普及しつつある。自販機は遠隔操作で飲料水を提供できるほか、情報伝達の機能がある。地域貢献の精神で、野沢温泉村を応援させていただきたい」と話した。

 同日は調印式の後、役場1階ロビーに設置された地域貢献(災害対応)型自販機がお披露目され、災害時の機内飲料水の提供や、緊急時情報提供機能のデモンストレーションが行われた。
 
◆総合的・複合的対策を - 栄村で震災復興へのシンポジウム<栄村>
 16日、栄村で「長野県北部地震・栄村シンポジウム 復旧・復興の現状と今後の課題〜震災後7カ月を経過して」が開催された。

 信州大学の中山間地域プロジェクトと栄村が主催したもので、同プロジェクトが行ってきた被災調査や集落調査の結果をもとに、これからの復旧・復興のあり方を、住民を交えて考えていこう―と、開かれたもの。

 シンポジウムを前に、同プロジェクトに携わる信大名誉教授の木村和弘さんが、今回のシンポジウムのねらいについて「地震被害で、農地の被害などをよく耳にするが、農家は農地だけでなく、住宅、倉庫、共同施設なども同じく被害を受けている。単一的な対策でなく、総合的・複合的な対策が求められている。このシンポジウムが復旧・復興に向けた村の方向性を知り、今後のビジョンや計画を考える場になるといい」と述べた。

 パネルディスカッションでは、栄村4地区の住民と、信大農学部助教の内川義行さんが、震災後の各地区の取り組みと今後の展望を話し合った。この中で▽国の現行では壊れたものを以前と同じ状態に戻す「復旧」で終わってしまっているが、どうせ直すのであれば、よりよいモノになるような「復興」の取り組みを入れることはできないだろうか▽震災後、水田がクラックで作付けできずにいたが、JAや村・県、農機具メーカーの協力でソバを撒き、収穫することができた。このことが喜びになり、これからの農業に期待がもてた。復旧を急いでほしい▽まちなかの生鮮食料品店が無くなるなど、生活は不便になった。商店の減少が栄村の衰退につながるのではないかと危惧している―などの話が聞かれた。

 同日午前中には役場前広場で栄村収穫祭が行われ、村産の農林産物、特産品、加工品などの販売や、栄太鼓の演奏、きのこ汁のふるまいなども行われ、通りがかりの観光客などでにぎわいを見せた=写真左=。
 
◆農 尊 - 北信濃風物詩<連載>
 若い人たちが集う所には、まぶしいほどの輝きがある。

地域に密着した、高校の学園祭。若者たちが演じてくれるサプライズ、感動さえ誘われる1ショットを期待して訪ねる。

中でも幼子と若者のふれあう構図が好きで、シャッターを押しまくった。

ここに来ると、自然に農園や畜舎に足が向いてしまう。

農の尊さを知る。
 
◆市民300人新幹線実感 - 菜の花大橋まで新幹線ウォーク<飯山市>
 北陸新幹線飯山トンネルの貫通に続き、千曲川第5橋梁(菜の花大橋)の架設も完了した今、4年以内の開業に向けた、市民のまちづくり意識を高めたい―と16日、飯山市民約300人が参加して「北陸新幹線長峰トンネル・菜の花大橋ウォーク」が行われた。

 トンネル・千曲川橋梁に加えて、1部でレールの敷設工事が進む新幹線建設工事。今後の工事日程や工事内容などを考慮すれば、市街地部分での工事現場を一体的に見学し、歩くイベントは今が好機―と、市・市教委・北陸新幹線飯山駅周辺まちづくり市民協議会が主催し、市民約300人が参加した。

 同日は新幹線飯山駅駅舎を基点に「普通」「ゆっくり」の各2班ずつの班編成で、駅舎2階の改札・待合室・駅務室などコンコース(中央ホール)=写真下=、3階のプラットホーム階などを、鉄道・運輸機構北陸新幹線建設局職員の説明で見学。プラットホーム階では、既にレールの敷設工事が進んでいる長峰トンネルの近くまで歩き、工事の様子や施設・機器、周辺の景観などを見た。

 また、菜の花大橋では千曲川付近まで歩き、機構・工事業者が特設した高架の展望台から千曲川や飯山市街地、中野市方面を展望、記念写真のシャッターを押した。

 この日市民が歩いたのは、長峰トンネル〜菜の花大橋中間点までの1050b。現場では給排水・電気など施設や路盤整備、プラットホーム工、防音壁工などが急ピッチで進められており、北陸新幹線飯山駅開業の間近いことを実感させた。

 参加者には親子連れ、駅近くの隣組仲間、観光・まちづくり組織関係者らもいて、飯山線との連結、コンコースの構想、新幹線軌道の雪対策―などに関して、機構職員らに質問を寄せていた。
 
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