TOP - 過去掲載記事 - 2011年10月15日号

10月15日号掲載記事
 
◆小水力発電推進へ「総合特区」共同申請 - 飯山市、栄村、野沢温泉村などと信州大工学部<飯山市・栄村・野沢温泉村>
 水利権許可手続きの簡素化など規制緩和、事業への財政的支援などを制度化している国の「総合特区」。飯山市、野沢温泉村、栄村など県内6市町村と信州大学工学部は先月30日、小水力発電の推進に向けて「総合特区」を共同申請した。


 いずれも信州大学工学部が関わって小水力発電事業を推進、検討してきた市町村。小水力発電を推進するに際しては、河川法に基づく河川管理者の許可が、農業用水などを活用する場合は、水利権者の合意が求められる―など、手続き的な課題があった。

 飯山市など6市町村、信大工学部は今年度、「信州小水力会議」を立ち上げ、事業推進に向けた環境整備の一環として、小水力発電推進の隘路の1つにもなっていた水利権許可申請手続きの煩雑さ、許可までの期間の長さなど課題を打開するための方策ともして「特区」申請を決めた。

 飯山市は平成16年度に新エネルギービジョンを策定し、岡山地区で落差を利用したマイクロ水力発電、新幹線飯山トンネル湧水の発電利用、さらに万一の災害に備えた、水道施設の非常用電源として、上水道送水管の高低差を利用するマイクロ水力発電導入の可能性―などを探る「豊富な水量を活かした中小水力」導入プロジェクトとの取り組み方針を決めた。今回の「特区」申請に、足立市長は「年間の流量確保が課題の1つだが、寒川あたりの立地が期待できるのではないか」と話す。

 野沢温泉村はことし、温泉や雪などの自然資源を将来に守り続けるために、これをエネルギーとしても活用する「地域新エネルギービジョン」の策定事業をスタートさせた。この中では、中小規模水力発電も検討されており、富井村長は「中学校・下水道終末処理場近く、まくね川あたりはどうかと考えている。具体的な検討を待ちたい」と、話す。

 また、栄村では一昨年、県が北野天満温泉に湧水を利用した小水力発電施設を設置、電力を温泉施設の照明などに活用している。
 
◆伝統受け継ぐ若者の姿が… - 野沢温泉道祖神祭りのご神木伐採・引き出し<野沢温泉村>
 毎年1月15日に行われる国の重要無形民俗文化財「野沢温泉・道祖神祭り」で、社殿を支えるご神木の伐採、引き出し作業が9日、上ノ平高原湯の峰地籍で行われた=写真=。

 同日はことし本厄の牡丹会、昨年の月光会、来年の郷愛会と、25歳の竜成会メンバー合わせて約110人、野沢組惣代らに加えて「道祖神祭り御神木伐採見学とブナの森散策ツアー」一行約40人が参加した。

 神前に伐採道具や神酒、白米などを供えて拝礼する神事の後、事前に下見して決めてあった、姿形の優れたご神木のブナ5本を伐採した。ご神木は幹の直径約30a、高さ約18bのブナで、伐採したうちの2本は、来年1月13日に行われる「里引き」用としてスキー場に置かれた。

 同日はご神木に加えて社殿の桁材の伐採、引き出しも行われ、年齢層ごとにお揃いのつなぎ姿の若者たちが演じる伐採、枝打ち、引き出しの、勇壮な作業に見入るツアー客の姿が見られた。
 
◆煙立つ - 北信濃風物詩<連載>
 水田地帯のいたるところから煙が立ち上る。

田終いとも言っていいのだろうか。

収穫の残渣をかき集め、畦を焼く。

日によって水田地帯は煙に覆われて、視界をふさぐこともある。

作立ちのころの野焼きも含めて、大地に生きる暮らしの知恵の1つなのだが、時代の変遷とともに異質の視線が注がれるようにもなった。

価値観が複雑化しているようだ。
 
◆オカリナとの協奏も - みゆき野吹奏楽団コンサート<飯山市>
 飯山市消防音楽隊を前身として発足してから24年、現在の吹奏楽団となって14年目を迎える「みゆき野吹奏楽団」のコンサートが9日、飯山市民会館で開催された。

 これまで地区、学校、医療・福祉施設などの音楽イベントなどに出演し、音楽を通した地域コミュニティーづくりにも貢献してきた。

 今回コンサートでは、オカリナ奏者江波太郎さんとのつながりから、サックス・オカリナ奏者の小峰松太郎さん、小林洋子さんをゲストに招き、プロの演奏と、初の試みであるオカリナとの協奏を実現した。

 大震災被災地東北の、1日も早い復興を励ます民謡の数々、ミュージカルから「ど演歌」、テレビドラマの主題歌などまで多彩なプログラムで、約250人の聴衆を楽しませた。
 
 【その他のニュース】
■刈羽原発に近い飯山市に - 放射線量測定のモニタリングポスト
■地元の同意・市との協議/県に指導を要請 - 渠ム山堆肥センター操業再開問題
【道しるべ】 - 国の責任で安全保証を
■手洗い・うがい効果的 - 飯山市で放射線の健康への影響テーマに講演会
■「自慢の米」で応募を - 美味しいお米コンクールin木島平
■「手編み靴下カバー」協力を - 飯山社協で編み方講習会
■若手高齢者の会員拡大も - 第40回飯山市老人クラブ大会
■北信濃3村にチェックポイント - 著名人参加のクラシックカーレース
【第10回JA北信州みゆき「元気カップ」少年野球大会】
■菜の花の明るさ招く渡し舟 - いいやま投句大会
■飯山Aが8連覇飾る - 飯山市駅伝大会
■「義援金」1万件超え - 飯水柔道連盟が栄村に義援金
◇北信濃歌壇
 ◇白珠短歌会十月詠草
 ◇木島平村短歌会詠草
◇奥信濃今昔ばなし - 母子地蔵A
◇ふりむいた人
◇今週のスポーツ
◇伝言板
◇らくがき
◇飯山中央市場提供「今週の地場産物市況」

TOP - 過去掲載記事 - 2011年10月15日号