TOP - 過去掲載記事 - 2011年08月20日号

8月20日号掲載記事
 
◆高齢化・重度化・低水準の年金収入 - 高齢者実態調査<飯山市>
 市内高齢者(介護施設等の入居者を除く)の生活実態、介護サービス利用の実状、意向をは握し、高齢者が安心して生活できるための保健福祉サービスの充実、支援が必要な人への早期対応に向けた施策の構築、今後の老人福祉計画・介護保険事業計画策定のための基礎資料とする―ことを目的に、飯山市が実施した高齢者実態調査の結果がまとまった。

 同市の高齢化率(65歳以上の人口の、全人口に占める割合)は、平成22年国勢調査で30.6%。要介護・要支援認定者は高齢者の約18%に当たる1296人。

 今回の「居宅要介護・要支援認定者等実態調査」「元気高齢者等実態調査」は、65歳以上の在宅要介護・要支援認定者全員971人と、同在宅元気高齢者・特定高齢者1180人を対象に、昨年12月からことし1月にかけて、訪問・郵送で行った。要介護・要支援認定者で92.17%、元気高齢者で83.38%の回答を得た。

 結果を見ると、要介護・要支援認定者の平均年齢は84.3歳で、県平均と比べて0.8歳高い。回答者の要介護度は3〜5の重度者が38.8%で、県の集計と比べ、重度者の割合が高い。

 その一方、保険料の段階で基準額以下の人が圧倒的に多い。要介護・要支援認定者、元気高齢者とも国民年金の比率が高く、年金収入水準が低いことがうかがえる。

 介護・介助が必要になった主な理由としては@高齢による衰弱A脳卒中B認知症―の順。県集計と比べて、全体的に健康に気を遣っていた人は少なめだった。

 介護サービスでは「必要なサービスを十分利用している」と答えた人が68.3%。デイサービスが最も多く、ショートステイがこれに次ぐ。サービスの不十分な点ついては「予約がいっぱいで、利用できなかった」―が、22%あった。

 介護認定を受けた人の35.6%は「万一の時にスムーズに在宅サービスが受けられるよう、安心のために認定を受けた」とみられる。施設への入所希望では「家族に迷惑をかけたくない」が、53.7%と最も多く、家族も「介護の時間がとれない」が42.1%となっている。希望する施設は、自宅近くの小規模個室施設、料金が安い相部屋施設、大規模なユニット型個室施設―など多彩。元気高齢者では、自宅介護志向が強い。

 全体的には在宅で、必要な時にショートステイやデイサービスが利用できるシステム整備が求められている。サービス水準の維持のためには、介護保険料の引き上げもやむを得ない―とする人は、要介護・要支援認定者で42%だった。
 
◆一緒にがんばろう栄村! - 栄村復興祈念花火大会<栄村>
 12日、栄村で復興祈念花火大会が開催され、約500発の花火が夜空を彩った。
栄村、みゆき野青年会議所、栄村復興支援機構「結い」などで構成する同実行委員会(福原洋一委員長)が主催した。

 震災被害に遭った村民に、少しでも元気を出してもらい、希望をもって復興に向かってほしい―と、企画された。飯山市常盤・巨M濃煙火製作所の協力で、日本煙火協会に加盟する県内11企業から花火の提供があり、また、80社ほどの企業が協賛した。会場では、栄村復興支援機構「結い」のボランティアスタッフらが、カキ氷などを振る舞い、上田市の保育園などの子どもたちから贈られた、手作りうちわが来場者に配られた。

 仮設住宅の並ぶ農村広場のすぐ隣り、栄小学校のグラウンドを会場に行われた花火大会では、最初に「榮太鼓」「栄ふるさと太鼓」の演奏が行われ、演奏を前に榮太鼓の島田美香さんがあいさつ、「震災から5カ月。この栄小学校のグラウンドでこのようなイベントが出来るのが夢のようです。たくさんの人に応援してもらい、栄村は少しずつ復興の道を歩んでいます。ことしは春から色々なイベントに呼んでもらい、演奏する機会がありましたが、栄村で演奏するのはきょうが初めて。感謝の気持ちを込めて精いっぱい演奏させていただきます」と話し、多くの村民が見守る中、迫力ある演奏を披露した。そして、演奏終了と同時に仕掛け花火が点火され「一緒にがんばろう栄村」の文字が浮かび上がった=写真上の左=。その後の花火大会では、目の前で次々と上がる大輪の花に、観客から拍手や歓声が上がった。

 イベント終了後には、来場した子どもたちに花火のプレゼントも行われ、うれしそうに持ち帰る姿が見られた。
 
◆処 暑? - 北信濃風物詩<連載>
 まだまだ、酷暑は去る気配を見せない。

ここにきて、やけに蝉鳴がかまびすしくなった。

網戸まできて、これ聞こえよがしに鳴いている。

「うっせえな。あっちんだよ」と言ってはみても、痛痒も感じない。

ヒマワリも少し疲れ気味か。

秋が立っても、夏は終わらない。

暦のうえでは「処暑」なのに、太陽さんはまだ元気そのもの。
 
◆帰省する子供や孫に - 「盆花」のやなぎはら朝市<飯山市>
 「盆花」を中心に、お盆を迎えるための夏野菜や果樹、笹餅などの伝統食が並ぶ、飯山市柳原の「やなぎはら朝市」が迎え盆の13日、JA柳原出張所集荷場前広場にオープンした。

 同朝市は、JR飯山駅広場のふれあい朝市などとともに、盆花が揃うことで知られる。ことしはアスターやオミナエシ、キク、グラジオラスなどに加えてハスやワレモコウなど、多彩な花が並んだ。

 店舗は軽トラの荷台で、中には一時、買い物客30人ほどが行列をつくる店もあって、「大丈夫? 花なくならないかな」と、心配する人も。

 市では花のほかジャガイモやタマネギ、キャベツ、ダイコンなどに加えてリンゴやスイカ、シマウリなども販売され、「お盆には子どもや孫たちが帰ってくる。たまの帰省なので、おいしいものをたくさん食べさせたい」と、買った食材を段ボール箱いっぱいに詰めて運ぶおじいちゃんがいた。
 
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