TOP - 過去掲載記事 - 2011年08月06日号

8月6日号掲載記事
 
◆「峠の合戦食」でブランド化を - 飯山商議所・無限大プロジェクトで調査・研究へ<飯山市>
 飯山商工会議所は先月29日、中小企業庁の「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト事業『峠の合戦食』開発プロジェクト調査研究事業」を立ち上げ、プロジェクト委員会の初会合を開いた。

 同事業は「飯山市の歴史、文化が育んできた幻の富倉そばや合戦食・笹寿司を観光資源としてとらえ、『峠の合戦食』として新たなブランドの確立を図り、着地型観光に結び付けるとともに、交流圏の拡大に対応できるような体制を整える」を目的にするもの。

 富倉そばや笹寿司は今、集落の高齢化で伝承の担い手不足が深刻化、存続の危機にある。今回の調査・研究事業では、そばと笹寿司を地域資源として位置付け、さらに新しい商品開発を加えることで「峠の合戦食」として、新しい食のブランド開発と取り組むもの。古道や峠、信越トレイルなどを活用した「歩く旅」、スローツーリズムといった旅のスタイルを調査・研究し、着地型観光に結び付ける。

 具体的には▽富倉そば・笹寿司や、地域に眠る郷土食の歴史的役割、効用▽原材料の生産体制の確立▽新たな「峠の合戦食」としての商品開発と販売体制の確立▽企業・住民の意識―に関する調査・研究を行う。

 この中では伝統食の、健康に関わる効用の研究や、そば粉・オヤマボクチ・ゼンマイなどの生産状況に基づく、今後の栽培計画、地域商標などの知的財産権の取得―などについて、具体的に取り組むことが提言されている。総事業費は360万円。

 委員に商工会議所、市、JA北信州みゆき、飯山食文化の会、富倉・柳原区長会など代表が委嘱され、同日の初会合で会長に上野和則商議所専務理事、副会長に丸山信一市経済部長が選ばれた。
 
◆歌と交流で結んだ絆 - 県内5中学校200人の歌声<栄村>
 震災被災地栄村の住民に落語やマジックで笑顔を誘い、復興への英気を養ってもらえれば―と先月30日、栄中学校でJA北信州みゆき主催による栄村応援イベント「栄村ガンバロウ」が開催された。

 地域の農業、暮らしを支えるJAとして、震災直後から組織を挙げての緊急対応、支援活動と取り組んできたが、復興事業が具体化する今、地域連携に向けた心の支援を―と、栄中学校の「絆音楽祭」に合わせて開催された。イベントでは音楽祭をはさんでマジックや落語「ガンバ栄亭演芸会」が行われ、訪れた村民を笑いでもてなした。

 栄中生徒会が、多くの県内小中学校から、応援メッセージや義援金、支援の申し入れが寄せられことに感謝し、栄村の元気と希望を伝えたい―と企画した「絆音楽祭」。

 須坂市の相森中・墨坂中、長野市の柳町中、松本市の開成中・信州大学付属松本中―の5校と栄中の、合わせて6校、約200人の中学生が、歌に絆を結んだ。栄中の大庭直也生徒会長は「3月12日の大地震で大変なことがありました。が、多くの方々から義援金やメッセージなどをいただいて、勇気付けられました。その中で、栄村の中学生として自分たちに何かできることはないか―と考え、きょうの音楽交流会になりました。楽しく交流を深めたいと思います」と、歓迎の言葉を述べた。

 音楽会では参加5校が、1部教職員も加わって校歌や学校を紹介。その中では「フレーフレー栄中」のエール、千羽鶴や義援金、寄せ書き、さらに「皆さんの復興に向かう姿に感動しています。私たちに何かできることがあれば、声をかけて下さい」というメッセージも寄せられた。

 こうした、中学生仲間のエールに応えて、栄中48人は復興への決意を込めた「空へ」、感謝の思いを込めた「君に伝えたい」の合唱を披露。音楽祭は会場と一体になった「故郷」の大合唱で、幕を閉じた。
 
◆林の線香 - 北信濃風物詩<連載>
 会場に着いた時には雨が当たっていたが、瞬時にして止み、木洩れ日さえ降り注いだ。

ブナ林の中のコンサート。

蝉時雨に混じる耕運機の音さえ妙に心地よく、眠気を誘われた。

 鼻腔を刺激したのは確か、蚊取り線香。

周囲を見回すと、近くの潅木の枝に、渦巻きが架けられてある。

大自然の中の蚊取り線香。

軽い違和感に苦笑した。
 
◆未来のJリーガーが集結 - U-12サッカーフェスティバル大林カップin木島平<木島平村>
 8月1日、「U―12サッカーフェスティバル大林カップin木島平」が、やまびこジュニアサッカー場などを会場に開幕した。

 同フェスティバルは今回で8回目を数え、「木島平の熱い夏」を象徴するイベントとして定着している。

 前回まで同大会を主催していたJリーグ(日本フットボール協会)の方針転換により、全国で開催されていた同様のフェスティバルが全て打ち切られ、同じく存続が危ぶまれていたこの木島平大会。 同村の姉妹都市・調布市をホームタウンとするJリーグFC東京の、木島平大会継続への強い思いに、スポーツを通じた地域貢献を目指している椛蝸ム組が賛同し、名称を一部変更するも、従来の内容を継続して開催に漕ぎ着けることができた。

 大会には今回も、主催するFC東京ほか、Jリーグ傘下のスクールや長野県トレセンなど合わせて9クラブ・24チーム、321人の選手が出場している。

 開会式に続き▽12歳以下▽11歳以下▽10歳以下―に分かれ、少年サッカー大会ではすっかり主流となった8人制サッカーで、熱い戦いを繰り広げた。

 この大会は、期間中にサッカーだけでなく、体験学習などが組み込まれているのが特徴で、木島平村の自然にふれながら、8月4日まで3泊4日の日程で開催された。
 
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