TOP - 過去掲載記事 - 2011年07月09日号

7月9日号掲載記事
 
◆「食のブランド化」で観光客の誘致を - 新幹線開業を視野に<飯山市>
 ほぼ4年後に迫った北陸新幹線の開業を視野に、観光客誘致の資源となる、飯山の「食」ブランド確立に向けて先月30日、食による観光地づくりを目指す「食べよさいいやま」が発足した。

 新幹線開業に向けて、飯山の「蕎麦(そば)と豚」のブランド化を推進し、農畜産物の加工品、スイーツなどを飯山ブランド「食べよさいいやま」で情報発信、食による観光客誘致を図り、地域の活性化と経済発展に寄与すること―を目的とする。いいやまそば街道組合・北信州ぼくちそばネットワークス、いいやまみゆき豚ファイブ・みゆき豚丼で飯山を元気にする会のほか、食品加工業者や協力会員として戸狩観光協会、花結び、地酒メーカーなど、同日時点で12団体(企業を含む)が参加。

 同日、戸狩温泉で行われた発会式で木原孝代表は「間近になった新幹線の開業に向けて、食のパワーで誘客を拡大したい。近年、様々な団体が飯山名物となる食の開発と取り組んでいるが、別々の小さな花火より、1つのブランドの下に活動した方がいい。そばと豚丼を提供する中で、これと関わる加工産業も生まれる。専門家の力も借りて、飯山の食を発信していきたい」と、あいさつした。来賓の月岡市副市長は「新幹線開業を3年数カ月後に控え、広域観光確立に向けた連携強化が課題になっている。市ではより広範囲な広域観光ルートを模索しているが、今回の食の取り組みはありがたい」と、エールを贈った。

 「食べよさいいやま」では、そばや豚を中心とする食のイベント開催のほか、地域イベントへの参加、インターネットによるショッピングサイト開設、ホームページでの店舗紹介、加工施設(とがり食堂)の開設―などと取り組んでいく。今月9・10日には戸狩温泉あじさい祭りに合わせて、高源院周辺を会場に新幹線飯山駅開業プレイベント「食べよさいいやま・うまいもの祭り蕎麦と豚」を開く。

 同日は、本場仕込みのフランス料理シェフ考案の「洋風つけそば」などの試食も行われた。
 
◆真剣な表情で伝統の技 - 奥信濃特産まつり<飯山市>
 飯山仏壇事業協同組合主催の、ことしで27回目を数える「奥信濃特産まつり」は3日、飯山寺町・愛宕町通りをメーン会場に開催された。

 国の伝統的工芸品である飯山仏壇を中心に、あけび細工や信州打刃物、土びななど、各地伝統の地場工芸品とその技にふれてもらい、販路開拓にも結び付けたい―と、飯山仏壇ふれあいフェスタでの「伝統の技体験」などを人気メニューとして、回を重ねてきた。

 ことしは蒔絵・彫刻・彫金・金箔押し体験や、恒例のジャンボソーメン流し、愛宕睦神輿渡御、お宝まき、とっかん、大天狗火の舞い、烈風鬼島太鼓や新たに中国雑技ミニショー―などが行われた。

 同日は猛暑の中でも、人出は例年を上回る出足。高橋まゆみ人形館を訪れた観光客らもイベント会場のそぞろ歩きを楽しんでいた。飯山仏壇の伝統の技体験コーナーでは、親子連れや、中・高年者グループが、伝統工芸士の指導で創作に励み、長さ100bのジャンボソーメン流しでは、そばつゆを入れたお椀を手にした人たちの垣根ができた。また、大天狗の舞いでは、炎をかぶりながらの熱演に、喚声が起きた。
 
◆川普請 - 北信濃風物詩<連載>
 ものすごく大変なことだが、この地方でいう「お伝馬」に、暮らしの原点を知る。

互助の精神であると同時に、自然に対する畏敬(いけい)の念が、そこに息づいている。

 「ふう太河童の川普請」。

河川環境を守り、川にふれて愛護の心を育てる活動だ。

離れかかっていた人と自然との距離が、少しでも近づけばいい。

水の季節である。
 
◆作って売って見舞金 - 岡山小・栄村へ<飯山市>
 「お見舞い 岡山小学校児童一同」。栄村震災のお見舞いと、1日も早い復興を励ます寄せ書きを添えて、1日、飯山市岡山小学校の5・6年生5人が栄村を訪れ、宮川幹雄教育長に義援金を手渡した。

 岡山小児童会では先のエコパーク寒川フェアで靴下の端切れを活用した鍋敷きや紙粘土のマグネット、はがきなどを販売。これまでは修学旅行の土産品代などに充ててきたが、今回、隣村の震災に接し、また、校区内でも被害が出たことから、被災地への見舞いに使うことを決めた。

 同日、宮川教育長は被災以来、1人で夜眠られなくなったり、2階に上がられなくなった子どもがいること、現在は被災住宅の再建を含めた、住宅問題が課題であること―など、被災地の実状を話した。

 岡山小児童からは、被害の大きかった集落のことや仮設住宅の暮らし、震災の被害額などに関する質問が寄せられた。

 義援金は販売学習の成果を集めたものだった―と知った同教育長は「本当にうれしい贈り物です。皆さんもがんばって勉強して下さい」と、感謝の言葉を述べた。
 
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