TOP - 過去掲載記事 - 2011年06月25日号

6月25日号掲載記事
 
◆岳北3高校の学科改編 - 多様なニーズに対応して<岳北>
 16日の長野県教育委員会の定例会で県内4高校の学科改編が決定され、平成24年度から飯山北高には自然科学・人文科学の各「探究科」が、飯山高校には「スポーツ科学科」が、下高井農林高校には「アグリサービス科」、「グリーンデザイン科」が誕生する。

 いずれも24年度からの実施で、現在の中学3年生が対象となる。

 各学科の目標として
[飯山北高校]
▽自然科学探究科…数学や理科の系統的・発展的な学習と、自然科学に係る様々な事象を探究する過程を通して、自然科学への理解を深め、科学的、数学的に考察し、表現する能力を育てる。また、英語力の向上と国際的な視野、コミュニケーション能力の養成により、国際社会や世界平和に貢献できる、創造性に富んだ、主体的な人材の育成を目指す。

▽人文科学探究科…国際理解や国際文化に関する専門的な学習など、人文・社会科学的分野及び自然科学に係る様々な事象を探究する過程を通して、自国や諸外国の社会事情、科学、文化について理解を深める。また、英語力の向上と国際的な視野、コミュニケーション能力の養成により、国際社会や世界平和に貢献できる、創造性に富んだ主体的な人材の育成を目指す。

[飯山高校]
▽スポーツ科学科…基本理念を「知・徳・体」とし、知(学力)、徳(人格)、体(体力)を高めて、競技力の向上を図るとともに人間力を高めることとし、先進的な競技者、指導者の育成を目指す。

[下高井農林高校]
▽アグリサービス科…農産物の生産・飼育から開発・加工・流通に関する学習、安全・安心な食料を供給する知識と技術を習得するとともに、地域との交流学習を通して地域理解を深め、地域活性化の原動力となれる人材の育成を目標とする。

▽グリーンデザイン科…身近な緑化技術としての造園・ガーデニング技術やプランター栽培、花壇づくり、草花栽培などから、公園、森林、地域の自然環境まで幅広く学習する。また、地域との連携を図りながら地域を理解し、自然素材から学校ブランドなどの商品開発、地域の中で生まれた木工・造園などのものづくり技術の学習を通して、地域に貢献できる人材の育成を目標とする。

 岳北地域では現在、平成26年度からの飯山高校、飯山北高校の統合に向けた、中学校区ごとの区懇談会が順次行われている。

 17日の城北中学校区の懇談会には30人ほどの保護者らが出席。米澤修一飯山北校長は「統合に向け、新校舎の建設工事も始まってきている。来年度新しく誕生する自然科学・人文科学の各探究科と、スポーツ科学科は現在の中学3年生が1期生となる。保護者の方にわかりやすく、ていねいに説明させていただきたい」とあいさつ。

 その後、飯山北高の自然科学・人文科学の各探究科、飯山高校のスポーツ科学科の概要などが説明された。出席した保護者からは▽飯山北高が指定を受けたSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定期間に関して…原則5年の指定期間だが、再審査でさらに5年延長することが可能▽工事中のグラウンドやプールの使用に関して…城北グラウンドや旧第2中学校体育館、市営プールを優先的に使用させていただく▽探求科2学科の生徒数のバランスについて…クラス自体は1年次のままで、授業ごとに分かれる形をとる―などの質疑応答が交わされた。

 同日はまた、新校の校舎建設工事の進捗状況なども報告され、完成後のイメージ写真が公開された。
 
◆環境変化や植生などを確認 - 信越トレイルで自然環境調査<飯山市>
 信越トレイルとその周辺の自然環境調査が18・19の両日行われ、調査ボランティア36人がセクション3・4を歩き、動植物の分布やトレイルの状況などを確認した。

 信越トレイルクラブ(小山邦武代表)が毎年行ってきた自然環境調査はこれまで7年間、毎年全区間で行われてきた。800人を超える調査ボランティアにより、全区間のおおよそのデータが蓄積されたことから、ことしからは1年に2セクションずつに絞り、より詳細な調査を行うことになり、今年度は涌井〜仏ケ峰登山口まで12・7`のセクション3と、仏ケ峰登山口〜関田峠まで8・2`のセクション4で実施することになった。

 18日の1日目の調査には、県内外から18人の調査ボランティアが参加。

 調査を前に同クラブ事務局長の木村宏さんは「トレイルの中には、近年送電線の工事などで周辺環境に変化が見られるかも知れない部分もある。初めて調査に参加される人もいるので、それぞれのスキルに合わせて、楽しくトレイルを歩きながら調査してほしい」と、あいさつ。

 参加者にはトレイルの状況や動植物の実態、携帯電話の電波状況などを書き込む調査シートが配られ、2班に分かれて調査に出発。途中では、シラネアオイやササユリなどが見られ、参加者同士で確認し合う姿が見られた。

 今回の調査結果は適時、ガイドブックやホームページのトレイル最新情報などに活用される。
 
◆夏 至 - 北信濃風物詩<連載>
 水辺から夏色が濃くなっている。

池であったり、田であったり、川であったり、所は様々だが夏の趣が漂う。

木陰があることが、うれしい季節である。

 暑気も、通り雨も激しい季節となった。

酷暑を憂う夏だが、自然の涼気を信じている。

緑陰がある。

入れた手が痛いほどの水がある。

心が洗われる景色がある。

夏至が過ぎた。
 
◆中条川対策工計画も- 警戒避難基準を緩和<栄村>
 3月12日未明の大地震で、大規模な土砂崩壊が起き、大量の土砂堆積などから流路が変わって、大雨時などの土石流災害が懸念される栄村中条川。土木・林野などに関わる専門家、行政関係者らで構成する「中条川上流災害対策検討委員会」(委員長・北澤秋司信州大名誉教授)の、第2回目の会合が21日、栄村で開かれた。

 同日は午前中、中条川上流の土砂崩壊地一帯を現況調査。一部に湛水地が確認されたが、流路があり、下流への大きな影響は当面ないものと判断された。

 午後、村役場で開かれた委員会では▽地質調査結果▽土砂流出機構と今後の土砂災害▽警戒避難基準の見直し▽対策工―などについて意見が交わされた。この中で、警戒避難基準の見直しでは、中条川の連続降水量に関わる基準について、避難指示のレベルを、現行の「連続降雨量20_以上」から「3時間雨量30_以上」に緩和。土石流センサー作動時のほか▽目視での異常発生時▽急激な流量増減・濁りの発生時―の、避難指示基準は現行のままとなる。

 対策工計画では、将来計画を含め▽流出土砂下流端▽トマトの国付近▽トマトの国・土砂埋塞部▽土砂埋塞部▽崩壊地▽西入沢川―の6カ所で、▽湛水池の縮小(開削・河床整理)▽減勢工▽導流堤▽谷止工▽床固工▽地滑り・雪崩対策―など工事を進める。対策工は、応急・恒久・将来計画の3段階で進められ、東入沢川上流の谷止工などは将来計画となる。

 同日は、上流の野々海池とそこから流出する河川の防災対策も検討された。
 
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■迅速な生活・経営再建支援を - 飯山市議会が大震災・原発事故で意見書
【道しるべ】 - 隗より始めよ…のエコ
■「こんなに食べたよ」と大よろこび - JA中野市が栄村の園児をサクランボ狩りに招待
■温泉活用し燃料削減 - 野沢温泉村の旅館が温暖化対策で事例発表
■床暖房や冷房装置も - 木島平村伸保育園基本設計を公表
■消費者と信頼関係を - 飯水岳北農業振興研究懇談会
■タケノコ料理レシピが - 野沢温泉村のねんりんで山菜祭り
【ひとこと】
■栄小で児童の人気者に - 被災したニワトリの「クリス」
■宇宙・世界への夢発芽 - 宇宙カボチャ2世の芽すくすく
■スギナやハナイカダも天ぷらに - 木島平村望郷にこにこファーム
■1日も早い復興の一助に - 県内JC連携で栄村に義援金
■家族そろってエコ学習を - エコパーク寒川フェア
【寄稿】洪水時避難の基準を 大災害から学ぶこと
◇北信濃イベント情報7月
 ◇第27回奥信濃特産まつり
 ◇戸狩温泉あじさいまつり
 ◇手作り花フェスタ「花結び2011」
 ◇食べよさいいやま うまいもの祭り
 ◇木島平村稲泉寺ハス花祭り
◇ハートフルライフ
 ◇ここに生きる
 ◇歯なしにならない話 - 口からはじめるアンチエイジング
 ◇よそ者の目 しろうとの目 - 二番目の女
 ◇障がい者のはたらく場は今…!
◇城下町いいやま再発見 -25-
◇猪突申恵(ちょっともうすかえ) -71-
◇エミリーのわんっダフル犬生活 -174-
◇JA北信州みゆきだより -255-
◇ふりむいた人
◇今週のスポーツ
◇第67回飯山市早起き野球順位表
◇伝言板
◇らくがき
◇飯山中央市場提供「今週の地場産物市況」

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