TOP - 過去掲載記事 - 2011年06月04日号

6月4日号掲載記事
 
◆尾崎発・これからの伝統芸能継承 - 元気づくり支援金内定<飯山市>
 北信地方事務所はこのほど、県の平成23年度「地域発 元気づくり支援金」北信地域第1次分として、32事業を内定した―と発表した。

 第1次分には管内の39団体から40事業、支援金要望額で7875万円の申請があり、2回の事業選定委員会を経て32事業を決めた。支援金の総額は5250万円。

 選定された事業は「産業振興・雇用拡大」が17件(支援額約2171万円)で最も多く、次いで「特色ある観光地づくり」(11件・約1154万円)、「地域協働の推進」(6件・約2000万円)などとなっている。申請者は公共的団体(地域づくり団体・NPOなど)がほとんど。

 事業のうち、北信濃4市村では▽飯山市・10件(約1635万円)▽野沢温泉村・1件(約261万円)▽木島平村・4件(約740万円)▽栄村・4件(約665万円)の、合わせて19件(約3300万円)。

 この中では、管内6市町村全てで「地域協働の推進」事業として、市町村が原材料を支給、あるいは原材料費・資材購入・重機借り上げ料を補助して、住民が協働で農道・農業施設・水路などの整備、改修を行う事業が選定された。

 北信濃4市村では飯山市で▽外様尾崎発・これからの伝統芸能継承▽信越トレイル・キャンプサイト整備▽斑尾高原「ふるさとの森・ペットと歩ける森づくり」―など、木島平村では▽大塚山公園環境整備▽農村モウーこんなに元気がでるわ▽ポイント集めてふるさと応援! お年寄りもニッコリ買い物支援―など、栄村では▽新時代の旅「むらたび」による村づくり▽千曲川親水活動(西大滝ダム下流でのラフティング)―など、成果が注目される事業がある。

 このうち、飯山市外様「尾崎祭り愛好会」(市村公夫会長)の「これからの伝統芸能継承事業」は、昭和47年12月に解村となった、秋津・田草の祭礼の1部を受け継ぎ、9月に祭礼を開催して今に守っている獅子舞い・薙刀・天狗の衣装や鈴、鳥兜を新調するもので、若者を中心とする過疎、住民の高齢化が進む中での、伝統文化伝承の1つのモデルケースとして、関心を集める。
 
◆全壊の33世帯に200万円 - 地震災害栄村義援金配分委員会<栄村>
 地震災害栄村義援金配分委員会(委員長・赤津安正議長)は先月30日、4回目の会議を開き、3次にわたる義援金配分案を決めた。31日朝、島田村長に報告した。

 先月27日までに同村に寄せられた義援金は、総額4億8288万7474円。今回決まった第1次配分では、住家の被害程度区分に応じた額を、現に居住していた人に配分する。配分額は▽全壊・200万円(33世帯)▽大規模半壊・100万円(21世帯)▽半壊・50万円(152世帯)▽一部損壊・25万円(509世帯)―で、総額2億9295万円。

 また、第2次配分として、被災地区の公民館などコミュニティー拠点の修復などに、被害状況・世帯数などを加味し、区に総額3000万円を配分する。

 委員会ではこの後、さらなる復興を目指す観点から、村内で住家を再建する人への配分を主とする第3次配分を検討する。決まった義援金配分額は、今月中旬にも対象者に支給される。
 
◆閑 雅 - 北信濃風物詩<連載>
 「牡丹切って気の衰へし夕べかな」(与謝蕪村)。

考えてみれば、「風物詩」にとっては、うれしい季節である。

が、むしろ今度は選択に迷う。

困った時に、いつも助けていただくお寺を訪ね、大輪の牡丹に出会った。

手鞠があり、えびねがあり、わずかでも九輪草があった。

雨に濡れた境内の静寂。

大山蓮華のたたずまいが閑雅だった。
 
◆田畑の冠水など被害- 台風2号豪雨で<飯山市>
 先月29日から30日にかけての、梅雨前線・台風2号による大雨で、千曲川の水位が上昇し、飯山市では千曲川河川敷や樋門周辺などで、農作物に被害が出た。

 今回の大雨では千曲川のほぼ全沿川にわたって大雨・洪水警報が発令され、千曲川の水位が上昇。飯山観測所では30日午前8時、最高水位6b96aを記録した。同時点までに蓮伍位野〜中山根沖の農地が、宮沢川樋門閉鎖に伴う内水によって湛水し、消防団による排水作業が行われた。

 また、飯山〜常盤地籍の千曲川河川敷では流域面積が広がり、農作物が冠水。常盤柳新田御立野川水門南側では漏水が確認され、市民体育館では先の地震による破損個所とも見られる部分から、雨漏りが確認された。

 市が30日午後4時時点でまとめた農業被害速報値によると、今回大雨による被害は、水稲19.1f、野菜8.6fなど合わせて28.4f。水稲で6.6d、野菜で94.6d、花卉で12万9000本にのぼり、被害額は合わせて約2900万円と試算される。

 同市では29日午後10時30分に警戒本部を設置した。飯山観測所のデータでは、29日午前零時前に超えた水位は、30日午前8時の6b96aをピークに同日午後5時まで、延々と微減状態が続き、洪水警報も継続されたように、なかなか下がらなかった。
 
 【その他のニュース】
■農業後継者に奨励金 - 木島平村で・農業後継者育成奨励交付事業
【道しるべ】 - 相次ぐ災害にため息が
■組合長に佐藤重雄さん - JA北信州みゆき総代会
■雨の中の田植え体験 - うんめぇ米づくり「お田植え体験」
■岳北消防に高規格救急車両贈呈 - 全国共済農協連合会長野県本部
■妻娘連れ故郷飯山へ - 日本人旧満州引き上げの恩人の三男
■源泉湧出量が2倍に - 野沢温泉村地震直後から
■汚泥からセシウウム検出 - 飯山市の公共下水終末処理場
■連携・協働で安全・安心を - 飯水岳北防犯協会通常総会
■田植えや野菜の種まきに挑戦 - JA北信州みゆき「あぐりスクール」
■飯山の春を訪ね歩いて - 飯山市ふるさと館・いいやま自然探訪
◇みんなのひろば
 ◇北信濃柳壇
 ◇北信濃歌壇
 ◇北信濃俳壇
 ◇つぶやき
◇ふりむいた人
◇今週のスポーツ
◇第67回飯山市早起き野球順位表
◇伝言板
◇らくがき
◇飯山中央市場提供「今週の地場産物市況」

TOP - 過去掲載記事 - 2011年06月04日号