TOP - 過去掲載記事 - 2011年05月21日号

5月21日号掲載記事
 
◆集落のつながり生かせる応援を - 栄村で復興を考える会<栄村>
 震災後の復興策を住民、村、県が一緒になって考える場を―と、14日、栄村の栄中学校で「栄村の復興を考える会」が開かれ、130人ほどの参加者が、復興に賭ける、個々の思いを話し合った。

 栄村が主催し、住民や県職員に参加を呼びかけて開催したもので、阿部守一長野県知事、島田茂樹栄村長、下高井・下水内郡を選挙区とする県議らも参加した。意見交換会を前に、現在の復興方針、応急仮設住宅の建設、中条川土石流対策、農地など復旧対策が説明された。

 意見交換会はワークショップ形式で行われ、ファシリテーター(司会・進行役)を、東日本大震災支援県民本部運営委員長の内山二郎さんが務めた。最初に参加者が▽第1テーマ…現在抱えている悩みごと、困りごと、課題▽第2テーマ…これからの栄村の復興イメージ―の2点を用紙に書き込み、書かれた意見を内山さんが読み上げ、まとめていった。

 第1テーマで出された意見は「お金」「農業」「道路」「公民館」など多岐にわたり、中でも「住宅」と「コミュニティ」に対する意見が多く、「家の補修・修繕に補助以上のお金がかかってしまう」「地震をきっかけに村を出てしまう人もいて、集落が維持していけるのか不安」―などの声が聞かれた。

 第2テーマでは、「高齢者が若者と共生できるような村営住宅を各集落に造ってほしい」「人口を減らさないために、これから新しく造る県営・村営住宅は希望数より多めにI・J・Uターン者の受け皿になるように造ってはどうか」―などの意見が出された。

 阿部知事は「短時間だったが、具体的な意見を聞かせてもらった。県としても内山さんなどと相談しながら、県として税金でやれること、やれないことを見極めていきたい。この地域の良さは集落のつながりだと思うので、それを生かせる応援を、村民の皆さんの思いを大切にしながら、今後取り組んでいきたい」と話した。
 
◆歩ける「この幸せ」に感謝して - 野沢温泉菜の花パノラママーチ<野沢温泉村>
 14・15日の両日、野沢温泉村で第6回目となる「菜の花パノラママーチ」(主催・同実行委員会)が開催され、好天の下、約650人の参加者が北信濃の春を楽しみながら菜の花路を歩いた=写真=。

 3月の地震により、一時は中止も検討されたが「スキー場も温泉も大丈夫」ということをアピールし、「エールを送るつもりで歩こう! 歩けるこの幸せに感謝して」を合言葉に開催を決め、準備を進めてきた。

 両日は5`から25`までの『戦国古道「風切峠」と菜の花畑を巡るロングプロムナード』『温泉街の名所・史跡を巡るショートプロムナード』など、特色ある6コースが設定された。

 スタートを前に富井俊雄村長は「地震の影響で今回参加できなかった方もいるが、その人たちの想いも一緒に歩きたい。野沢温泉は元気だ―ということを発信していきたい」とあいさつし、自身も25`コースに参加した。

 ゼッケンには参加者の想いを記すスペースが設けられており「日本が元気になるように頑張ろう!」など、被災地へのエールも見られた。

 また、会場には義援金箱が設置されたほか、(社)全日本ノルディックウォーク連盟がノルディックポールレンタルを行い、そのレンタル料金を全額義援金として同実行委員会に預託した。
 
◆棚田の初夏 - 北信濃風物詩<連載>
 再生というか、転生の季節が訪れた。

秋に枯れ果て、それでも冬には地中に眠り、姿形も見えなかった草花たちが燃え立つように再生する。

北信濃の大地に緑が萌えて、新たな暮らしの営みが始まった。

山間の集落の棚田。

田起こしされて水が張られ、きょうは代掻きか。

小さな耕運機の鼓動が心地よい。

山里の初夏の風景。
 
◆商店の元気復活に協力を- 飯山商議所・プレミアム商品券発売<飯山市>
 15日、飯山商工会議所でプレミアム商品券が発売され、「2割お得」な商品券を買い求める人たちの長蛇の列ができた。

 発行総額は6000万円。プレミア分1000万円のうち、800万円を市が補助し、残りを取扱店と商議所が負担するもので、1000円の商品券12枚綴りを1冊とする5000冊が発行された。商品券は市内260の取扱店で使うことができる。
販売初日となった15日、飯山商工会議所には一昨年ほどではないものの、それでも長蛇の列ができた=写真=。

 販売を前に小林仁会頭が「市の配慮で発売することができた。市内の企業に活力が戻るよう、大いに活用していただきたい」とあいさつ。足立正則市長は「震災で商品の流れが停滞している。市内の商店活性のために、市民の皆さんに協力してほしい」と話し、最初の購入者に商品券を手渡した。

 商品券は、発売から3日後の17日には完売した。今回販売された商品券の有効期間はことしの9月30日(金)までとなっている。 
 
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