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TOP - 過去掲載記事 - 2011年04月30日号 | |
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4月30日号掲載記事 | |
◆6月1日入居に向けて仮設住宅急ピッチ - 長野県北部地震<栄村> | |
![]() 生活再建支援金の支給や住宅応急修理、公営・仮設住宅入居、税の特別措置―などの申請に際して必要な「罹(り)災証明書」の発行に向けて実施された同調査。住家・非住家合わせて約1500棟を対象に、栄村職員や県、他市町村職員、建築士会などの建築技師ら合わせて延べ約420人が、約2週間かけて実施してきた。 このほどまとめられた認定調査結果第1次分では、21日時点で未調査分を除く住家638戸のうち、「全壊」が33戸で全体の約5・2%、大規模半壊が17戸(約2・7%)、半壊が133戸(約21%)だった。1部半壊は455戸。 「全壊」は建て直ししなければならないような状態、「大規模半壊」はほぼ全壊に近く、全面的に補強や補修をしなければ、居住が困難な状態、「半壊」は損壊がはなはだしいが、補修すれば元通りに使用できる状態という。 長野県北部を震源とする地震災害は3月16日付で、県が被災者生活再建支援法の対象となる自然災害と認定。国も同日、3月12日にさかのぼって支援法を適用することを決定した。 同支援法は▽住宅全壊世帯▽住宅が半壊、または住宅敷地に被害が生じ、住宅をやむを得ず解体した世帯▽危険な状態が継続し、住宅に居住不能な状態が長期間継続している世帯▽住宅が半壊、大規模な補修を行わなければ居住することが困難な世帯(大規模半壊世帯)が対象。 住宅の被害程度に応じて支給する基礎支援金、住宅の再建方法に応じて支給する加算支援金の合計額が支給される。基礎支援金は「全壊」「解体」「長期避難」に各100万円、「大規模半壊」に50万円。加算支援金は「建設・購入」に200万円、「補修」に100万円、「賃借(公営住宅以外)」に50万円=複数世帯=。 栄村では今月半ばから北野天満温泉駐車場、横倉の農村広場グラウンドで、仮設住宅の建設が始まった。北野は2DKが5戸、横倉は1DK7戸・2DK19戸・3K9戸の合わせて40戸。横倉では25日現在、既に基礎工事から1部本体工事まで進んでいる。入居予定は6月1日で、完成次第順次入居予定となっている。県は応急仮設住宅設置事業費として2億2492万余円を専決している。 住宅に関してはこのほか、根羽村・川上村・大桑村が、5戸の住宅を建設して寄贈する意向を伝えており、現在建設場所などについて検討されている。 県はまた、栄村が求職者を雇用する復旧・復興事業への緊急雇用創出基金事業の活用を支援する。同村では、基金を活用する事業計画として、スクールバスの運転や住宅対策、災害復旧、ごみ処理など職種で13人の村臨時職員を直接雇用する方針を決め、28日の臨時議会に補正予算案を提案する。問い合わせは村商工観光課まで。 |
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◆現職に厳しい審判 - 木島平村議選<木島平村> | |
![]() 今月12日の立候補届出書類事前審査時点では、定数(12)に1人欠ける11人が出馬を表明。その後、現職1人が再出馬を決め、1時は無競争―との観測もされたが、告示間近になって元職1人が、急きょ出馬を決めて、選挙となった。開票の結果、2人の新人と、元職がトップから3位までを占め、現職1人が議席を失った。新人・元職の出馬で、いわゆる中部(往郷)での争いが激化。ただ、新人・元職の上位得票―という結果などから、現職に対する厳しい審判が下されたとも言えよう。 昨年10月の国勢調査で、人口が5000人を割り、定住対策が最重要課題として浮上した同村。「農村文明創生」の旗は掲げても具体的な将来展望は拓けず、議会では新年度一般会計予算案に対し、農村文明創生に関わる予算の、大幅な減額を求める意見も出た。今回村議選の合同個人演説会などでは、村で食べて暮らせる経済基盤の確立、地域経済活性化に加えて、想定外にも備えた防災対策などを急務の課題として、論議が交わされた。 「減らす」「なくす」だけでない、将来に夢が描ける自立プランの推進、第3セクターの経営改革、働く場の確保を含めた若者定住のための環境整備、村で食べていくための経済基盤の確立―など、課題は山積している。 現村政に対して、新議員の多くは「是々非々」のスタンスと見られ、芳川村政は引き続き厳しい議会対応に迫られるものと思われる。 |
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◆春の街路 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 周囲の自然は圧倒的に田舎の方が多いのに。 1つは街路樹の多寡なのか。 北に向けば、信越県境の銀嶺を背に、白い花が帯状に連なる街路樹がある。 ことしは特に壮観。 街路に面した家々の花壇が彩りを添えて、美しい町並みを演出している。 城山のサクラも見ごろだ。 |
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◆雪壁の中 鷹落山頂目指し- 菜の花飯山サイクルロードレース<飯山市> | |
![]() 全日本学生ロードレースと併催の同レース。飯山市の雄大で季節感豊かな美しい自然を体感できる魅力から、全国に参加者を広げ、この季節恒例のサイクルレースとして定着、宿泊にも結び付いて地域経済活性化に貢献している。 ことしは初日のヒルクライムに、地元の中学・高校生や自転車・サイクリングクラブメンバーを含めた約60人がエントリー。顔戸でコース沿いに陣取ったお年寄りらの声援を受け、一路鷹落山頂を目指した。 同日は時折雨混じりの強風が吹き荒れる、厳しいコンディションとなる中、地元飯山高校勢が終始レースをリードする活躍を見せた。 旧スキー場付近ではなお50aほど、鷹落山頂付近では1b近い残雪がある中、選手たちは汗を滴らせ、息を荒げながら標高差484b、5・7`の急坂をたどった。 2日目のチャレンジ200bダッシュには地元の小中学生を中心に20人が、針湖を周回する個人タイムトライアルには、中高生ら約15人が出場し、木々の芽吹きに励まされながら銀輪を駆った。 |
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