TOP - 過去掲載記事 - 2011年03月26日号

3月26日号掲載記事
 
◆復興の道は遠いが協力し合って頑張ろう! - 長野県北部地震<栄村>
「3月21日午前9時をもって避難指示を解除します。長い間の不便な避難所生活、お疲れ様でした。避難指示は解除しますが、家に帰ることができる条件が整うまで、村では最大限ご支援をいたしますので、ご安心下さい。(中略)まだまだ復興の道は遠いところですが、村民の皆さん、協力し合ってがんばりましょう」―。

 村長の避難指示解除を受けて、避難村民の多くはさっそく自宅へ。一時帰宅は許されても、避難者の多くは被災後初めての帰宅。家に戻った人は、変わり果てた自宅の姿に呆然とし、中には嗚咽を噛み殺す人の姿も見られた。

 避難指示が解除され、自宅に戻っても水道が使えない。飲み水もない。19日、午後7時時点で村がまとめた「水道施設復旧状況」では、村内16ある簡易水道・飲用水供給施設からの給水が可能なのは大久保・天代・笹原・当部―だけ。長瀬・切欠は、1部で給水できる。村では飲料水を役場や避難所で給水する。

 中条川土石流対策に関しては、19日から東入沢の2カ所に土石の変化を察知するセンサーの設置を始めた。また、中条温泉「トマトの国」保全のため、大型土のうによる防護壁工(長さ80b、高さ3b)を緊急施工する工事を進めている。

 先日発足した栄村復興支援機構「結い」(相澤博文代表)では、この連休に200人ほどのボランティアが、村内で支援活動を行った。21日は青倉地区を回り、上水道復旧作業支援で、各戸の水道の元栓を雪の中から掘り出す作業を行った。

 「結い」は今後、各家庭からの要請があれば、ボランティアを派遣し、個別に対応していきたいとしている。

 早ければ24日から、栄中グラウンドと野田沢の旧中央分校近くの空き地を使って、震災による一般廃棄物を一時的に集める作業が予定されることから、ボランティアのニーズも高まるのではないかと思われる。
 
◆副市長に月岡さん - 民間感覚と行政経験に<飯山市>
 飯山市議会は18日開いた本会議で、足立市長から提案された副市長選任に関する人事案に、満場一致で同意した。 

 昨年9月の足立市長就任以来空席のままだった副市長に選任されたのは、元市建設水道部長の月岡壽男(すみお)さん=62・岡山藤沢=。下高井農林高校卒で、昭和42年、当時の国鉄長野鉄道管理局に入社、翌43年、派遣職員として飯山市土地開発公社へ。その後、国鉄清算事業団職員となり、平成元年に退職、飯山市職員となる。建設・水道畑を歩き、建設部下水道課公共下水道係長、同都市計画課計画係長、都市計画課長、建設水道部長などを務めて、平成21年3月退職した。

 足立市長は副市長に関して当初、民間人を起用する考えを、中途からこれに加えて「行政経験が全くない―というのはどんなものか」と、行政経験者の起用を示唆し、遅くても23年3月議会には、人事案件を提案する考えを明らかにしていた。
 
◆春三月 - 北信濃風物詩<連載>
 なんともじれったい季節の移ろいである。

行きつ戻りつを繰り返す早春の兆し。

震災被災地にいて、季節とか、陽気の人間への影響力を知った。

本格的な冬と、春間近では、復興に向ける気持ちも異なってくるのではないか。

 先の戻り雪。

鉢植えを雪が覆い、見る間に降り積もる。

3月に入って何度目かの戻り雪である。

倒壊した家の入り口を雪がふさいでいた。
 
◆飯山仏壇伝統の技披露 - 長野県伝統工芸品展<松本市>
 3月17日から22日まで、松本市の井上百貨店を会場に「第26回長野県伝統工芸品展」が開催された。岳北地域からも『飯山仏壇』『内山紙』『あけび蔓細工』などが出展され、来場者の関心を集めた。

 これは長野県伝統工芸品産業振興協議会(阿部一義会長)が主催したもので、県内の伝統的工芸品の振興を目的に、手仕事による製品を一堂に集め、展示・即売会という形でその価値やすばらしさを広く県民に知ってもらえる機会に―と開催したもの。今回の東北関東大地震に加え、県北部の地震もあり、開催の中止も検討されたが、売り上げ金の一部を地震被災地への義援金として寄付することで、復興の一助になれば―と、開催された。

 連休最初の19日、会場には、経済産業大臣指定の7産地のうち6産地、長野県知事指定の14産地から8産地の伝統工芸品が並び、特に来場者は製作実演のコーナーで足を止め、興味深そうに職人の技に見入っていた。

 同日は特別実演として、飯山仏壇金具部門の伝統工芸士、鷲森敏男さんが彫金などの作業を披露した。鷲森さんは「他地域の工芸品を見ていい刺激を受けた。協力し合って新しいモノを作りだすという試みにも挑戦していきたい」と話した。
 
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