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3月12日号掲載記事
 
◆東部小学校舎を村営住宅に再活用 - 栄村新年度予算案<栄村>
 栄村はこのほど、一般・特別会計合わせて総額約35億円(前年度当初比2・1%増)
の新年度予算案の概要を明らかにした=表下=。このうち一般会計は前年当初比で4200万円(1・7%)減の23億7800万円。

 歳入では全体の61・8%を地方交付税が占め、約14億6700万円を見込む。村債は構成比約10・8%の2億5340万円。村税は約1億6400万円。特定目的の基金約1300万円を取り崩すほか、中学校耐震化事業に過疎債約1億円を充てる。

 歳出では人件費・扶助費・公債費の義務的経費が全体の43・6%に当たる約10億3500万円。建設事業費は前年度当初より約2370万円減の約2億8800万円となっている。

 新年度の主な事業では、「産業振興」で▽林道秋山線修繕(約1200万円)▽野生鳥獣対策(約370万円)―など。「交通・情報」では▽村道改良(切明、和山岐線・2400万円)▽バス運行費補助(秋山線4往復から5往復へ―など・約1470万円)。「生活環境」では、東部小学校校舎を転用し、村営住宅として再利用するための設計委託料800万円。校舎の2・3階部分を12戸分の村営住宅に改築するもので、工事は24年度から。

 「保健・医療・福祉」では、弱者支援事業として、これまで有線放送を利用して一人暮らしのお年寄りの安否を確認していたシステムを、「見守り訪問」に拡充するための委託料約360万円。ワクチン接種(インフルエンザ=中学生以下・65歳以上、肺炎球菌=75歳以上高齢者60人、小児肺炎球菌=0・1歳児15人、小児ヒブ=同、子宮頚がん=中学生女子25人)に約400万円を補助する。

 「文化・教育」では、中学校の校舎耐震補強に1億4590万円を計上する。うち1億円は過疎債を充てる。
 
◆有効策は山を見て回ること - ナラ枯れ対策で座談会<野沢温泉村>
 ここ数年北信濃一帯に拡散し、ナラ枯れ被害をもたらしている「カシノナガキクイムシ」。これまで有効な対策が確立されないまま、被害の奥地化、南下が進む中で1日、野沢温泉村虫生のふるさと物産センター「ねんりん」で、ナラ枯れ被害の実状や対策を話し合う座談会が開かれた。

 森林整備や山菜・きのこ栽培、製炭などに携わる人たちで構成する高水林業協議会が、総会に合わせて主催したもので、会員のほか行政関係者、一般参加者ら約40人が集まった。

 同日は座談会に先立って、北信地方事務所林務課職員が、北信地域におけるカシノナガキクイムシによる被害動向について説明。それによると、平成22年の被害木は北信6市町村で約1万500本。飯山市、栄村で被害が減少したものの野沢温泉村で増加、北信全体では依然増加傾向にある。被害木は平成16年からの累計で、約3万7400本に及んでいる。

 ここにきての傾向として、被害は奥地化に加えて、千曲川沿いに南下しているという。北信、中でも飯水・岳北地域では、栄村の東部山地、野沢温泉スキー場、鍋倉山麓、黒岩山、高社の中腹から山麓など一帯に広がる。

 ナラ枯れはカシノナガキクイムシがナラ菌を木の中に持ち込むことで生じる。菌はふ化した幼虫のエサとなり、繁殖してナラの木を枯死させる。

 これまで除虫用の粘着剤塗布や薬剤の注入など防除対策がとられ、飯山市や栄村などで新たな防除法の試験も行われているが、虫の大量発生に追いつかないのが現状という。

 有効な対策は結局「山を見回る」こと。「虫を発見次第、市販殺虫剤を噴霧する」「被害材は搬出し、焼却する」「被害に遭う前にナラ類の搬出・利用を」ということ

 座談会では栄村の林業グループから、伐採木に多く出るカタハなどきのこの採取、暮らしに関わる「守りたい木」の保護―が提言され、野沢温泉村の製炭家からは国による早急な対策が訴えられた。
 
◆根あけ - 北信濃風物詩<連載>
 何度も戻り雪がきて、空しい思いにも駆られて、雪片付けを強いられている。

1度裏切られると、そうそう信用はしないが、また、土が恋しくなって、スコップを握る。

 まだ1面白いままの湖。

その湖畔の林に「根あけ」が進んでいる。

自然、というか、木って確かに生きていることを知る。

雪の斜面にほころびが生まれた。
 
◆浦野さんが金メダル - 2010全日本アーチェリーバイアスロン<木島平村>
 2011年国際スキーアーチェリー大会を兼ねた、ことしで10回目の全日本アーチェリーバイアスロン選手権大会が4日から3日間の日程で、木島平村クロスカントリー競技場を会場に開催された。

 1997年に国内初のスキーアーチェリー国際大会を開催したのを機に、これまで毎年全日本選手権大会を開催してきた。ことしは全日本選手権10回目の節目でもあり、ロシアから8人の選手を招き、国際大会を併催。

 アーチェリーバイアスロンはクロスカントリースキーと、アーチェリーを組み合わせた競技で、スキーアーチェリーとも呼ばれる。規定の距離をクロスカントリーで走り、間にアーチェリーを競う。競技は種目別に6〜10`を走り、8〜16射する。ことしはビギナー(初心者)の部に、地元を含めた11人が参加した。

 競技では初日のスプリントで、男女ともロシア勢が活躍。パシュートでは地元・インサイドアウトの浦野裕之さんが優勝、マススタートでは準優勝を果たした。女子では同じチームの丸山さやかさんが健闘した。

 会場には好天にも誘われて村民らが観戦に訪れ、選手がハーネス(背負い具)を背負って走り、息を弾ませながら弓を射る姿に声援を送った。
 
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