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2月12日号掲載記事
 
◆商店活性化・中小規模事業者支援を柱に - 単独の新経済対策<飯山市>
 飯山市は2日開いた議員全員協議会で、新年度当初予算に総額約3500万円の市単独の新経済対策事業費を盛り込むことを明らかにした。「不況を吹き飛ばせ 地域経済活性化のために」をテーマに、特に商店・中小規模事業者の活性化を図るのが主旨。

 新経済対策は@商店活性化A中小規模事業者向け公共事業B小規模事業者向け住宅リフォーム支援C請負業者資金繰り対策D立地企業向け「税の減免・リース助成」要件緩和による支援―の5事業。

 このうち、商店活性化では、飯山商工会議所が発行する、総額6000万円の商品券に対して、プレミアム分のうちの800万円を支援する。中小規模事業者向け公共事業では、活性化センター整備・市道舗装、修繕・保育所等施設リフレッシュ・小中学校営繕―事業として、広く中小規模建設・土木等事業者へ発注し、経済活性化を図る。

 住宅リフォーム支援では、市民が住宅リフォームを市内業者に施工してもらう場合、補助率30%、10万円を限度に支援する。請負業者資金繰り対策では、「中間前金払制度」(5000万円を限度に契約金額の20%以内)を導入。条件付きで前金払い要件を緩和する。

 立地企業向け「税の減免・リース助成」要件緩和による支援では、企業立地振興条例の1部を改正し、税の減免・リース助成のための人員要件を緩和、より利用しやすい制度にする。

 新年度には過疎対策事業などによる公共事業予算を6億5000万円増額。また、昨年12月のきめ細かな交付金・住民生活に光を注ぐ交付金の繰り越し事業(約1億2000万円)を執行する
 
◆「棚田」と「やまぶき」守る基金 - 大学生の提言製作事業化へ<木島平村>
 木島平村はこのほど、平成21年度から取り組んでいる、早稲田大学との学官連携事業の中で、これまでに大学生から提案された活性化策のうち、景観と資源を守るための事業を対象とする2つの基金を開設した。

 「やまぶき基金」「棚田蘇生基金」。基金造成に合わせて▽やまぶき街道景観形成▽棚田再生活動―プロジェクトを立ち上げた。いずれも学官連携事業の中で「早稲田大学プロフェッショナルズワークショップ」を通して、学生から提言された活性化策。村では「学生の若い意見を受け入れ、村の資源を次代に受け継ぐため、村民の理解を」と、基金への寄付を呼びかけている。

 〔やまぶき基金〕平沢から馬曲温泉にかけての「やまぶき街道」を造成、管理している地元組織の高齢化が進み、維持・管理がままならない状況が続いていることから基金を造成し、活動資金に当てるとともに、ボランティア参加で永続的な景観形成活動を維持するのが主旨。

 〔棚田蘇生基金〕先人たちの暮らしの遺産ともいうべき棚田の復元は、同大学との連携の中で取り組まれているもの。昨年、馬曲川右岸に、雑草に埋もれてある「寒種(さむだね)」の棚田の遺構を整備した。

 棚田は生産効率の低さや農家の高齢化による担い手不足、野生鳥獣被害などから、存続の危機に瀕しており、基金はその蘇生、保全活動を支援するためのもの。

 両基金とも1口5000円(口数の制限なし)で、寄付を募っている。寄付者には特典もあり、問い合わせは村役場総合政策課まで。
 
◆冬古刹 - 北信濃風物詩<連載>
 風が…、日差しが…、小川の流れが…などと、それぞれが希望的観測も加えて、かすかな、本当にかすかな春の兆しを語るけれど、北信濃路はまだ冬さなか。

戻り雪に不安はないけれど、遅々とした陽気の移ろいが、歯がゆくもある。

雪はまだ、腰から胸の辺りまで。

苔むした石に被る雪の庇から氷柱が垂れる。

春の兆し―というには…。
 
◆お年寄り「ありがたい」 - 社協の雪掘りとうど塾<飯山市>
 高齢者世帯や、高齢の独居世帯などを対象に、ボランティアを募って屋根の雪下ろしや家周りの除雪を支援してもらう「雪掘りとうど塾」。ことしで4年目となる雪掘りとうど塾が5・6の両日「in外様」として開催された。

 飯山市・長野県・外様地区社会福祉協議会が主催した今回とうど塾は、いわゆる除雪弱者を対象に、除雪支援を行うもの。ことしは、埼玉県越谷市社会福祉協議会スタッフの呼びかけに応じた、同市の大学生や市民18人など、合わせて22人が参加した。

 ボランティアは17歳から70歳。とうど塾参加経験のある「リピーター」が多かった。雪掘り体験には、地元の区長、民生委員、公民館役員・専門部員、社会福祉協議会関係者ら21人が指南・協力者として参加。初日の講習会を含めて、活動をサポートした。

 6日、雪掘り隊が訪れたのは顔戸・中曽根の高齢・独居3世帯。

 中曽根の95歳になるお年寄りのお宅には、8人のボランティアと5人の地元協力者が訪れ、雪下しで1階部分が埋まってしまった軒下の除雪作業を行った。

 昨年から参加し、今回のボランティアメンバー集めに尽力した、越谷市社協の日野泰宏さんは「平成18年の豪雪を見て、そこに住む人たちの大変さが伝わってきた。今回、若い人たちが参加してくれているが、日常の雪国の生活を体験できること、地域の指南役の方と交流ももてることは、これからの彼らの活動の糧になると思う」と話した。

 1時間半ほどの除雪作業で、軒下の雪が片付けられ、「今まで暗かった部屋に明るい陽の光りが入った。1人では、とても除雪作業はできないので、ありがたい」と住人の感謝の言葉が聞かれた。

 この後、宿舎に戻った参加者に、修了認定書が授与され、参加者一人ひとりの「汗」が称えられた。外様地区区長会長の春日早夫さんは「2日間という短い期間だったが、若い人たちと交流をもち、我々も元気をもらった。本当にうれしく、感謝している。飯山は冬だけでなく、他の季節も素晴らしいので、ぜひまた訪れてほしい」と謝辞を述べた。
 
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