TOP - 過去掲載記事 - 2011年02月05日号

2月05日号掲載記事
 
◆「農村文明」という価値観を創造したい - 現職が無投票で再選<木島平村>
 任期満了に伴う木島平村村長選挙は1日告示された。同日午後5時の立候補届締め切りまで、現職の芳川修二さん=写真=以外届け出はなく、芳川さんの無投票当選が決まった。

 地域資源を活用したオリジナル商品の開発、大学・高校との連携による活性化資源の掘り起こしと提言施策の事業化、村民・村職員の意識改革、都市と農村交流―などに一定の成果が語られ、自立プランによる小学校・保育園の統合、農を基軸とする交流の村づくり―などと取り組んできた。

 ただ、昨年来、村長が説く「農村文明の創生」を含めて、施策の本意が理解がえられず、厳しい議会対応に迫られたのも事実。このため、今回村長選に当たっては、現・元村議が出馬の可能性を探る動きを見せた。
 対抗馬の出馬、擁立の動きは結局具体化せず、芳川さんの無投票当選が決まった。

 1日、南鴨生活改善センターで行われた出陣式には、若林健太参院議員、足立正則飯山市長らが来賓として出席、支持者約100人が集まった。

 同日会場には▽協働で「誇れるふるさと木島平」を創ろう▽5千人の持続可能な活力ある村づくり▽「農村文明の創生」を目指して―のスローガンが掲げられ、芳川さんは「この4年間、手探りの中で、ワラをもつかむ思いで村政に当たってきた。今回、さらにどこにも負けない村に―という思いで、無鉄砲にも立候補した」と語り、農を基軸とした村づくり、保育園を含めた子育て環境整備、遊休荒廃地対策など政策の一片を披瀝した。

 この後の遊説第1声でも芳川さんは「農村文明という価値観を創出したい。村民が誇りをもった生き方ができるためであり、同時に地域で食べていける経済基盤の確立と取り組みたい」と述べ、村人口5000人を目標に活性化を図る決意を示し「そのステージを私に与えて下さい」と締めくくった。

 午後5時過ぎ、無投票当選を決めた芳川さんは「無投票ではあったけれど、村民の皆さんの信任をいただいたと、受け止めている。お約束した政策に真摯に取り組み、これから4年間の村政運営に当たりたい」と述べた。
 
◆湧水利用の発電施設で照明 - 北野天満温泉<栄村>
 栄村の北野天満温泉に昨年12月、湧水を利用した小水力発電施設が設置され、発電された電気で同施設に灯りが点されている。

 施設は国の温暖化防止対策の一環で、県の「みどりの分権革命事業」の小水力発電事業として設置された県内10カ所のうちの1つ。北野天満温泉の温泉掘削の際、隣接して噴出した毎分約8dの湧水を、かさ上げしたタンクから木枠の水路で落差をつくり、水車を回して起電するシステム。実験では300h/時の発電が可能という。

 湧水を利用した小水力発電の実証実験でもあるが、これまでのデータでは最大400h/時の電力が得られており、現在は同施設の照明など消費電力に見合った300hに調整している。

 村では新年度、同発電施設を県から村に移管してもらい、湧水発電で得られる電力を、温泉施設などで使うことを検討するための調査を行いたいと言う。 同村では昨年12月、東京電力が秋山・栃川で48年ぶりの新規開発として、水路式の水力発電所「栃川発電所」の運転を始めており、村の豊かな自然を動力とするエネルギー生産の成果が期待される。
 
◆雪下ろし - 北信濃風物詩<連載>
 「慣れ」とは怖いものであると同時に、強いものでもある。

今冬の東北・山陰を中心とする豪雪。

被災地には申し訳ないが、「何でそんなに大騒ぎなの?」と、思うのも筆者だけではないだろう。

慣れていないことの怖さを思い知らされた。

「ことしは特別交付税減らされるな」。

役場の職員の言。

黙々と雪と戦う人の姿がきょうもある。
 
◆商店街などを「猪突猛進」 - 飯山市街地にイノシシ<飯山市>
 先月30日午後2時過ぎ、飯山警察署に、市内上倉地籍でイノシシを見た―との通報があった。
 その後、本町商店街にイノシシが現れ、書店などに侵入して店内を荒らし、ガラスを破って逃走、北町から有尾方面に向かう姿が目撃された。

 イノシシに店内を荒らされ、花の水育鉢を壊されて、商品の書籍などを水浸しにされた書店の経営者は「除雪作業中で、最初は大型の犬かと思った。イノシシに出会ったのは初めてで、ただあっけにとられて見ているだけだった。お客様にケガがなくてよかった」と話す。

 イノシシはその後、市ノ口から英岩寺〜有尾にかけて追跡されたが、午後5時過ぎ、夕闇と激しい雪のため、捜索を断念した。飯山北高付近には、商店のガラスで切ったと思われる血痕が随所にあり、目撃者も多くいた。

 が、同日午後4時過ぎ、今度は上町裏から新町付近でイノシシが目撃され、市の道路パトロールカーが、新町区民センターの1階物置に追い込み、出入り口をふさいで閉じ込めた=写真=。イノシシは、駆け付けた猟友会員の猟犬に追い詰められ、捕獲された。市では、2カ所のイノシシが同じものか、断定はできないとしているが、翌31日午前8時過ぎ、上倉のコンビニ付近で一頭が目撃され、その後消息を絶っている。
 
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