TOP - 過去掲載記事 - 2010年11月06日号

11月6日号掲載記事
 
◆内山紙と型染め絹生地が融合 - 「KINU*WASHI」ブランド商品化<飯山市>
 飯山市の伝統的工芸品・内山紙と、飯田市の型染め絹生地を融合させたバッグや小物入れ、名刺入れなど新しい商品が開発され、先月28日、県庁会見場で報道関係者に発表、披露された。

 新商品のブランド名は「KINU*WASHI」。飯田市で古くから受け継がれてきた柿渋紙製の染め型を活用した小紋染絹生地と、飯山市の伝統的工芸品「内山紙」を使ったもので、県地域資源製品開発支援センターがプロデュースした。
 同日発表されたのは色も形も異なる4種のトートバッグとバッグインバッグ、カードケース、小物入れ、名刺入れなど。絹と和紙の複合素材でできており、軽くて丈夫、使うほど柔らかな味わいが出てくるという。

 同日の商品発表には飯田市の「創作染工房 久」ブランドマネージャーの中島いづみさん、飯山市瑞穂の阿部製紙・平田真澄さんらが出席。中島さんは「型染小紋の繊細な技を知ってほしくて、和紙に小紋柄を印刷できないか―と考えたが難しいと言われた。そんな時、新聞で平田さんのことを知り、相談にうかがった。その中で和紙に絹を貼り、絹のしなやかさと和紙の張りを生かしたバッグを考案した。伝統工芸品の需要が減少する中で、独自の商品開発が急がれており、日本のモノ作りの力を生かした縫製技術も活用し、ブランド力を高めるとともに、地方工芸とのマッチングも検討したい」と、述べた。

 また、平田さんは「2年前から阿部さんの弟子として紙漉きの勉強をしている。内山紙の特長を生かした用途の開拓に迫られる中で、今回の絹生地との一体化はうれしいこと」と話した。
 
◆2時間待ちの行列が - いいやま和スイーツ<飯山市>
 信州DC飯山市実行委員会と飯水菓子工業組合(米望富仁組合長)の共催で企画された「甘い競演 いいやま和スイーツ」は先月30・31の両日、飯山の「ホテルほていや」を会場に開催され、女性客を中心に一時は2時間待ちの行列ができるなど、にぎわいを見せた。

 「飯山には地元に愛されてきた昔ながらの和菓子のお店、新しくできたおしゃれな洋菓子店が多くあります。飯山のおいしいお菓子、お店を知っていただければ」と初めて開催されたスイーツイベント。

 城下町としての歴史があり、老舗の和菓子舗が暖簾を守る飯山だが、近年、市外にもファンを広げる洋菓子店が増え、「スイーツの街」として知られるようになった。特に高橋まゆみ人形館のオープンで、飲食店とともに喫茶店やスイーツの店を訪ねる人が多くなり、今回のイベントとなった。

 「和スイーツ」には今回、飯水菓子工業組合の14の和洋菓子・パン店が参加。和洋合わせて68種類、1日で約1400個の菓子が提供された=写真=。1人1000円で洋菓子3個、和菓子食べ放題、フリードリンク制。

 初日の30日には午前11時のオープンを前に、女性客らが詰めかけ、一時は2時間待ちの行列ができた。女性グループ、家族、カップル客が多く、参加者はパティシエの説明を聞きながら、飯山スイーツを堪能していた。

 米望組合長は「皆赤字覚悟で参加しているが、お客様に喜んでもらい、飯山の菓子を広くPRしていただければうれしい。会場設営など、行政支援があったからこそできた」と、話していた。
 
◆大根干し - 北信濃風物詩<連載>
 山に2度目の雪が来て、冬隣の季節を実感させられる。

そろそろ庭木の雪囲いや大根干し、吊るし柿の風景が見られ始める。

晩秋の候とでも言うのか。

 異常気象でここ数年、季節の節目が曖昧になっている、というが、ことしの猛暑の夏もきっぱり終わって、「秋立ちぬ」を知る変化を体感した。

大根の白さが秋の陽にまぶしい。
  
◆お年寄りらを先生に「干し柿」づくり - ふるさと学習Dayで岡山小<飯山市>
 飯山市の岡山小学校(清水啓治校長・18人)で先月28日、地域のお年寄りらが参加して干し柿づくりが行われた。

 同校は、全校児童が地域住民とふるさとの四季折々の楽しみを共有し、ふるさとの良さを知ろうと、「ふるさと学習Day」を設けている。今年度もこれまでに、「おかやまの春を味わおう」「夏の風物詩ホタルと満天の星空観察会」などを行ってきた。この取り組みを支援しているのが「岡山の子どもの教育を考える会」(宮本邦弘会長)のメンバー。同校と地域住民をつなぐパイプ役として、ふるさと学習Dayなどに積極的に参加している。今回は同会に加え、桑名川老人クラブのメンバーも参加しての干し柿づくりとなった。

 干し柿づくりは、この時期の風物詩の1つで、今でも毎年作っている家庭もある。作業は、事前に柿の皮をむく練習を家庭でやってきた子どももいたようで、スムーズに進み、指導にあたったお年寄りが感心する姿も見られた。

 以前は、傷んだ唐笠などを利用し、竹の部分を串にして刺し、「串柿」にすることが多かったそうだが、今は1本の縄に連続して複数個を結んでいくやり方が多いという。

 子どもたちは皮をむいた柿を器用につないでいき、干し竿に結んでいった。干した柿は、これから子どもたちが管理して、登校した際に教室のベランダに出し、1週間ごとに揉んで、食べ頃を楽しみに待つそうだ。
 
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