TOP - 過去掲載記事 - 2010年09月04日号

9月4日号掲載記事
 
◆8年ぶりの選挙戦 江沢さん・足立さんが出馬 - 飯山市長選<飯山市>
 任期満了に伴う飯山市長選は先月29日告示され、元総務省大臣官房審議官の江沢岸生さん(56)=太田大深=(写真左上)、元副市長の足立正則さん(59)=飯山奈良沢=(写真右上)の、いずれも無所属新人2人が立候補を届け出た。同市長選では8年ぶりの選挙で、9月5日に投・開票される。「変えよさ!飯山 新しい風」と、市政改革を訴える江沢さん、石田市政の継承・発展をうたい、「まかせて下さい 明日の『いいやま』」と訴える足立さん。新幹線駅開業に向けた対応策、産業振興・雇用対策、市の行財政改革、子育て支援、少子高齢化対策―などを争点に、未来に夢が描ける、真摯(しんし)な論議が期待される。


「飯山市政検証」で、飯山市の現況、直面する課題、市民意識、民・官による活性化への取り組みなどに関して、各種データから分析を試みた。市民が思う施策の重要度と、満足度の差が大きい「健全な財政運営」では、下水道整備事業費の償還、道路を中心とする過疎債の活用などで、平成14年度をピークにして、約415億1200万円あった一般・特別会計合わせた公債(借金)は、21年度決算で約273億9200万円に減少した。これを健全化と見るか、なお財政危機とみるか。

 飯山市の喫緊の課題は、若者を中心とする過疎の進行と、地域経済のジリ貧化。「糧」を含めた定住条件・環境の整備が渇望される。新幹線駅周辺整備では、駅周辺市有地で計画する商業施設の集積構想が進まない。新幹線を起爆剤とする地域活性化策と、ハイテンポの事業化が求められる。

 歴代を含めた市政の評価、組織・地域を含めた支援構造、戦略や特異な政策などに2派の違いをみる今回市長選。報道による「形勢」も4割近いと思われる、いわゆる浮動票の流れによっては、どう転変するか、予断はできない。それよりも8年前の市長選で82・61%だった投票率は、「審判」を保証する数値を確保できるのかどうか。得票の多寡も、投票率の高低もまた、有権者の審判といえないか。

 8年ぶりの市長選。有権者が何をもって審判を下すのか。真摯な政策論争から、飯山市の未来に夢が描かれる。それをしっかり見極めたい。
 
◆所得上がる農政を - JA北信州みゆきで500人農政大会<飯山市>
 JA北信州みゆきの「500人 農政大会」は先月28日、午前5時半から同JA本所で開催された。

 同JA・農政対策会議が主催したもので、小坂・若林参院議員、管内4市村長、県議らが来賓として招かれた。村松清一組合長は「ここ数年農業を取り巻く環境に厳しさが一層つのっている。昨年の政権交代で農政改革が進められるが、備蓄米などに対する位置付けがあいまいだ。米づくりに元気が出るような政策が待たれる」と、あいさつした。

 飯山市の石田市長は「豊作はうれしいことだが、真に喜べない現実がある。飯山市内でも多くの田畑を荒らしてしまった。今のような農政で日本農業が守られるのか。確実に所得が上がる政策を―と訴えたい」と、述べた。

 議事では「米価の安定による、再生産が可能な政策の実現、政府による出口対策、地域に配慮した計画生産による不公平の解消など、所得補償制度の早期実施に向けた財源確保の取り組みを国に求める」―とする、水田農業経営安定対策並びに基本農政の確立を求める議案、JA北信州みゆき地域農業を守る決議について、可決した。

 大会スローガンでは▽良質米産地として水田農業を守り、再生産可能な米価、農業所得確保を目指す▽安全・安心な農畜産物の生産を進め、消費者の信頼を高める▽農畜産物の総合供給産地として多彩な農業振興を図る―などを採択した。
 
◆岩つづみ - 北信濃風物詩<連載>
 「小菅根の岩間の滝の岩つづみ白糸綾えて打ち出づる音」。

古社に到る杉並木の入り口付近に、木樋に導かれて落ちる水がある。

周囲の水路が奏でる水音が涼しげだ。

暑い下界を逃れて訪ねた。

うっそうとした杉木立は別世界。

帰路の急峻な坂道から望む下界に、わずらわしい日常を思い出す。

炎天下に戻る。

意識が変わる。
  
◆平和の重さ知った - 飯山市中学生平和学習派遣事業<飯山市>
 飯山市の平成22年度中学生平和学習派遣事業で、8月6日の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参加した飯山城北・城南中学校の生徒が先月26日、石田市長に感想を伝え、成果を報告した。

 慰霊・平和祈念式への参列と、平和記念資料館などの見学を通して、戦争で亡くなった多くの戦没者の御魂を追悼するとともに、戦争の悲惨さを身体を通して学び、平和の大切さを感得する―のが事業の目的。

 ことしは城北・城南中学から生徒6人と引率の先生2人が参加。広島平和公園での原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列したほか、平和記念資料館、原爆ドームなどを見学した。

 市長への報告会では生徒から▽広島の方たちの思いを理解し、飯山の人たちに伝える責任がある。核から学ばなければ、同じ過ちを繰り返してしまう▽資料館にあった、女子学生の制服の写真に「もっと生きたかったろうに」と思った▽平和や戦争を考える機会になった。戦争や核をなくすことができればいい▽戦争の姿、平和の重さを知った―など感想が伝えられた。

 市長は、中学生の感想を瞑目したまま聞き入り「皆さんが見たこと、聞いたこと、感じたことを友だちや家族に話し、多くの人が戦争の悲惨さ、平和の大切さを知ってくれることを期待している」と話した。
 
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