TOP - 過去掲載記事 - 2010年08月14日号

8月14日号掲載記事
 
◆新知事に阿部さん - 北信濃4市村は腰原さんがトップ得票<岳北>
 任期満了に伴う長野県知事選は8日、投・開票が行われ、元県副知事で新人の阿部守一さん(49)が、初当選を果たした。 

 北信濃4市村では、前県副知事腰原愛正さん(63)がいずれもトップ得票。阿部さんに1775票差の8124票を獲得した。3陣営の中では唯一、飯山市内に後援会事務所を開設し、自民党、参院議員後援組織を中心に各首長、JA組織、経済団体など幅広い層の支持を得、出足の遅れを感じさせない活動で、終始優位に戦いを進めたが、4年前の知事選で村井現知事が得た1万4274票にははるか及ばなかった。

 阿部さんは4市村合わせて、6349票を獲得。先の参院選では、民主党2候補合わせて8388票を獲得したが、田中康夫元知事支持層の1部を、松本猛さん(59・前安曇野ちひろ美術館長)と分け合ったことなどもあり、票は伸びなかった。

 松本さんは「草の根」選挙で「浅川ダム」見直しを明言し、しがらみのない県政を―と、訴えたが、知名度の低さもあり、また、田中元知事支持層の実質的な分裂で、地域への浸透に欠けた。

 北信濃4市村の開票結果は、県全体のそれと異なるものとなったが、近年の選挙が、人口が集中する都市部の趨(すう)勢、特に無党派層の動向で決まってしまう実態を、改めて浮き彫りにしたとも思える。

 今回知事選では、田中・村井県政の評価も問われたが、開票結果を見るとそのいずれでもない、新たな体質の県政が選択されたといえる。

 最終的には民主・自民が前面に出た政党選挙。先の参院選で惨敗した民主党に対する期待感も残る実態、深刻さを加える県財政への不安、地域経済の落ち込みや雇用不安などを背景として県政に感じる閉塞感。その一方では、浅川ダム問題や事業仕分けなどに関する、具体性に欠ける政治姿勢、安定した県政運営への期待など、腰原・阿部両氏に対する思いや評価が交錯し、わずか約5000票差の、混戦となったと思われるが、低い投票率が何を語るのか、改めて考える必要がある。

 今回知事選の当日有権者は174万5560人。投票者は91万9908人で、当選者の得票は当日有権者の約20.8%。「県民主権」を掲げた阿部県政の抱える課題は重い。
 
◆「55」「25」キーワードに - 木島平村民夏まつり<木島平村>
 村制施行55周年・東京・調布市との姉妹都市盟約25周年を記念する「木島平村夏まつり」は7日、中央グラウンドを会場に開催された。ことしで通算26回目。

 午後6時45分、村内3保育園児による「鬼太郎ダンス」で始まった夏まつりでは、村職員が2年ぶりに復活させた「協働戦隊キジマンダイラー」が、悪の一味に拉致された芳川村長らを、子どもたちの声援を受けて救出、「協働」の力の大切さを訴えた。

 同日は長友貴樹市長ら調布市幹部が招かれ、やぐらの上からあいさつ。新しく編成された「消防ファンファーレ隊」のデビュー演奏、村制55周年・姉妹都市交流25周年をアピールする仕掛け文字の点灯で踊りが始まった。

 恒例の山車はことし、朝の連続ドラマの影響か「ゲゲゲの鬼太郎」の様々なバージョンが登場。ビールのジョッキ、御柱、柱松子、ねぷた―などを模した山車が踊りの輪に連なり、盛り上げにひと役かった。

 ことしはまた、調布市から交流で訪れていた子どもたちや、ワークショップの早稲田大学生、鬼島太鼓と交流するドイツ・トリア市の子どもたちらも飛び入り参加。緩慢な動きながら流麗でもある「烏踊り」などの輪に連なった。


(写真=「目玉親父」も踊りの輪に連なって)
 
◆立 秋 - 北信濃風物詩<連載>
 真っ青な空と、凶器にも見える太陽、山の端から立ち昇る入道雲。

「サンフラワー」の言葉通り、その構図にぴったり収まるひまわり。

夏盛りである。

「毎日暑いね」が、日常のあいさつになった。

ゲリラ豪雨は困るけれど、雨がほしい。

夜になっても30度を超える室温にいらだつ。

暦のうえでは立秋も過ぎた。

残暑厳しき秋である。
  
◆核は戦争抑止力ではない - 50人参加して平和の集い<中野市>
 ―ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下されてから65年。今も核兵器の不安、各地の武力紛争が続いています―。

 広島に原子爆弾が投下された6日、中野市永江の真宝寺で、通算15回目となる「平和の集い」が開かれた。唱歌「朧月夜」に歌われる「かわずの鳴く音も鐘の音も」の「鐘」で知られる同寺。

 1989年、広島の焼け野原に燃え残っていた火をカイロに移した「原爆の火」を分火して本堂に安置、「平和の火」として守り、昨年境内に建設した「平和の塔」に点した。集いは北信濃平和の集い実行委員会(遠山茂治代表)が主催して開催してきたもので、一時中断したが塔の建設を機に復活、ことしで通算15回目を数える。

 同日は熱暑の下、平和の塔前で真宝寺住職による法要、50人ほどの参加者による献花が行われた。本堂での集いで遠山代表は「ことしも熱い思いがこみ上げる8月がやってきた。65年前の原爆の記録は封印されたまま、核開発は進んだがここ数年、世界は大きく変わろうとしている。核軍縮への理解が広がっている。米オバマ大統領の核不拡散を呼びかける演説、広島平和祈念式典への米・英・仏代表の出席。核は戦争の抑止力ではないという認識が深まっている。心底戦争は嫌だ―という訴えを日常的な活動の中で伝えたい」と、訴えた。


(写真=平和の祈りを捧げる参加者)
 
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