TOP - 過去掲載記事 - 2010年06月19日号

6月19日号掲載記事
 
◆地産食材使った商品相次ぎ発売 - 食べていける農業の確立こそ…<木島平村>
 木島平村の特産品の1つ、「ギョウジャニンニク」が入ったウインナーソーセージが、村と信州ハム軽井沢工房の官産連携でこのほど完成し、試験販売が始まった。商品名は「行者ニンニクロングウインナー」。100c・300円で、農産物直売所などで販売している。

 ギョウジャニンニクは平地の水田でも栽培が可能で、1反(約10e)当たりの収入が高いことから、農業就業者の高齢化、遊休荒廃地の増加などに頭を痛める村にとっては、農業の活性化、農家所得向上の起爆剤となることが期待されている。

 芳川村長は「食べていける農業の確立こそが農業後継者育成、ひいては定住促進に結び付く。中山間地の耕地は、非効率的な環境にもあり、この地の気候・風土に合った換金作物の導入が急がれている」と、話す。

 同村ではこれまでにもヤーコンを使った焼酎や酢、漬物のほかサンフラワー(ヒマワリ)オイル、穀物酢、醤油など、オリジナル加工商品を開発しており、村内の宿や飲食店で提供したり、農産物直売施設で販売し、好評を得ている。今回、ギョウジャニンニク入りウインナーソーセージとともに、黒豆の甘納豆「狸の忘れ物」も商品化して販売を始め、同時に生食用完熟トマトの販売戦略とも取り組む。

 ウインナーソーセージは、香りはするが口当たりはマイルド。黒豚とヨークシャーの2種類の肉を使っている。11日、商品第1号(約180本)が村に届き、芳川村長、浦山副村長らがさっそく試食した。味付けや風味などに意見もあったが、「これをつまみに村産のワインなんかいいね」と、「村長の太鼓判」も。

 ギョウジャニンニク入りウインナーは、アミノ酸やビタミンCなどが豊富で、用途は広いという。村では職員や一般販売での消費者の声を聞き、今後の本格的な販売に活かしたい考えだ。
 
◆一目千両の乱れ咲き - 野沢温泉百番観音つつじまつり<野沢温泉村>
 「おなじ咲くならナ 野沢のつつじヨ 一目千両のおもひおもひの みだれ咲き」と、野沢温泉小唄に歌われる野沢温泉村つつじ山公園のつつじ。昨年、百番観音の歴史を踏まえて、つつじ山を村内外にPRしようと、若者たちの発想でリニューアルされた「野沢温泉百番観音つつじまつり」が12・13日、開催された。

 初夏には約5000株のつつじが咲き乱れるつつじ山=写真=には、西国・坂東・秩父合わせて100カ所の観音霊場を祀った「百番観音」がある。鬼門の方角に観音石像を安置し、村の守りともしているもので、石像は今から230余年前、住民が先祖供養のため、それぞれの霊場に参詣し、持ち帰った土の上に建立したものと伝えられる。

 ことしは13日、つつじ山山頂の百番観音堂で法要が営まれ、12・13両日にはふもとの真湯近くに温泉を引いた「足湯」が行楽客らの疲れを癒し、農産物や温泉ゆで卵、草もち、おやきなどの販売、道祖神太鼓の演奏、野沢温泉小唄の踊りなどが行われた。
 
◆残雪と新緑 - 北信濃風物詩<連載>
 高原には若者や家族連れの姿がよく似合う―と言われるが、ただっ広い草原でなく、湖や林内となると、これが意外と中高年にも似合うのだ。

 まだ、冬の眠りから目覚めたばかりの池。

残雪に季節感が狂わされる。新緑と残雪のコントラストがまぶしい。

山の中腹にはタムシバの白い花。

山はわずかな春から初夏へ。
  
◆高校生が支援の募金 - 宮崎県の口蹄疫問題で<木島平村・飯山市>
 宮崎県で発生した牛や豚の口蹄疫は一時、終息に向かったと思われたが、ここにきて周辺に「飛び火」する事態となっている中、10・11の両日、下高井農林高校の生徒たちがJR飯山駅で、口蹄疫被害に襲われた、宮崎県の畜産農家を支援する街頭募金を行った。

 今回の口蹄疫では、畜産農家に加えて被災地農業高校でも飼育している家畜の全頭殺処分を余儀なくされている。下高井農林高校では、宮崎県の高鍋農業高校と交流があり、同じく畜産を学ぶ仲間たちの悲しみを察する中で、何かできることはないか―と話し合い、支援の募金を決めた。
 同校では、宮崎での口蹄疫発生に伴って、畜舎周辺への石灰の散布や、手指・靴などの消毒を実施、防疫対策を講じている。

 両日の街頭募金には農業クラブの生徒、教師10数人が参加。「宮崎県の畜産農家を励まそう」と書いた横断幕を掲げ、駅利用者に協力を呼び掛けた。その呼び掛けに対して、通勤・通学者や駅利用者、通りがかりの人たちらが「頑張って!」「(口蹄疫が)早く終わればいいね」などと声をかけながら、支援金を寄せた。中には幼児や、犬の散歩の途中に寄金する人もいて、関心の高さをうかがわせた。
 
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