TOP - 過去掲載記事 - 2010年05月22日号

5月22日号掲載記事
 
◆飯山市で社会教育プロジェクト - 「飯山の土産品」考案に向け現地学習<飯山市>
 社会環境の著しい変化に加えて、大学設置認可における規制緩和などから、大学の教育・研究面での改革が求められる中、文化女子大学(東京・新宿)では今年度、大学の社会的責任に応える活動の一環として、「飯山・地域社会教育プロジェクト」を始動、9日、学生ら約30人が飯山市を訪れて、伝統産業を学ぶとともに、観光拠点などを訪ねた。

 同大学では社会的責任(USR)に応える活動の拠点として「服装学部USR推進室」を設置、これまで、渋谷区内の小学生を対象に、ファッションショーの舞台裏での活動体験を実施してきた。

 これに加えて今後、新たな地域連帯の姿を探っていく方針で、今回、その第1弾として、学校施設があり、匠大学などで交流の深い飯山市を拠点に、地域社会を対象とする交流教育を推進することを決めた。自然の価値を知り、市民とのふれあいの中から、講義や実習では果たし得ない社会教育の実現を目指す。

 関係者との話し合いの中で、具体的には「飯山地域の特色を生かした土産品の考案」をテーマに決めた。

 同日、服装学部の学生ら約30人は、菜の花公園を散策、飯山の代表的なイメージを印象に刻み、道の駅では土産品の実態を知った。この後、手すき和紙体験工房で紙漉きの工程、内山紙の特質などを学び、はがきを漉く作業を体験。また、飯山仏壇の伝統の技である彫金にも挑戦した。彫金では、伝統工芸士らが、北竜湖を型取ったハート型の銅板を用意し、学生たちは様々な模様を刻する鏨(たがね)を使い、思い思いのデザインを描いた。

 同大では今回の現地学習の成果をグループディスカッションで煮詰め、土産品の考案、デザインを行う。10月にもデザインを完成させ、試作品の作成に取り掛かりたい考えで、11月下旬には学内コンペで最優秀賞など、入選作品を決めることにしている。


(写真=はがきの手漉きに挑戦する文化女子大生)
 
◆岳北地域は26事業が内定 - 県の地域発・元気づくり支援金<岳北>
 県の平成22年度「地域発 元気づくり支援金」北信地域第1次分事業が内定した。市町村、公共的団体(地域づくり団体・NPOなど)から申請があったのは50団体からの52件で、支援金の要望額は8740万6000円。このうち、42の事業に約6400万円の交付が内定した。

 内定事業のうち、事業区分で最も多いのは特色ある観光地づくり・農業振興と農山村づくりを中心とする「産業振興・雇用拡大」。「地域の元気を生み出す地域づくり」が続く。市町村別では岳北関係で飯山市が14件、支援金額は約2370万円。木島平村が6件・約414万円、野沢温泉村3件・約273万円、栄村3件・約306万円となった。

 具体的事業では、飯山市で「協働の村づくり事業」が22カ所あり、市が原材料購入費・重機など使用料を支援し、住民が労力などを提供する事業が進められる。飯山市ではこのほか▽障害者が主人公になれる産業づくり(常岩の里ながみね・木質ペレットの製造・販売)▽福祉の商店街づくり(本町の空き店舗・六斎市の活用)▽戸狩温泉スキー場の森林復元(ゲレンデ未使用地への植栽)▽ふるさと薬膳による地域活性化▽みゆき豚丼で飯山を元気にしたい―などがある。

 木島平村では▽オラホの村のお宝&思い出の逸品展(みゆき野アート蔵)▽木島平村の100自慢(村内・広域MAP付きガイドブック)―など。野沢温泉村では▽日本温泉科学会開催など、栄村では▽都会のねずみと田舎のねずみの農業体験―などへの支援が内定した。
 
◆黄花爛漫 - 北信濃風物詩<連載>
 昔ながらの植生に加えて、近年、地域住民の手によって草花が植栽され、整備された道がある。

菜の花、山吹、秋桜など街道や桜堤。

長い間の住民の地道な取り組みは今、各所で圧巻の花を咲かせている。

一木一草を育ててみればわかるが、遠大な営みである。

遠大だが、花の季節になると、労苦を忘れてしまうから不思議。

山吹の黄色い瀑布がある。
  
◆新緑に1日だけの麗姿 - 樽滝で年に1度の放流<木島平村>
 木島平村糠千の玉瀧不動に架かる太鼓橋直下の雄滝と、旧滝見橋下の雌滝。大正12年、発電の余水を樽川の雌雄2滝の間に落としてできた滝が8日、今では年に1日だけとなった姿を現した=写真=。

柱状節理の断崖に約50bの高さから落ちる滝は、岩に砕ける白い飛沫、白布を流したような垂水が、豪壮で清雅な趣を漂わせ、期日限定の絶佳の撮影ポイントとして知られている。

 通称「樽滝」は雌雄2滝と、その間の新滝を合わせた総称。真ん中の滝は昭和59年、下流にある発電所の改良工事で、導水路の水が発電に使われることになったため、放流が途絶えてしまった。

 その後、滝の消失を惜しむ地元住民の要望を受けて、玉瀧不動明王例祭が行われる5月8日の1日に限って放流されている。

 同日は放流が始まる午前8時半を待ちきれないアマチュアカメラマンらが、早朝から新滝見橋付近にカメラの放列を敷いた。近くの玉瀧不動例祭、俳句会、そば処、そして、観光交流センターでの樽滝祭り―など、一帯では多彩なイベントも行われ、好天にも誘われて、多くの人出でにぎわいを見せた。
 
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