TOP - 過去掲載記事 - 2010年05月08日号

5月8日号掲載記事
 
◆雪国の「歴史と信仰の城下町」四季の彩り魅せる街 - 第2次アクションプラン(案)まとまる<飯山市>
 飯山市はこのほど、「回遊性のあるまちづくり(まちなか観光)第二次アクションプラン」(案)をまとめた。

 回遊性のあるまちづくり、観光施設・機能の充実推進部会が提言した。新幹線アクションプランの策定に伴い、まちなか観光の振興、観光まちづくりをどのように進めるか、方向性を探り、実質的なアクションを起こすためのもの。

 整備方針として「雪国の『歴史と信仰の城下町』四季の彩り魅せる街」を掲げる。事業の方向性では、まちのシンボルでもある城山を観光ポイントとして磨き、城下町を散策エリアに、「食」を中心とした事業展開を図る。

 事業の手法では、専門的リーダーや市民組織との話し合いをもちながら、旅行者の中心となる女性の視点で、ストーリーづくりを進める。飯山の資源を「歩く旅」という目線で、ストーリーを組み立てたマップとし、魅力を発信する。

 事業は短期・長期・継続的―事業に分類する。新幹線開業前の3カ年(平成22〜24年)が第1期で、芽出しとしての基盤づくりを行い、開業前後の3カ年(平成25〜27年)を第2期として「成長期」に位置付ける。

 重点整備コースでは、人形館・愛宕町・城山・正受庵を観光ポイントとして、歩くコースを設定する。観光資源として▽重点歴史的資源(飯山城址公園、正受庵、真宗寺)▽文化的資源(文化人と文学碑)▽芸術的資源(高橋まゆみ人形館)▽景観・町並み資源(寺めぐり遊歩道、愛宕町雁木通り、北町通り、仲町通り)―など上げている。

 総合的な施策の検討では@歴史的・文化的遺産A四季の変化を楽しむBサービスの提供C住民活動の活性化D経済活動の支援E地域の食の提供F第二次交通の整備―から、飯山文化の繁栄が街並みに感じられるような観光まちづくりを進める。

 この中では▽食べ歩きチケットの導入▽各観光施設のセット商品の開発▽農家レストランの開設▽いなかファーストフードの開発・販売▽伝統工芸を生かしたお土産品の開発―などが提言される。


(写真=まちなか観光の拠点となる城山の葵神社)
 
◆菜の花をエネルギーに - 好天続き満開の花に多くの人出<飯山市>
 第27回いいやま菜の花まつりが今月3日に開幕し、県内外から2万5千人に迫る人が、北信濃の遅い春の訪れを楽しんだ。

 3日の菜の花公園野外ステージで行われた開会セレモニーでは、地元東小児童の鼓笛隊が同小学校から野外ステージまでのサクラ・菜の花が咲き、鯉のぼりが泳ぐ公園内をパレードした。

 初日は、地元さかせるかいのメンバーが同行し、菜の花公園周辺を散策する「原風景ゆったり散策ツアー」が行われ、20人を超える参加者が、案内人や菜の花すくーるの子どもたちと一緒に3`ほどの道のりをのんびりと歩いた。

 4日にはインサイドアウトスキークラブのインストラクター指導による、ノルディックウォーキングツアーや第9回朧月夜音楽祭が野外ステージで行われ、市内外の27団体、500人ほどの参加者が野外ステージで歌声、器楽音色を黄色に彩られた丘に響かせた。この他にも菜の花オリエンテーリングや餅つき大会などが企画され、来場者を楽しませた。

 大月会長は「菜の花の開花に関しては、4月の不順天候でヒヤヒヤしたが、うまく咲いてくれてよかった。ことしは高橋まゆみ人形館の開館などもあり、遠くからもお客さんが来てくれた。各方面と連携して、来てくれたお客さんが回遊し、地域が活性化してくれるといい」と話した。

 また、千曲川をはさむ両岸に広がる菜の花畑を結び、広大な菜の花畑の景観や散策を楽しんでもらおうと、一昨年から運航を始めた「菜の花渡し舟」(菜の花渡し舟実行委員会)も1日から5日までの間運行され、期間中、1650人を超える利用者があった。
 
◆青嵐に - 北信濃風物詩<連載>
一時、都会では団地のベランダに飾られるサイズの鯉のぼりが流行ったという。

が、鯉のぼりはやはり、五月晴れの空に青嵐をはらんで、伸び伸びと泳ぐ姿がいい。

 遠山の残雪を、色とりどりの花たちを背に、大空にはためく鯉たち。

子どものころの、まぶしそうに天を見上げていた己が姿が、脳裏に蘇ってくる。
  
◆地域で守る伝統祭事 - 飯山市太田五束で御柱祭<飯山市>
 数えで7年に1度、寛政12(1800)年から数えてことしで36回目となる、飯山市太田五束、健御名方富命彦神別神社の「御柱祭」は3日、御柱建式が行われ、2本の御柱が神社境内の本殿南北に建てられた=写真=。

 五束・堀之内・柳沢3地区で今に守ってきた同社の御柱祭。2日には柳沢・堀之内両地区から神社まで、御柱を引き運ぶ「里曳き」が行われた。

 堀之内からの二の御柱の里曳きには、氏子や消防団員、住民のほか、里帰りした出身者、縁戚らが参加。途中、小休止で気合を入れ直しながら、消防団員のラッパや掛け声に励まされ、坂道を登った。コース沿いには菜の花が咲き、横貫道路との交差点付近では残りのサクラの花吹雪にまみれながら、テコで御柱の向きを変える切り返しの伝統技を披露。柳沢からの一の御柱、堀之内からの二の御柱は午後3時半過ぎ、ほぼ1時間半の里曳きを終えて、神社鳥居前に並べられた。同日は前夜祭も行われ、中野市上今井、五束2つの「太々神楽」、獅子舞いなど伝統芸能などが披露された。

 3日は御柱建式。五束公会堂からの御柱・稚児行列で始まり、猿田彦命のシメ切り、天鈿女命の舞いなどの後、午後1時半過ぎから、2本の御柱を本殿境内までの、約100b、傾斜30度ほどの斜面を引き上げた。

 御柱を引く綱にはそれぞれに、氏子や消防団員、住民のほか来賓や見物客らも連なって、その先端は裏山の奥深くまで伸びた。

 一の御柱は本殿北側、二の御柱は南側に建立されたが、県内神社の本建祭で死傷事故があったことから、今回は前回の御柱に滑車を取り付け、万全を期して無事立ち上げた。

 同日神社には観光客らも訪れ、祭事に参加するとともに、山林内などから伝統の仕儀を見守った。
 
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