TOP - 過去掲載記事 - 2010年04月03日号

4月3日号掲載記事
 
◆自分たちが拠って立つ基盤大切に - 「農村文明塾」設立記念式典<木島平村>
 木島平村で先月27日、「農村文明塾」設立記念式典が行われた。

 「農村文明の創生」を、食料生産や環境浄化、保健休養、密な人間関係を基本とした暮らし―など、農村のもつ機能と価値に磨きをかけ、質を高めることで、果たす役割を明らかにし、農山村の存在意義と、農山村で生活を営むことへの誇りを生み出すこと」と定義し、農山村と都市、人と自然が共生する均衡ある国土の発展と、健全な日本社会を目指す。

 奥島孝康前早稲田大学総長を塾長に、大学教授、経済ジャーナリスト、総務省地域力創造審議官、俳優、絵本作家らを有識者顧問に迎え、農村学・青少年農村学習・ふるさと学習など講座の開設のほか、地元での実践促進活動として、「村格」づくり運動の推進などと取り組む。

 同日の設立記念式典で芳川村長は「昨年のフォーラムでは、農村文明の創生を全国的な運動に広げる意義が認識された。今年度は説得力ある事業を展開し、法人化も図りたい。木島平をフィールドとして、農村文化が結集されたエリアづくりを進める、意義深い活動がスタートする」と、あいさつした。

 塾長の奥島さんは「活性化にこれは?―という決め手はない。大きな当たりを期待すべきではない。都会の無関心、農村の無気力―というが、木島平の気力は大切な要素だ。人間関係で全て決まる。農村文明を普遍化し、農村に元気をつける活動に全力を注ぎたい」と、述べた。

 奥島さんはこの後の記念講演で「農村自身が農村をどれほど知っているのか、可能性をどれほど知っているのか。自分たちが拠って立つ基盤を大切にすること。本当にいいものならば、リピーターは付く」と語り、資源を自ら磨き上げる取り組みを促した。

 今年度は6月から11月までに6回の農村学(基礎)講座を開設、夏を中心に大学のフィールドワーク研究講座、青少年農村学習講座、ふるさと学習講座を開催し、秋には農村文明塾オープンカレッジ(仮称)を開催する。


(写真=農山村の価値が説かれた「農村文明塾」設立式典)
 
◆「五輪の顔」と雪上運動会 - SAJオリンピアンズ・ファン・フェスタ<野沢温泉村>
 全日本スキー連盟(SAJ)が2005年から展開している、スノースポーツ活性化のための「I LOVE SNOW(アイラブスノー)」キャンペーンの一環として先月28日、野沢温泉スキー場で「SAJオリンピアンズ FUN FESTA(ファンフェスタ)2010 in NOZAWA」が開催された。

 ことしは、バンクーバーオリンピックに出場し、フリースタイルスキー・女子モーグルで4位に入賞した上村愛子さんと、アルペン日本代表の皆川賢太郎さん夫妻、ノルディック複合個人ノーマルヒル7位の小林範仁さん、長野オリンピック・金メダリストの船木和喜さんほか、富井澄博さん、古川年正さん、片桐幹雄さん、河野孝典さん、森敏さん、上野修さんの、地元オリンピアンが参加。

 上村・皆川夫妻のデモンストレーション滑走で始まったフェスタでは、応募で選ばれた50組の親子とオリンピアンズによる雪上運動会、スキー・スノーシュー交流、大抽選会などが行われた。

 このうち、雪上運動会では、雪上フラッグ・雪玉入れ、そりレースが行われ、オリンピアンズが子どもたちをサポートしながら雪遊びに興じる姿が見られた。中でも「目立ちたがり屋」を自認する小林さんは、パフォーマンスも派手で会場を沸かせたが、ギャラリーの視線を集めたのは上村さん。地元オリンピアンズのサポートがフェスタを盛り上げた。


(写真=雪上フラッグで子どもたちを応援するオリンピアンズ)
 
◆痩せる雪 - 北信濃風物詩<連載>
 何度目かの戻り雪がきて、大地の色は白くなったり、黒くなったり。

風物詩はそろそろ、春に視点を移そうとしている矢先の、気まぐれな天候に振り回される。

「春」を先送りして、とりあえずタイムリーなものを探す。

 戻り雪に押し戻されても、雪解けは確実に進む。

畑の雪も一様の模様を見せながら日に日に痩せていく。
  
◆「北信濃飛行隊」で五輪へ - オリンピック出場報告会<飯山市>
 2月に行われた、バンクーバー冬季五輪、ジャンプ競技に出場した飯山市飯山、竹内択さんと、クロスカントリー日本チームコーチ、小境啓之さんのオリンピック出場報告会が先月28日、飯山市公民館で行われた。

 竹内択後援会(会長・石田市長)が主催したもので、後援会員、一般市民ら約100人が参加した。竹内さん、小境さんが入場すると、会場からは拍手とともに「よくやった」「がんばったね」という声が上がった。

 石田市長は「全種目に出場して活躍した竹内さんに、市民は大きな感動をもらいました。小境さんは裏方として、大変なご苦労をされたと聞いています。竹内さんのオリンピック出場が刺激になって、ジャンプをやりたい―という子どもが増えました。手袋に『ありがとう』と書いて示した姿は飯山出身者ならではで、よかったですね」と、あいさつした。

 これに対して竹内さんは「メダルを持ち帰れなかったことが悔やまれますが、全種目に出場できたこと、団体で5位に入賞できたことは良かったと思います。世界との力の差を感じました。4年後のソチでは、湯本(史寿)さんと一緒に飛びたいです」と、小境さんは「女子の石田が5位に入る活躍をみせてくれました。これまでの経験を生かし、4年後のソチに向けて、8年後に向けて、飯山の子どもの中からオリンピック選手が出てくれるよう、お手伝いさせていただきます」と述べた。

 同日会場には、木島平村出身で、今回オリンピック代表選考に最後まで残った湯本さん、竹内さんと同じ北野建設スキー部に所属して頭角を現す作山憲斗さんが顔を見せ、「3人で一緒にオリンピックへ」と誓い合った。

 公民館2階ホールには、竹内さんのジャンプスーツやヘルメット、写真などが展示され、報告会終了後はサイン会や記念写真撮影も行われた。


(写真=4年後のソチに向け新たな決意と夢が…)
  
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