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TOP - 過去掲載記事 - 2010年03月06日号 | |
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3月6日号掲載記事 | |
◆仁王像98年ぶりに帰郷 - 市が修復などを予算化<飯山市> | |
![]() この仁王像は、明治24年に善光寺仁王門が焼失した際、仮に安置されたもので、「阿(あ)・吽(うん)」の2体。善光寺の仁王像は初め、高村光雲に制作を依頼、光雲は飯山出身の滝澤天友に協力を要請するが、天友は若くして死去。そこで光雲は米原雲海に助力を頼み、大正8年、新仁王像の開眼法要が行われた。 仮安置の旧仁王像は、光雲に依頼した仁王像が、明治45年の御開帳に間に合わない―として、急きょ飯山仏師に制作を依頼したもので、彫刻は三ッ井小一、清水和助らが当たったという。制作作業は飯山城跡内にあったおたや(浄土真宗説教所)内で行われ、約1カ月で完成した(佐藤正男著・北信濃の歴史など参照)。 御開帳で披露された仁王像はその後、長野市田町の晋済寺に払い下げられたが、寺院内に入らず、軒下に置かれていたものを、長野市安庭の眞龍寺住職が譲り受け、本堂内に安置した。 飯山市では、飯山仏師による貴重な文化遺産をふるさとに守り、文化・教育振興、回遊性のあるまちづくりなどに生かしたい―と同寺の意向を打診、譲渡に向けて交渉を重ね、内諾を得た。 仁王像は下半身、特に膝下の損壊が著しく、ひび割れなども顕著なことから、石田市長は飯山仏壇事業協同組合の協力、助言を得て修理を行い、安置場所を決めて再来年中には公開したい考えだ。 和紙を張り、黒漆を塗った、飯山生まれの「阿吽」2体の仁王様の、実に98年ぶりの里帰りが実現する。 (飯山への98年ぶりの帰郷が具体化した2体の仁王像/飯山市教育委員会提供) |
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◆「もう1度飯山へ」 - 飯山市観光ガイドボラ<飯山市> | |
飯山市で先ごろ、観光ガイドボランティア参加者会議が開かれた。 新幹線飯山駅開業を見据え、回遊性のあるまちなか観光を推進するには観光客への「おもてなし」が重要な課題―と位置付け、行政施策と連携するマンパワーの助力を得たい、というのが主旨。 初顔合わせ、初会合にはボランティアに応募した人のうち、女性4人が出席。市担当課職員からボランティア業務の概要説明を受けた後、今後の活動日程などに関して意見を交わした。 参加者はいずれも寺社や観光地、観光施設などに関心、知識が深く、職員の説明を聞いた後、「飯山ふるさと検定」問題にもチャレンジした。 市では4月24日オープン予定の「高橋まゆみ人形館」を訪れる観光客への、周辺観光地案内などを通して飯山の魅力を発信、「もう一カ所の観光地へ」「もう一度飯山へ」をアピールしたい考えだ。 今後は「おもてなし・観光ガイド研修」、先進地視察などを重ね、高橋まゆみ人形館を起点とした観光案内の実践研修で、成果を得たいという。 |
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◆ほろ苦い春 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 北信濃路もずっと南の端。近くに高速道路が走り、駆け抜ける車の騒音が耳を離れない所の田の畔に、憧れのフキッタマ。 なぜか1つは転がっていた。 採るつもりはなく、撮るつもりで訪れた。 帰ってきたら、20個ほどの初採りものが届いていた。 ほろ苦い春の香りである。 |
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◆ソチ目指して練習に - 竹内拓さんからメッセージ<飯山市> | |
![]() バンクーバーからひと足早く帰国し、ワールドカップ(W杯)出場に向けた練習に励んでいた竹内さんは「全試合に出ることができたのも、飯山の皆さんの応援のおかげです。ノーマルヒル・ラージヒルとも、2本目に進めず、申し訳なく思っています。ラージヒル団体で5位に入賞できましたが、次のソチ冬季オリンピックに向けて練習に励みます」と、話した。 |
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■予算額8年ぶりに増加 - 野沢温泉村新年予算案 ■中学校耐震・補強などを柱に - 栄村新年度予算案 【道しるべ】 - 皆が皆同じでなくても ■川の資源活用を検討 - 木島平村・小水力発電講演会 ■「直近の県内道路」早く… - 栄村上ノ原民家火災 ■雪による死亡事故また… - 野沢温泉村虫生 ■雪による事故続発 - 飯山警察署注意呼びかけ ■「心尽くしの味」に舌鼓 - 常岩の里でラーメンボラ ■「1球の大切さ」伝えたい - 信濃中野法人会青年部、地域チームにボールを寄付 ■ノルディックダンスで健康に - インサイドアウトスキークラブ ■冬の手わるさ展 - 飯山市藤ノ木のシルバークラブ ■信越の23人、長峰に競う - いいやまFIDクロスカントリー ◇みんなのひろば ◇北信濃柳壇 ◇北信濃俳壇 ◇北信濃歌壇 ◇つぶやき ◇ふりむいた人 ◇今週のスポーツ ◇伝言板 ◇らくがき |
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