TOP - 過去掲載記事 - 2010年02月20日号

2月20日号掲載記事
 
◆「信州ボクチそば」をブランドに - 協議会設立研究会<岳北>
 オヤマボクチ(ヤマゴボウ)をつなぎに使うそばを「ボクチそば」と総称し、そのイメージアップとブランド化、製造工程の産業化など図ることを主旨とする「信州ボクチそば協議会」(仮称)の設立研究会が15日、飯山市内で開かれた。

 オヤマボクチをつなぎに使うそばは、飯山市の富倉を中心に北信濃地方一帯に広がり、近年、食の活性化資源として各地で商品化されている。

 研究会は北信州いいやまそば街道組合の木原一夫理事長、木島平村・そば処 樽滝食堂の片塩萬蔵店長が発起人となって北信一帯のそば処、そば打ち体験施設、そば粉生産者らに呼びかけて開いたもので、北信6市町村の関係者・団体代表ら13人が出席した。

 同日はまた、素人そば打ち5段の称号をもつ、板倉敏和県副知事がアドバイザーとして出席。「オヤマボクチを使った富倉そばは、そば通の間では知られているが、全国的には知名度は低い。私は日本一不思議なそばだと思っており、それが今に残っていることがすごい。信州そばの実体がない中で、オヤマボクチそばが、一般名称で呼ばれるようになればいい」と述べた。

 協議会は「そば粉は北信州産、または県産そば粉のみを使用し、つなぎにオヤマボクチを使用した手打ちそば」と定義し▽地域のそば文化を継承しつつ、地産地消を推進し、地域産そばの生産・加工・物流の拡大を図り、地域経済の発展に寄与する▽そば粉の産地を明示し、信州ボクチそばの品質とブランド力を高め、信州の食文化の向上、ひいては県の観光振興に寄与する―ことを理念とする。

 意見交換に先立って、木原さんは「経済環境が厳しい中、間もなく新幹線が開業する。中国産のそば粉を使った『信州そば』もある中で、この地方ではオヤマボクチという共通の資源がある。お客さんに『ああうまかった』と言っていただくだけでなく、地産地消に結び付くためのアピールが必要ではないか」と、あいさつした。

 同日の初会合では、主旨や活動内容などに関して「オヤマボクチでひとくくりするのではなく、それぞれの店の個性や哲学、伝統などを尊重する必要がある」「そば粉生産、そばの提供なども含めた活動を」「行政の位置付けは?」など意見が出され、次回、話を一歩進めた形で研究会を開くことを確認した。
 
◆「た〜く」コールもため息も - 竹内択モニター応援<飯山市>
 バンクーバーオリンピックのジャンプ・ノーマルヒル競技に出場した、飯山市出身、竹内択さんをテレビモニター観戦で応援する会が14日未明、同市公民館で開かれた。
 竹内さんの後援会(会長・石田市長)が主催したもので、厳しい寒気の中、後援会役員らを含めて約60人が集まった。

 同日は観戦を前に、後援会副会長の足立正則副市長が「竹内君も、飯山でみんなが応援してくれていると思っているだろう。バンクーバーにいるような気持ちで応援したい」、遠山副会長(市体協会長)も「バレンタインデーにバンクーバーから、日本選手全員が予選通過した―というプレゼントが届いた。択君にバンクーバーの空を高く舞ってほしい」と、あいさつした。

 午前3時少し前から始まった競技中継では、竹内さんだけでなく、日本選手全員に太鼓とコールで声援を贈った。21番目の竹内さんのスタートが近づくと、応援リーダーの先導で「たーく(択)たーく」のコールが湧き上がったが、竹内さんは飛距離を延ばせず、健闘を称える拍手とともに、無念のため息も。竹内さんは51選手中34位の成績で決勝には進めなかった。

 この日、会場には竹内さんの母方の祖父も姿を見せ、応援の寄せ書きにあふれた旗を手に、孫の姿に見入っていた。


(写真=旗を振り「択」コールが湧いた応援会)
 
◆狩って駆る - 北信濃風物詩<連載>
 たとえまだあまり知られていない競技とはいえ、雪国の暮らしの歴史の中から生まれただろう競技の、説得力を知ることがある。

雪原を、山野を駆けて獲物を射る。

それが史実であるのか知らないが、かつての狩猟生活をも偲ばせる。

黙々とスキーを駆り、静かに標的を狙う。

五輪の喧騒と対照的な雰囲気の中で、競技は進む。
  
◆好天にも恵まれて8万人の人出 - 第28回いいやま雪まつり<飯山市>
 第28回いいやま雪まつりは13・14の両日、城北グラウンドをメーン会場に開催され、好天にも恵まれて2日間に昨年を上回る延べ約8万人(主催者発表)の人出でにぎわった。

 「さあ遊ぼう! 雪はみんなの友達だ」をテーマとすることしの雪まつり。メーンの大型雪像は職場、グループ、小学校、高校などの12体、商店街の部では8体が制作され、フリーエントリーの部に5体が参加した。ことしはまた、小学校に雪像づくりが広がり、7校で合わせて16体が制作された。これに雪像ストリートの215体のミニ雪像・雪だるまを合わせると、実行委員会が把握した雪像は250体を超えた。

 コンテストは商店街の部で福寿町区の「龍」が、大型雪像の部では飯山北高の「キタローランド」が、フリーエントリーの部では天狗会&有志一同の「鉄砲町の大天狗」がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。

 ことしは期間中、好天に恵まれ、メーン会場ではテレビのヒーロー、お笑いショー、子どもたちのステージ、太鼓演奏などが繰り広げられ、14日には恒例の「雪中神輿」が市街地、会場を練り歩いて祭りムードの盛り上げにひと役かった。

 例年になく多かった人出で、会場はどこも人々々の波。中でもスノースライダーなど、子ども向けのエリア、入り口の販売ブース一帯は一時、長い行列ができた。実行委員会が「飯山なつかしの味」と銘打って開発した「タレカツ丼」は、当日売り分150食が、40分足らずで完売の盛況ぶりだった。

 雪祭り前から期間中、市街地、郊外などの雪像には観光客らが車を止め、地元住民のおもてなしに笑顔を見せる光景も見られた。
  
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