TOP - 過去掲載記事 - 2010年02月06日号

2月6日号掲載記事
 
◆『楽雪』の精神で連携、誘客にも - 4つの雪国が集合・かまくらサミット<飯山市>
 ことしで10回目の開催となるかまくら祭り(春日紀男実行委員長)の一環として先月30日、飯山市外様地区活性化センターで「かまくらサミット」が開かれ、秋田県横手市、長野県大町温泉郷などが参加し、意見・情報交換が行われた。

 克雪、遊雪、利雪の原点に返り、雪国の地域づくりの情報交換・発信、雪関連の地域産業に活力を与え、発展させたいと、今回初めて開催されたもの。

 サミットを前に、会場となった外様地区活性化センター前のグラウンドでかまくら造りが行われ、信濃平、大町温泉郷、秋田県横手市の、三者三様のかまくらが造られた。=写真=

 午後から始まったサミットは、潟cーリズム・マーケティング研究所取締役マーケティング事業部長の中根裕さんが「雪国の連携による地域おこし〜地域が創るニューツーリズムの時代〜」をテーマに基調講演を行った。また、「克雪・遊雪・利雪〜雪国の地域づくり〜」をテーマに、信濃平観光協会長の鈴木誠一さんをコーディネーターに、(社)横手市観光協会事務局長の佐藤誠悦さん、竃沢温泉社長の河野博明さん、大町温泉郷緑翠亭景水専務の碓井守さん、飯山市国際交流員のアレナさんをパネリストに、パネルディスカッションが行われた。 

 この中で河野さんは「何か物ごとを始める時に、まずは自分たちが楽しくないと続かない。『楽雪』の精神で、地域を超え連携、協力し、大きな誘客に繋げることができないか」と話し、碓井さんは「イベントは継続し、発展させていくことが大事で、お金をあまりかけずに、来てもらった人に楽しんでもらえるように、柔軟性のある組織作りをする必要がある」と話した。

 また、会場を訪れた石田市長は「飯山にはかまくらのある風景がよく似合う。これからも、継続してもらい、雪まつりとかまくら祭りが連携して、新たな魅力を生み出していってほしい」と話した。
 
◆「飯山代表」で五輪に - 雪の中300人集まり激励会<飯山市>
 バンクーバー冬季オリンピックのジャンプ日本代表、竹内択さん(飯山市飯山新町)は出発前の2日間帰郷し、1日、石田市長を表敬訪問、後援会主催の激励会に出席した。

 竹内さんは同日、後援会長でもある石田市長を表敬訪問、オリンピック出場を報告するとともに、決意を伝えた。市役所に姿を見せた竹内さんに、小学校時代の恩師が駆け寄り、しばらく見ないうちに、世界に羽ばたくまでに成長した教え子の姿に目を細めた。

 後援会主催の竹内択さん、クロスカントリーコーチの小境啓之さん「オリンピック出場激励会」は同夜、公民館で行われ、激しい雪の中、約320人が集まった。竹内さんとともに、日本ジャンプ界の次代を担う、木島平村出身、湯本史寿さんの両親もお祝いに駆け付けた。

 激励会では竹内さん、小境さんの父、茂生さんが、会場の大きな拍手に迎えられて入場。後援会長の石田市長は「竹内さんのオリンピック出場が決まって、ジャンプ台が大きく見える。竹内さんがバンクーバーで大きく飛んでくれるよう、大きな声援を贈りたい。小境さんにはお父さんから、市民の声を届けていただき、頑張ってほしい」と、あいさつ。

 この後、2人のプロフィールが紹介され、ジュニアスキーの後輩2人から花束が贈られた。続いて登場した応援団4人。竹内さんのジャンプ飛距離を計測したことのある「ジャンプ甲斐」メンバーで、会場の唱和を得て、竹内さん、小境さんにエールを贈った。

 会場が大きく盛り上がる中で、竹内さんは「雪の中、皆さんの温かなお気持ちが伝わる激励会に感謝したい。日本代表、飯山代表としてオリンピックに臨みたい。飯山が、飯山シャンツェがなかったら、今の僕はいないと思う。皆さんの期待通り、メダルを目指して頑張る」と、小境さんは「皆さんの温かなお言葉に感無量であり、うれしい。湧き上がる感激を息子に伝えたい」と、あいさつした。

 会場では参加者の希望で急きょ竹内さんのサイン会、記念写真撮影が行われ、子どもやお母さん、若い女性らの長い行列ができた。


(写真=竹内さんらにエールを贈る応援団の熱演)
 
雪さらし - 北信濃風物詩<連載>
 和紙原料、楮(こうぞ)の雪さらしが行われている。

製紙工房の話では、障子紙の多くは今も製造工程で雪にさらすという。

 冬の晴れた日、楮の皮を雪の上に広げ、まばらに雪をかける。

雪が消えるとまた雪をかける。

太陽さんが出ていなければダメ。

丈夫で白い紙ができるという。

そんな伝統の手仕事が生きている。
  
◆競争以外にも楽しみが - 飯山エンデューロ6時間<飯山市>
 6時間で何周したか、周回で競う耐久レース「飯山エンデューロ」が先月30日、飯山市の長峰運動公園を会場に開催された。

 NPO法人インサイドアウトスキークラブが主催したもので、クロスカントリースキーには競争以外にも楽しみがあることを知ってもらいたいという思いから、今回のイベントを企画した。

 レース形式は6時間の周回を競うものだが、チーム制となっており、走順通りであれば、同一選手が連続で周回を重ねることもできる。それぞれのチームが6時間という時間をどう使うか決めることができるため、自由度の高いレースといえる。

 会場ではレース前からテントを設営、持参した鍋で料理を楽しむチームもあり、なごやかな雰囲気の中、レースが行われた。

 今大会を企画運営したインサイドアウトの山本浩二さんは「クロスカントリーの今回のような自由な楽しみ方を、多くの人に知ってもらいたい。これからも末長く続くイベントにしていきたい」と話した。
  
■再考「現地改築」案示す - 飯山高校第2次統合校舎
【道しるべ】 - 名を捨てて実をとる?
■首都圏の交流拠点に - 北信州木島平交流倶楽部発足
■大雪の冬、暮らしを守る - 飯山市桑名川の除雪協力隊
■「知行合一」スローガンに - みゆき野JCI1月通常総会
■夢をもち、かなえる努力を - 竹内さんの母校で壮行会
■広域観光圏の形成を - 野沢温泉村長期振興総合計画
■若者の活気で地域元気に - 戸狩温泉スキー場で「サワガナイト」
■希少な種守る湧き水 - 下高井農林高で課題研究発表会
■雪山の魅力も危険性も - スノーシューフェスに300人
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