TOP - 過去掲載記事 - 2010年01月01日号

1月1日号掲載記事
 
◆3月にも態度表明か? - 今秋の飯山市長・市議選<飯山市>
 飯山市はことし、選挙の年。9月に市長選、晩秋には市議選が予定される。

 市長選に関して、現職の石田正人市長は態度を明らかにしていない。これまでのところ、3月定例市議会で去就を明らかにするものと見られる。

 平成18年9月の市長選で、議会内会派などによる候補擁立が難航、当時、独自候補擁立に動いていた石田さんは、最終的に責任をとる形で出馬を受諾し、無競争で初当選した。

 石田市長は、就任直後から飯山堆肥センター、新クリーンセンター問題に決着をつけ、総合福祉センター移転問題では、それまでの「一体型」を「分散型」に変え、介護センター以外は市街地の既存施設を活用し、機能を整備した。

 中学校統合、デイサービスセンターの拠点施設整備、高橋まゆみ人形館の建設、国道403号線中央橋の架け替え具体化―などなど、広域連携、行政手法などに疑問符は付くものの、1期約3年3カ月の実績は大きい。

 今のところ、去就を明らかにしていない石田市長だが、再出馬は微妙な状況。このため、現状では他に出馬、候補擁立に向けた動きは表面化していない。一部に、自薦の動きがあるとも聞くが、まだ、あくまで水面下でのことで、具体化していないとみられる。

 石田市長は、態度表明時点で、仮に勇退を表明する場合には、後継者を意中にしていると思われるが、今のところ、その動きも見えていない。

 市議選は、既に一部議員、後援会などに動きが始まっている。現職は17人。うち、前回選挙での出馬経過、本人・後援会関係者らの話から、ベテラン・中堅クラスを中心に、半数近くが勇退するのではないかと思われる。無論、最終的に責任再出馬の可能性も十分ある。

 前回市長選での支持構造などを踏まえて、実質的に石田市政に対して、オール与党化しているといわれる議会だが、その是非よりも何よりもここ数年、候補者選びが難航する実態から、「なり手」が少ないこと、過疎とこれに伴う地区人口の高齢化などで、選挙活動が困難になっていること―といった、地域の事情がクローズアップされる。
 
◆師走の街に高校生の花売り - 下高井農林の生徒が鉢植えを<飯山市>
 年の瀬も押し迫った先月25日、飯山市街地で、鉢植えのシクラメンなどを売り歩く高校生の姿が見られた。

 下高井農林高校の生徒による、この季節恒例の「鉢花売り」で、ことしは男子生徒、先生11人が、市街地商店街などを回った。

 シクラメン・プリムラは、同校の環境緑地科環境生物コースの3年生が育ててきたもので、校外での実習販売は年内最後。ことし4月からは種類の異なる花を栽培する。

 同日、生徒たちは花鉢の入ったコンテナを持ち、商店や民家を回って売り歩いた。同校の花は住民に人気があり、各所で呼び止められた。

 少し恥ずかしそうな生徒たちだったが、「お兄ちゃん、選んで」と言われ、花付きやつぼみの状態などを真剣な表情で見分け、お勧めの花を手渡していた。


(写真=お客さんの花選びに高校生たちのアドバイスが)
 
満たされて生を全うするライフステージを - 新年号表紙
 「CHANGE(チェンジ)」でアメリカが揺れ、その余震は世界に広がった。アメリカ大統領にオバマさんが選ばれた。「イエス・ウイ・キャン」の、怒号に近い歓声の中で行われた大統領就任式は、米史上最高のテレビ高視聴率をとったという。

 そして、日本では「政権交代」。あまりにひど過ぎた前政権のおかげもあって、民主党が衆院選に圧勝した。「チェンジ」と「交代」。抑圧と貧困、テロの根絶に名を借りた戦争による犠牲に米国民は怒り、国民の暮らしを極度に疲弊させ、弱者を切り捨てる堕政に、いや、夢や希望のもてない閉塞感に、日本国民は政権交代を選んだ。

 両国民の選択はどうだったのか。今、その答えを得ようとは思わない。答えは暮らしが明確に教えてくれる。
 「革命は歴史的でなければならず、性急であってはならない」という主旨の言葉がある。「チェンジ」も「交代」も、歴史的であったわけではなく、単に前政権がひど過ぎたための、突発的な反動現象だった―という指摘がある。それに加えて、近年、選挙が人気投票と化している事実。

 政権交代後、間もなくして迎えた新年。地方行政はどうなるのか。首長の思惑はともあれ、国民が選んだ政権党の下で、地方行政が営まれる。これまでの政治手法は通じず、財源見通しはしばらく不鮮明。政府陳情は全て政権党幹事長の裁断を経て―という手法に是非は言えない流れがある。

 ならば、地方行政自身が変わることも1つの手。これまでのように「補助金」「交付金」をありがたがらず、それを得ることを「政治力」などとは言わず、真に必要な事業を厳選して投資する「小さな政府」を構築する手法もある。

 以前からくどく言い続けているが、この地で食べていける糧を育てること。同時に、この地で暮らす価値を語ること。夢を語ること。

 あらゆることの先行きが不透明な今、国や県が当然やらなければならないことを肩代わりするのではなく、この地で満たされて生を全うする「ライフステージ」を築くための、独自の施策を確立することだ。

 我々住民は、「あれもこれも」行政に「依存する」のではなく、乏しきを耐える覚悟を固めたい。皆が必死になることだ。

 正直、過疎からの脱却、若者定住、地域活性化を言い続けることに空しさを感じている。空しいけれど、言い続けることをやめるわけにはいかない。今、我々が直面する課題の全てがそのまま、行政課題となっている。移住・定住促進のために、何が必要なのか。挙家移転を防ぐために何をすべきなのか。この地に居を構え、子どもを育てている人たちが、この地で生を全うしたい―と思っている人たちが、何を望んでいるのか。

 それこそ、本音を聞き尽くして対応を考えることだ。今、財政再建に向けて、あるいは後年のプロジェクトに備えて、財源を備蓄する時ならば、改めて、この地に真に必要なものを考えることだ。夢を語ることだ。
  
◆民宿の女将さんら吊るし雛作り - とがりふれあいアート展実行委<飯山市>
 毎年5月の大型連休に合わせて、民宿やペンションなどを会場に開催している、飯山市戸狩温泉の「とがりふれあいアート展」に向けて、実行委員会(岸田弘苗委員長)による「吊るし雛講習会」が22日、瀬木活性化センターで開かれた。

 アート展会場などを吊るし雛で飾る活動は、昨年から本格的に取り組まれているもので、同日は瀬木地区の民宿などの女将さんら12人が参加。

 来年の第11回アート展では、各会場に加えて、星フル降るレストランを、吊るし雛で埋め尽くそう―という、壮大な夢もあり、スキー場の入り込みが本格化する前に、基本を学ぶ講習会を開いた。

 参加者はそれぞれ、古布や端切れなどを持ち寄り、「設計図」とにらめっこしながら構想を練り上げ、それぞれオリジナルの雛作りに取り組んでいた。冬の間に暇を見つけては作業を行う。

 同実行委員会ではまた、アート展参加の川柳を募集している。お題は「田舎」。はがきに作品と住所、氏名、電話番号を明記し、飯山市豊田6363 戸狩観光協会アート展川柳係まで。


(写真=アート展に向け女将さんらが吊るし雛の講習を)
  
【4首長に聞く新年度予算編成方針と施策方針】
■飯山市 - 新幹線関連事業で約12億円
■栄村 - 東部・北信小学校統合へ準備
■野沢温泉村 - 「まちづくり」など重点に
■木島平村 - 農村文明の創出目指す
【新幹線飯山駅の広域的認知をどう?…】
■飯山市の「内憂外患」
■立体駐車場の用地取得などで関連事業費は12億円
■観光案内・物産コーナー - 新幹線飯山駅ホームは来年7月から
■幻の米・みゆきポーク豚丼コンテストも - かまくら祭り実行委員会
■家族連れ・温泉や自然目的に - 北信広域連合・北信州観光動向調査
■全国学力調査A - 「携帯電話」の所持中学生は42%
■飯山城北・城南中学校の校歌決まる
【飯山3中学校統合】
■中学校統合の経過
■中学校統合の必要性と目的
■生徒の笑顔で閉校式を(各部会の活動)
【北信濃新聞・北信タイムス・須坂新聞新年号3社合同企画】
『北信州遊癒(ゆうゆ)さんぽ』
■家族に1人はそば打ち名人 - 中野市で気軽に楽しむそば打ち体験
■心も体も「のふとまる」 - 山ノ内町石畳の湯町を歩く
■喧騒離れ静かな時間を - 須坂市豊楽庵で座禅体験
■轟音響く大瀑布 - 高山村・裏見も圧巻雷滝
■動物たちとふれあい - 須坂市動物園
■雄大な自然に抱かれて - 飯山市・「森林セラピー」で心身ともに元気に
【第4回みゆき野の風景画展入賞作品】
【森から始まる健康への旅】 - 飯山市の「森林セラピー事業」への取り組み
■北信濃柳壇 - 新春特別版
【「この地に何が?」地域研究のフィールド化を考える】
【北信濃新聞・北信タイムス・須坂新聞3社合同お年玉プレゼント】
【2009-2010 創見塾の挑戦】
【暮らしの中の喜怒哀楽・感動を伝えたい - 高橋まゆみさん】
◇ハートフルライフ
 ◇ここに生きる - 回遊性ある雪祭り「エコ」もテーマに
 ◇歯なしにならない話 - 酸蝕歯についてC
 ◇おいしいレシピ - ひじき入り・和風ミートローフ
 ◇「原爆ドーム」が語るもの
 ◇よその者の目 しろうとの目 - 居場所の居心地
 ◇森の家で遊ぼう
 ◇わが家の仲間たち
 ◇読者投稿「黒田傳左エ門の生き様」三木茶月
◇ふりむいた人
◇伝言板
◇らくがき
◇みんなのひろば
 ◇北信濃俳壇
 ◇北信濃歌壇
 ◇つぶやき

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