TOP - 過去掲載記事 - 2009年10月17日号

10月17日号掲載記事
 
◆野沢菜伝来の街道を歩こう - 天王寺蕪復活にも連動・17日岐阜に<野沢温泉村>
 「野沢菜伝来の街道(みち)を歩こう」―というウォーキングイベントが10日、スタートした。出発式は10日午後3時半から、大阪市の四天王寺境内で行われ、奥田聖應管長を始め、関係者、市民約70人が出席した。

 式では富井俊雄野沢温泉村長が、野沢菜の由来やウォーキングイベントの主旨などを説明。この後、橋下徹大阪府知事らからの「250年の時空を超えたロマンを感じます。両市村の魅力が、双方に伝わることを祈っています」というメッセージが紹介された。

 奥田管長は「大阪と野沢温泉の交流が始まることを期待しています」と述べ、天王寺蕪の種子を僧衣をまとった富井村長に手渡した。

 今から約250年前、天王寺蕪の種が野沢温泉に持ち込まれ、その風土に適応して野沢菜になったといわれる。 ウォーキングは、種を持ち帰った健命寺第八代住職、晃天園瑞大和尚の苦労を偲びながら、その足跡をたどるもので、東海道・中仙道・善光寺街道、北国街道の約520`を、22日間かけて歩く。

 =写真は四天王寺をスタートする富井村長ら=。

初日は富井村長や観光協会スタッフ・旅館組合員ら野沢温泉関係者に、天王寺蕪の会メンバー、一般応募者ら約50人が参加し、四天王寺から京橋までの約7`を、美しくライトアップされた大阪城を見ながら、2日目は豊臣秀吉が築堤した、淀川沿いの古道約20`を枚方市役所まで歩いた。

 「名物や蕪(かぶら)の中の天王寺」(与謝蕪村)と謳われたように、天王寺蕪は中世、関西一の人気野菜で、四天王寺とその周辺で栽培されていたが、近世になって都市化などから絶滅寸前にまで栽培量を減らした。

 が、最近、蕪の原種が保存されていたことがわかり、大阪市などが栽培の復活に乗り出して漬物などの商品化が図られていることから、今回、野沢温泉村のイベントに呼応して、そのPRを行っていることは、単に偶然とはいえない「縁(えにし)」を感じる。

 ウォーキングは3日目の12日、京都市役所まで、13日は草津市まで歩き。今週土曜日には関ケ原を越えて岐阜市役所に到着する予定だ。(ウォーキング第一報・森行成さん寄稿)
 
◆社殿のご神木・桁材など - 野沢温泉道祖神祭り・伐採、引き出し<野沢温泉村>
 国の重要無形民俗文化財「野沢温泉・道祖神祭り」の準備作業でも、大規模で重要な意味をもつ「ご神木」伐採など作業が10・11の両日、上の平・湯の峰、池の沢・道祖神の森で行われた。

 本厄の平和会(総括・宮崎修さん)と、1年上の翔穂会、2年上の博勇会―の「三夜講」、「本見習い」と呼ばれ、来年本厄を迎える「月光会」、25歳の「願友会」の、合わせて5つの年齢層約100人が参加。

 ご神木伐採は湯の峰のブナ林で行われ、神前にご神木や桁材などを伐る道具や酒、白米などを供えて拝礼する、
伝統の神事の後、下見をして決めたご神木のブナ5本を伐採。ご神木は幹の直径約30a、高さ約18bの姿の良いブナで、うち2本は来年1月13日に行われる「里引き」用として、スキー場に置かれた。

 この日は、ご神木に加えて、社殿の桁材の伐採、引き出しも行われ、色やデザインも様々なつなぎ姿の若者たちが、適材の選定、伐採、枝打ちから道路までの引き出し作業に汗を流した=写真=。

 桁材は、道祖神祭りの用材の、将来にわたる継続的な供給を目的に、池の沢国有林に設けられた「道祖神の森」から切り出された。作業は前日までの雨の、

 ぬかるみの中で行われたが、伐採、枝打ちされて斜面を滑り落とされる材を、ロープで引き出す過酷なもので、先輩たちから「気をつけろ!」という声がしきり。途中、野沢組惣代の激励もあった。
 
秋の雲 - 北信濃風物詩<連載>
 「秋の雲」と洒落たかったけれど、雲形といい、傍らの草花といい、もう1つ。

が、そんなことなどどうでもよく、秋が盛りに向かって更けてゆく。

 朝夕の寒さは少し早い気もするが、考えてみれば2カ月後には雪の舞う季節。

寒露も過ぎ、来週末には霜降。

北信濃路はこれから美しく装う時。

鮮やかな紅葉が始まっている。
  
◆全村に光ケーブル網 - 国が事業採択・着工へ<栄村>
 栄村はこのほど、地域情報通信基盤整備事業(ケーブルテレビ・告知放送・インターネット)が先月、国の交付金事業として採択されたことから、工事契約の議会承認を得て、今年度末完成を目指し、20日、工事の安全祈願を行って着工することを決めた。

 同事業は▽ケーブルテレビでのテレビ視聴▽有線放送に代わる放送システム整備▽インターネット環境の整備―を主に進めるもの。地上デジタル放送に伴う、テレビ難視聴対策として、全村に光ファイバーケーブルを敷設、ケーブルテレビでの視聴を実現する。総事業費は約5億5000万円で、国からの交付金は約1億7130万円。残りは過疎債約3億6400万円、一般財源約2100万円を充てる計画。

 同事業で、これまでほぼ全村で困難だったNHK以外の民放受信が可能となり、統一変換器の設置で、これまでのアナログテレビでも視聴できる。また、基地局接続により高速インターネットが低料金で利用できる。光ケーブルの敷設、宅内引き込みなどは大手電力会社のグループ企業が行うが、地元の電気工事業者は保守管理事業の組合をつくった。

 村では12月議会にも、同システムの設置条例を提案する準備を進めるとともに、テレビ再送信のためのCATV局免許の申請を行うことにしている。
  
■凍結不安の次は新潟の壁 - 北陸新幹線に国交省「GO」
【道しるべ】 - 大切なそれぞれの役割
■旅費・宿泊費自分持ちで - JAなど主催のりんご葉摘み隊
■スケッチで「大人の時間」を - 北竜湖スケッチフェスティバル
■足湯や「みゆき野汁」が - みゆき野六斎市
■岡本太郎と野沢温泉 - おぼろ月夜の館企画展
■名刹で聴く邦楽の調べ - 正受庵で名月を聴く会
【ひとこと】 - 「原則」に理解い頂き読みやすさに努力
■雪囲ひ板の符合のいろは文字 - いいやま俳句大賞
■珍しいバナナの花と実 - 飯山市木島の民家で
■会場満たすオカリナの音色 - 憩吹10周年コンサート
■市街地に拍手と声援の帯が - 飯山市駅伝大会
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