TOP - 過去掲載記事 - 2009年08月08日号

8月8日号掲載記事
 
◆農作物に生育の遅れ・病虫害も - 日照不足の影響深刻<岳北>
 JA北信州みゆきは先月29日、村松清一組合長を長とする「農作物の長雨と日照不足対策本部」を設置した。梅雨明けは宣言されたが、その後曇天・降雨が続き、日照不足が顕著になる中で、水稲や野菜、花きなどに病害虫が発生していることから、その管理対策に関して「特報」を新聞折り込みで全戸に配布した。

 同JAが示した気象データでは、ことし7月上・中旬の日照時間は上旬が23・2時間、中旬が39・1時間。平年と比べ、上旬で19時間、中旬で8・6時間少なくなっている。降水量は上旬が87・5_、中旬が28・5_で、上中旬合わせて平年より4・6_少なくなっている。

 下旬にはさらに日照時間が少なく、高温多雨の天候が続き、米を含めた農作物に生育の遅れ、病害虫の発生が目立っている。

 作物別では、水稲でコシヒカリに2〜5日の生育の遅れが見られ、飯山市岡山上段や瑞穂・秋津・外様、木島平村和栗・大町などの中山間地でいもち病が発生している。日照不足が続けば稲の登熟が遅れ、乳白粒・死米が増えて、品質が低下するという。

 いもち病が多発している―という飯山市岡山上段のほ場では、防除作業が行われているが、ある農家では「ほとんど毎日田んぼ脇の道を歩いているが、いもちが心配で田に入ってみて初めて、赤くなったり、黄色くなったりしている稲の多いことに気づいた」と、話していた。

 収穫期を迎えつつある夏秋アスパラでは、茎枯病が激発し、穂先の腐れ現象が見られる。このほか、ズッキーニの軟腐病、リンゴの斑点落葉病・輪紋病・炭素病、花のうどんこ病、さび病―などの発生が確認され、あるいは発生が懸念される。

 こうした被害例、被害予測に対策本部では、2日発行の日刊紙に、作物ごとの被害の実態や対応策に関する「特報」チラシを折り込んだ。また、各生産部会を通して防除薬剤の助成を行う。同JAの異常気象に関わる対策本部設置は、平成17年以来ではないかという。


(写真=いもち病防除で薬剤散布が行われる水田)
 
◆若い人が住んでくれるには? - 「飯山市への夢」をテーマに<飯山市>
 飯山市の将来について、夢や願いを述べ、市が考えている将来像を考え合うことで、ふるさとへの愛着心や市民の一員としての自覚を高め、議会や行政の役割を理解することを目的とする「飯山市子ども議会」が4日、同市議会議場で開かれた。

 「私たちのふるさと飯山市への夢」をテーマに、市内11の小中学校から1人ずつの11人が議員として出席。石田市長ら理事者が答弁に立った。

 子ども議員は▽観光▽農業▽福祉▽防災対策▽地域活性化▽エコ▽人口増加策▽中学・高校の統合▽北陸新幹線活用策―などに関して質問。この中では「目と耳と舌・足で感じる観光を」「10年後の飯山は、高齢者の笑顔でいっぱいになればいい」などといった提言や夢、「お年寄りの数を上回る若い人たちが住んでくれるには何をしたら?」という、鋭い質問もあって、理事者をたじろがせた。石田市長は答弁で、ここ数カ月、転入者が転出を上回るようになった―ことを明らかにした。


(写真=厳しい質問もあった飯山市子ども議会)
 
遅れた夏 - 北信濃風物詩<連載>
 梅雨が明けてもぐずついた天候が続き、やっと夏らしくなったと思ったら、暦のうえではもう「立秋」。

 うっとうしい空には滅入った。

大事な農作物が生育障害、病虫害の危機に陥っている。

暑い時期には暑く、雪の降る季節には雪があって当たり前。

その当たり前が近年狂ってきている。

遅れた夏が訪れた。
  
◆山古志と唐辛子交流 - 斑尾ぼたんこしょう保存会、保存活動で情報交換<中野市>
 長野県の伝統野菜に認証された中野市永江の「斑尾ぼたんこしょう」。その保存会(大内ふじ子会長・21人)を先月30日、現新潟県長岡市山古志(旧山古志村)の「かぐらなんばん」生産者が訪ね、活動事例を視察・調査し、交流した。

 「かぐらなんばん(神楽南蛮)」は、しわの寄ったゴツゴツとした形が神楽面に似ている唐辛子で、戦国時代ごろ日本に渡来し、旧山古志村などでは、昔から自家用野菜として栽培されている。今回、新潟県長岡地域振興局農林振興部が主催し、生産者や長岡市、JA越後ながおかなど関係者約20人が、保存活動を進めるための組織母体の設立を図ることを目的に、中野市を訪れた。

 斑尾ぼたんこしょうは梨久保・親川・涌井を中心に伝統的に栽培され、現在は約52・5eで保存活動が取り組まれるとともに、加工品や料理の開発が進められている。

 同日は、かぐらなんばん一行がぼたんこしょう栽培ほ場を見学、涌井のそば店で長野県の伝統野菜認証制度や中野市の取り組み、地域の概要などについて、説明を受けた。

 昼食後の交流会では、かぐらなんばん・ぼたんこしょうを使った料理や加工品を紹介し合い、情報交換。地元保存会ではぼたんこしょう入りのペンネを提供し、好評を得た。


(写真=創作の唐辛子料理を交換して味わう参加者)
  
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