TOP - 過去掲載記事 - 2009年08月01日号

8月1日号掲載記事
 
◆炭焼きで命の営みを学ぶ活動 - 悠久のふるさとづくり支援金事業決まる<飯山市>
 飯山市はこのほど、平成21年度「悠久のふるさとづくり支援金」を交付する15事業を決めた。

 同支援金は市民が自ら考え、ふるさとを次世代につなぐための活動を行う団体を支援するもので、昨年度から実施し、17事業を採択、総額500万円を支援した。

 今年度は地域づくりイベント、高齢者福祉、コミュニケーション醸成、史跡保全、安全で安心な農産物の生産、花木の植栽、文化振興、環境整備を通した暮らしの見直しなど15事業の応募があり、その全てが採択された。

 採択事業の主なものでは▽新聞箱設置による安否確認・屋号の次世代継承事業(北原)▽地区出身者とのコミュニケーション(西大滝)▽信濃の国踊り(AQUAaqua)▽山口城址環境整備(山口)▽炭焼きで命の営みを学ぶ(外様公民館・黒岩山保全協議会JV)▽千曲川堤外地農地化(堤外地利用促進協議会)―など。

 このうち、外様の「炭焼きで命の営みを学ぶ」は、ギフチョウ・カタクリなど動植物の生育環境の改善、里山の環境保全を目的に実施している、繁茂林伐採活動で出た雑木で炭を焼き、次世代に引き継ぐ資源の有効活用を図りながら、自然のライフサイクル(命の営み)を学ぶのが主旨。

 活動を通して「ここに住んでよかった」と思える地域コミュニティーを形成し、地球温暖化、里山保全など、環境に対する意識の高揚を図る。

 JV代表の服部秀人さんの話では、家庭用灯油タンクをリサイクル活用して窯を造り、活性化センター敷地内に設置、雑木で炭を焼く―という。焼いた炭は各集落の子ども会行事や地域イベントなどで使う。支援金約14万円が認められた。

 同地区などでは昭和30年代半ばごろまで炭焼きが行われ、家庭用燃料として使われていたという。服部さんは「自然を活用し、自然とともに生きる知恵を再生するとともに、循環型社会の構築を目指したい」と、話す。


(写真=里山の環境整備などで実施する雑木伐採活動)
 
◆大学生が活性化に提案 - 農村交流型農業推進協<木島平村>
 木島平農村交流型産業推進協議会は先月22日、平成21年度総会を開き、収支予算案、規約の1部改正、事務・会計処理規程の制定などを審議した。

 21年度の予算総額は、国庫支出金約1361万円を含めた約1458万円。支出では農村文化・環境再生塾開設に向けたプログラムの検討、中山間集落インターシップ時のワークショップ、木島平学教本編集など委託料に525万円を計上した。

 同日の総会では、先に採択された、国の「地方の元気再生事業」(内閣官房)による「木島平"村格"形成による農村・都市共生プロジェクト〜昔話の里からの農村文化・環境の再生〜」に関して▽農村文化・環境再生塾開設準備(約636万円)▽農産加工品開発・販売促進とニューツーリズム(約363万円)▽農村都市共生の村づくりの発信・交流サロン活動(約352万円)―の予算を決めた。

 このほか、村・早稲田大学・下高井農林高校の連携事業では、8月2日から村をフィールドとして、早稲田大学の学生20人が、農山村活性化に向けて中山間地集落に入り、プロフェッショナルズワークショップを行う。
 「信州木島平発 日本のふるさと農山村の再生」として、▽少子高齢化・限界集落と向き合う、地域活性化の提案▽住民力・集落力の再生と活性化の提案▽余暇活動の変化に対応した農村資源活用による、新しい余暇活動の提案―などと取り組む。8月中旬にはグループワークも予定されている。

 また、新たに8月26日から9月6日にかけて、飯山北高OBを含む金沢大学の学生が、農山村の活性化に向けて調査・研究を行う「地域づくり学生インターシップ」を実施。「稲作を中心とした農村文化の再生」をテーマに、村の農村歳時記・見どころカレンダーの作成などと取り組む。
 
盛 夏 - 北信濃風物詩<連載>
 思いがけなく―という言葉そのものに、いきなりのヒマワリの群生。

「こんなに早く」と思ったが、ここにきて、各所でヒマワリを見るようになった。

 孤立然としていてほしい花がある。

日陰にひっそりと、咲いてほしい花も。

ただ、ヒマワリはやはり、夏の陽光が似合う。

1人でも群れでもいい。

大暑が過ぎても今は盛夏。
  
◆テディベアと鳩車と - 平和を祈り、友情誓って<飯山市>
 アメリカ・アイゼンハワー元大統領の提唱で発足した「ピープル・トゥ・ピープルインターナショナル」財団が運営する、アメリカの学生文化交流大使の、ことし第6陣(中学生41人)が7月23日から飯山市を訪れ、先月25日、針湖湖畔で、飯山市の小学生と交流した。

 一行はニューヨーク・コネチカット州の中学生で、先月23日に飯山市を訪れ、戸狩温泉の民宿に滞在、鍋倉山中腹茶屋池周辺のブナ林の散策や宿での笹寿司づくり、地域との交流、スーパーでの買い物などを体験した。

 25日は、飯山市公民館を利用して活動する英会話サークルの小学生と保護者ら22人と、針湖湖畔で交流、ゲームなどで親睦を深めた。一行は同日の交流のために、来日の折テディベアを持参、同日の交流会で飯山の小学生にプレゼントした。

 ルーズベルト大統領に由来するテディベアは、第一次世界大戦後からの伝統があり、今回、子ども同士のよりよい関係を築くためのシンボルとして、持参したと言う。テディベアにはそれぞれパスポートがあり、贈り主の住所・氏名などが記されていた。

 これに対して、地元からは野沢温泉村の伝統玩具「鳩車」が答礼として贈られた。「世の中を丸く回れと鳩車」とうたわれることから、平和のシンボルとして―という説明に、アメリカの中学生たちはうなづいていた。


(写真=テディベアのお返しに鳩車を贈る子どもたち)
  
■「安全社会実現」か? 「政権交代」か? - 8月30日投票の総選挙・長野1区は4人か
■箱眼鏡や「時の流れに身を任せ」艇も - 飯山市秋津ふるさとづくり委員会の「千曲川・川遊び」
【道しるべ】 - 豪雪地はハンディか?
■業者決まり来年4月開館へ - 飯山市高橋まゆみ人形館
■飯山北高で公開授業も - 飯山市中高交流学力向上事業研究報告会
■傘さしてジョッキ・多彩なステージも - とがり夏まつり
■夏観光本番へ安全運転PR - 夏の交通安全やまびこ運動で指導所
■刈り払い隊先導で峠まで - 100人参加して富倉峠まつり
■夕市盛り上げたジャズ - 本町六斎市
■戦争を語り続けて15年 - 飯山子どもと本をよむ会
■珍しいスポーツで交流 - いいやま児童館まつり
■2中PTA親子レクで吹き矢体験
■県へ北信越へ全国へ - 北信濃の小中高生
■ハープや草笛、山の幸弁当も - なべくら高原ブナ林コンサート
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