TOP - 過去掲載記事 - 2009年07月25日号

7月25日号掲載記事
 
◆名水百選・龍興寺清水をボトル販売 - ブナの森が生み出した湧水で地域起こし<木島平村>
 木島平村農業振興公社はこのほど、昨年「平成の名水100選」に認定された内山龍興寺清水をペットボトルに詰めて商品化することを決め、21日、その第1号を公表した。

 龍興寺清水は正応2(1289)年、居多明神から賜った―という伝承のある冷泉。内山地区が古来管理し、保全活動や環境整備などと取り組んで守ってきた。昨年度、環境省の「平成の名水100選」に選ばれ、再び脚光を浴びた。

 同公社では龍興寺清水を地域活性化資源とし、ペットボトルに詰めて販売することを決め、17日夜、埼玉県の業者が、容量11dのタンクローリー車で水源から取水した。

 商品名は「ナチュラルミネラルウォーター・龍興寺清水」。2g入り350円、500_g入り150円で販売する。民間検査機関の検査で、ナトリウム0.4_c、カリウム0.16_c、カルシウム0.6_c、マグネシウム0.11_c(いずれも100_g当たり)を含んで居ることがわかった。酸性度PHは7.6、硬度は19_c/L。

 「龍興寺清水は、カヤの平のブナの森が歳月をかけて生み出した湧水で、、平成の名水百選にも選ばれました。地元では明神様より授かった霊泉との伝承に基づき、大切に守り続けています」―。

 「清水環境保全プロジェクト」は県の「地域発 元気づくり支援金」約70万円を受け、ペットボトルによる商品化に加えて、ヤマブキの植栽活動など環境整備と取り組む。

 平成の名水百選に認定されたことで、龍興寺清水を訪れる人は、以前の倍近くに増えているという。内山清水利活用委員会では、保全活動に当たる住民と、水を汲みに訪れる人との情報交換のための掲示板の設置、清水周辺の環境整備活動などと取り組み、子どもからお年寄りまで、地域住民自ら環境保全の大切さを伝えながら実践することで、郷土愛を育て、協働の精神の醸成を図る意欲を見せる。

 龍興寺清水のペットボトルは、21日から村農業振興公社で販売されている。


(写真=湧水をそのままタンクローリーに)
 
◆栄村ファンからの贈り物 - 伊藤英さんピアノリサイタル<栄村>
 栄村文化会館で18日夜、「にほんの里百選」選定記念演奏会が開かれた。長野市出身のピアニストで、現在スイス・チューリッヒ芸術大学に勤務する伊藤英(すぐる)さんのピアノ・リサイタル。

 伊藤さんの父、元教員でカメラマンの鉄郎さんが、栄村の大のファン。「百選」応募に当たって、日本絵手紙協会公認講師の大森伊勢子さんらとともに、推薦の声を広げ、雪が育んだ豊かな自然と、村民が大切に守り続けてきた山里の暮らしが評価される成果を得た。

 今回演奏会は、鉄郎さんが「祝 にほんの里百選」としてプレゼントしてくれた。同じく、大森さんのお祝い絵手紙展が、9日までJR森宮野原駅交流館で開かれている。

 演奏会に先立って、島田村長は英さんの略歴を紹介し、「ピアノ・リサイタルは日ごろ、あまり縁のないものだが、すばらしい実績をもつ伊藤さんの演奏を楽しませていただきたい」と述べるとともに、会場に居た鉄郎さん、大森さんを紹介、百選に寄せられた支援に感謝した。

 同夜、会場には村民ら約170人が集まり、バッハ・シューベルト・ベートーベン・ショパンなど、著名な作曲家の名曲を奏でる「ピアノの詩人」の指先に見入り、妙なる調べに聞き入っていた。


(写真=村ファンから贈られたピアノ・リサイタル)
 
夏の湖水 - 北信濃風物詩<連載>
 微妙に異なる緑色。全て緑に彩られた湖水に、カヌーが発した波紋が描かれる。

若者たちのカヌーは航路も定まらぬまま、湖面を疾駆する。

その日、その時、湖には若者たちしか居なかった。

 水鳥たちの姿も、魚影さえ見えなかった。

そんな静寂に包まれた湖水。

ギラギラした夏の陽と若者たちのざわめきだけ。

夏である。
  
◆暴れみこし・伝統の奇祭ことしも - 内山松子<木島平村>
 毎年7月19日前後に行われている木島平村内山の伝統行事「柱松子」が18日夜行われた。

 子どもたちが主役で、若者の持つみこしが祭りを盛り上げる奇祭。修験道の「験(げん)比べ」の遺習とも言われ、今では「五穀豊穣」「天下泰平」を占う神事として行われている。

 同夜は8時過ぎ、祭りの主役である「松神子」、猿田彦、松太鼓らの行列が「定書」を先頭に、形も大きさも様々な灯篭に先導されて八幡社をスタート。行列の最後尾には若者が持つみこし「お天王さん」が着かず離れずに居て、後から行列の進行を促す。お天王さんは行列最後部の役員に止められ、押し返される。

 行列が近くの大日如来堂に到着すると、猿田彦が入り口の〆切りを行い、一行は中に。如来堂境内では大きな火が炊かれ、松神子らが参拝を済ませると、みこしが何度か火の周囲を勢いをつけて回り、祭りはいよいよクライマックスに。みこしの激しい練りに会場からは喚声と叱咤が飛ぶ。

 そして、松太鼓の滑稽でも厳粛な振りの後、太鼓が打ち鳴らされると、肩車された松子が、柱松に引き上げられ、ホヤに点火する。

 同夜は雨上がりの、比較的涼しい天候だったが、境内の火とみこし練り、点火を争う神事に、観衆にも熱気が伝わって、汗をぬぐう人もいた。


(写真=若者達のみこしが如来堂境内を駆け回る)
  
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