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TOP - 過去掲載記事 - 2009年06月20日号 | |
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6月20日号掲載記事 | |
◆地産地消・句産句消のおもてなしを - 野沢温泉農家民宿おもてなし研究会<野沢温泉村> | |
![]() 平成18年から、長野県型農家民宿のあり方研究と経営改善支援事業として、野沢温泉の4軒の農家民宿をモデルに「食」「施設・地域の空間構成」を中心とした経営改善計画の策定、実践を通じ、長野県型農家民宿のあり方を検討してきた。 近年、民宿が本来もつ「もてなしの心」やシステムが失われつつあることが指摘される中で、客のニーズに沿った、その地域ならではの農村の過ごし方、自然・農業体験などが求められていることが背景にある。 このほどまとめられた事業調査報告書では、「食」を中心に、これまで7回の料理講習会を開催し、「地産地消・旬産旬消」の料理について学習してきた活動の集大成が紹介される。取り組みをモデル4民宿だけで終わらせるのではなく、同業者などに広めるとともに、メニューの一層の充実、グレードアップを図るのが主旨。 食事会のメニューは▽前菜 春野菜の丸かじり、手作り味噌を添えて▽スープ 鮮やか新緑色のアスパラスープ▽サラダ 春の野に聞け山に聞けサラダ▽粉物 春山とどぶろくのハーモニーフォカッチャ▽卵料理 野沢育ちのアスパラとズッキーニの温玉添え▽肉料理 地鶏の味噌漬け酒粕風味▽魚料理 清流六年育ちニジマスのホウ葉蒸し焼き―など。その他、米粉を使ったシフォンケーキ、六軒清水で淹れたコーヒーなど、地場産の食材にこだわった。 同日は村、観光協会、エージェント、JA関係者に加えて村内民宿のおかみさんたちら約20人が参加。食材や調理のアイデアに感心し、風味に舌鼓を打った。テーブルにはホウ、ヤマブドウの葉がお皿代わりに置かれ、先人の知恵も生かすもてなしに関心を集めた。 モデル民宿の1つとして同日、料理づくりに当たった「山ぼうし」の小嶋淳さんは「(職人館館主)北沢(正和)先生のご指導で、調味料1つとっても、あり合わせのものではなく、最高のものを使うべきであることを知りました」と、話していた。 (写真=3年間の講習の成果を披露した食事会) |
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◆鳥感覚の冒険施設 来月オープン - 斑尾高原スキー場<飯山市> | |
![]() 「ジップライン アドベンチャー」。斑尾高原スキー場の7コースに張り巡らされたワイヤーを、ハーネス・カラビナを装着して滑走する「絶叫型」の冒険施設。クライミング(山・岩登り)技術と用具を使う新しい冒険メニューとして、ハワイ・カナダなどのリゾート地で人気を集めているという。 斑尾高原スキー場が、「自然とエコ」をコンセプトに、夏の誘客拡大のメニューとして開設するもので、7月4日にプレオープン、同18日から本格営業を行う。 鋼索長39bから最長139bまでの7コース(全長654b)。高度、長さそれぞれで、どんぐりの森に飛び込んだり、谷を越えたり、小川沿いを滑空したり。 各コース間は徒歩でたどり、インストラクターが安全確保、コース一帯の植生、景観など案内に当たる。体験者が鳥感覚で一帯の自然を知り、その大切さを認識してもらえれば―というのが願いだ。 体験料金はガイド料・装備レンタル料・保険料込みで1人3500円(身長・体重制限あり)。体験は予約制で原則的に1日3回、各回6〜8人1組。グループ体験も可。問い合わせは「まだらお高原そらの家」まで。 (写真=「自然とエコ」がコンセプトのジップライン・アドベンチャー) |
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◆バラの苑 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 周囲に家が立ち並び、暮らしの音が聞こえ来る、そんな感じがいい。 寺町でのコンサートで、会場目の前の踏み切り警報機に思わず首をすくめ、奏者を見やったが、「いい感じじゃあないですか」と笑った人が懐かしい。 花を厭う人を知らない。 好みはあろうが、花群れに誘(いざな)われる。 花育ての労苦を思った。 |
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◆トレイル歩いて、木を植えて - アースウォークの中渓さん<飯山市> | |
![]() 中渓さんはことし3月、北海道小樽を発ち、9月21日、国際平和デーに「セレブレーション アース(地球の祝祭)」が開催される沖縄目指し、歩き続けている。一行は1歳の一心ちゃん、妻の亜衣さんと中渓さんの一家3人を含めて9人だが、主旨に賛同して一部区間をともに歩く人もいて増減する。途中、小学校などで植樹し、山間の小さな集落を訪ねて話し込み、集まりの場で話をしての5200`の旅。 飯山市には12日、伏野峠から入り、信越トレイルをたどって関田峠まで歩いた=写真=。「日本海が見えて、すばらしいトレイルですね。ブナ林を中心とする広葉樹林が感動的でした」と、語る中渓さん。 同日は高源院に宿を提供され、夜、「ふるさとを唄おう」ミニライブで、4年前、沖縄で知り合った飯山市在住の音楽家、丸山祐一郎さんと偶然の再会を果たし、集まった人たちに「アースウォーク」の主旨など訴えた。中渓さん一行はその後数日、飯山市に滞在し、16日には戸狩小学校で念願の植樹を行った。 |
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■関西圏からグリーン期初の修学旅行 - 宿泊先の民宿で農作業体験 ■割箸・イスで資源活用 - みゆき野JC6月例会・中高生と環境実践 【道しるべ】 - 出会いがうれしいから ■米学生交流大使第1陣 - 飯山市戸狩温泉へ ■園児と高校生サツマイモ交流 - 飯山中央幼稚園・下高井農林 ■健康と環境の大切さ知る - ごみゼロ健康ウォーキング ■「平和の火」と米学生交流大使 - おはなしと虹のHoshiミニライブ ■呼吸法・姿勢・歩き方でも - アンチエイジング&メタボ対策研究会 ■北信濃の雪にこだわって - トクタケノーキで三沢忠さん油絵展 ■大きな車をありがとう - 飯山学園・寄贈された車の入魂式 ■6年の英語授業を共同参観 - 野沢温泉村「保・小・中」連携プロジェクト ◇今週のスポーツ ◇ふりむいた人 ◇伝言板 ◇らくがき ◇創見塾かわら版 no3 ◇奥信濃今昔ばなし - 両杖の笛A ◇北信濃歌壇 |
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