TOP - 過去掲載記事 - 2009年03月14日号

3月14日号掲載記事
 
◆「給付」早ければ4月20日過ぎに - 消費刺激へ商品券も<岳北>
消費拡大を主目的とする定額給付金の財源を確保する、08年度第2次補正予算関連法が成立したことを受け、北信濃4市村では申請書の発注など準備を始め、給付金給付までの概略の日程を決めた。

 定額給付金は1人当たり1万2000円。基準日の2月1日に18歳以下・65歳以上の人は2万円。北信濃4市村では、3万7075人、給付総額にして5億8500万円となる。

 同給付金は世帯主が申請・受給者となり、原則として世帯全員分が口座に振り込まれるが、口座がなかったり、金融機関が著しく離れている場合は、役場(所)で現金でもらうことができる。

 これまでのところでは、申請書は今月中旬から来月上旬にかけて用意され、今月25日ごろから、来月上旬にかけて世帯主に郵送される。それと同時か、数日置いて申請書の受け付けが行われる。申請は受け付け開始から6カ月以内に行う。

 受け付けは郵送が原則だが、いずれの市村も日にちや期間を決め、職員が各地区に出向いて本人・口座確認を行い、その場で申請を受け付けることにしている。本人確認は運転免許証やパスポートなどで行うが、いずれも持っていない人は「面識」のほか、市村によって対応が異なる場合も考えられるので、各市村まで問い合わせる。

 給付金給付の時期は、木島平・野沢温泉村が早ければ4月20日過ぎごろから、飯山市が4月下旬ごろから、栄村が5月中には―としている。

 定額給付金については異論も多くあるが、消費拡大の主旨から、商業界には期待も大きく、プレミアム付き商品券の発売など、「取り込み策」に懸命さを見せている。
 
◆城門が模型で里帰り - 長工生から西念寺へ<飯山市>
 かつて飯山城の南側上り口、現在の鳥居付近にあり、1881年に長野市金箱の信叟(しんそう)寺に山門として移築された城門の姿を映す模型がこのほど、飯山市飯山愛宕町の西念寺に贈られた。

 飯山城の城門は明治時代に入って各地に散逸した。この、かつての飯山城南大手門は当初二層造りだったものが火災で焼失、その後一層で改築され、信叟寺の山門として守られてきた。

 模型は一昨年、散歩の折にこの山門に関心をもった長野工業高校の富田准一建築科教諭が体験的学習を―と、山門の模型作りを生徒に提案。3年生5人が卒業制作として現地測量・設計から、本物と同じヒノキを使って造り、信叟寺に贈ったものが第1号。

 今回、西念寺に贈られたのは、今年度の建築科3年生が、5カ月をかけて改めて造った2作目。第1号模型を新聞報道で知った西念寺の前橋賢宗住職が、これを実際に見て制作を頼んだことから、飯山城城門の、模型という形での「里帰り」が実現した。

 模型は10分の1の縮尺で、幅約140a、奥行き約75a。屋根の葺き方から、屋根裏構造、内部仕様などがわかる山門様式になっている。本堂に置かれた模型に、前橋住職は「地元の方々や寺めぐりにお出でになる人たちに紹介し、城下町飯山を知っていただきたい」と、話している。


(写真=西念寺に贈られた信叟寺山門の模型)
 
◆春半分? - 北信濃風物詩<連載>
 「冬隣」という季語はあるが、「春隣」という言葉があるのかどうか。

時折、思いがけない戻り雪があるが、それでも確実に春の気配が濃くなる。

 取材で訪れた高校の中庭。

日向と日陰のコントラスト。

左右対称に黒白であるのがおもしろい。

その日、若者が学窓を巣立った。

そして、1つの高校の名が消えた。
  
◆引退ラッセル車に長蛇の列 - 飯山線全線開通80周年記念イベント<飯山市>
 7日、JR飯山線営業所前広場で「飯山線全線開通80周年記念 さよならラッセル車両展示」が開催され、1000人を超える来場者でにぎわった。

 昭和55年から30年近く、冬の飯山線を守ってきたラッセル車両「DD16ラッセル」が老朽化のため、今冬で引退。開発を推めてきた投排雪保守用車「SR(スーパーラッセル)千曲川」(飯山駅配置車)と「SR信濃川」(十日町駅配置)の2台がこれから冬の飯山線を保守することになる。

 同日は朝から小雪の舞う肌寒い天候となったが、多くの鉄道ファン、家族連れがイベント開始時刻前に長蛇の列を作った。入場者の半数ほどは飯山線で訪れた人たちで、遠くは京都などからラッセル車の勇姿をフレームに収めようと訪れた熱狂的なファンも。イベントでは、新型投排雪保守用車両の試乗体験や、写真展などが行われ、この日のために作られた記念グッズや記念弁当は即日完売となる人気ぶりだった。

 篠原俊明飯山線営業所長は「地域の皆さんに喜んでもらいたいと企画した。線路に降りていつもと違う目線で、長年飯山線を守ってきたラッセル車と触れあってもらえて良かった」と話した。


(写真=DD16ラッセルと別れを惜しむファン)
  
■急速に進む限界集落化 - 飯山市・集落合併支援事業予算化
■火山灰露頭などジオパークに - 栄村で総合地球環境学研究所プロジェクト
■「88年の伝統」飯山高に - 飯山南高校で最後の卒業式・閉校式
【道しるべ】 - 危機的状況のジャンプ
■熱々のりんご豚まん早食いなど - 盛況の「とがりウィーク」
■間伐材利用のプランター - いずみだい保育園で春迎えのパンジー
■子育て緊急サポーター養成講座 - 飯山市社会福祉協議会
■にぎわいの余韻残して北へ - 木島平村に飛来のトキ
■トキさんに代わりまして! - 飯山市にハクチョウが飛来
■何かもって帰っていただく努力を - 歩こさいいやま市民フォーラム
■ジャンプの魅力体感に期待 - 飯山市小学生ミニジャンプ大会
■故郷と切り離せない雪 - 田井安曇さん講演会
■自主防災を身近なものに - 飯山市秋津北畑で信大出前講座
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