TOP - 過去掲載記事 - 2009年02月14日号

2月14日号掲載記事
 
◆再出馬表明を撤回「職を辞し」 - 河野野沢温泉村長、村長選不出馬へ<野沢温泉村>
 野沢温泉村の河野幹男村長は、10日開会した議会本会議で、昨年12月議会での村長選挙再出馬表明を撤回し、3月29日に投票が行われる村長選挙に出馬しないことを表明した。

 同村長選では、河野村長が再出馬の意向を表明して以来、しばらく表立った動きはなかったが、その後、村総務課長などを務めた富井俊雄さん(58)擁立の動きが表面化、10日までに本人が出馬の意向を固めた。親戚や周囲の理解が得られれば19日にも出馬表明する見通しとなっている。

 そうした中での、現村長の実質的な不出馬表明。河野村長は同日、定例会本会議の議案提案説明の後、「発言を」とし、「去る12月の定例議会において、次期村長として立候補する覚悟を表明いたしており、その後もこの件につきまして、熟慮を重ねて参りました。(中略)自立を目指した道筋は見えてきたと実感した今、私の仕事はひとまずは達成したというべきであり、言うなれば耕運機の役割は終わり、次の種まき機に変わるべきであろうとの考えに至りました。(中略)自立への課題はまだまだ大きく、困難が立ちはだかっております。この際、私はひとまず職を辞し、次の村長に今後を託したいと考えます。前定例会において表明したことを撤回する無礼にお詫び申し上げるとともに、今後とも野沢温泉村民として『共に支えあう村づくり』に力を合わせていきたいと考えております」と、述べた。

 同村長はその後の本紙の取材に答えて「合併か自立かを問う住民投票時のような対立と混乱は繰り返してはいけないと思っていた。出馬の是非をめぐって、49対51のラインを行き来する、苦しい選択だった。次の村長には『共に支えあう村づくり』を託したい」と、話した。


(写真=村長席で感慨深げな河野村長)
 
◆受注量半減の企業も - 派遣社員は5分の1に<飯山市>
 飯山市は2日開いた議員全員協議会で、先月26・27日に実施した市内主要企業における雇用状況調査の結果を明らかにした。調査は市工業団地の製造業主要企業6社を対象に実施した。

 対象企業は電子部品製造業が中心で、業績状況と今後の見通しでは、昨年10月以降受注が減少、ことし1月以降は3〜5割減となり、さらにその傾向は続くこと、先行きは不透明なことがわかった。

 雇用状況では受注減による生産調整に対応して、雇用調整を行っており、正規職員の解雇までは至っていないが、派遣職員は徐々に契約を解除、3月末までにはピーク時の3分の1から、5分の1に減少する見通しという。

 勤務体制についても、受注の減少を休業の増加で対応、土・日にはさらに1〜2日の休業を実施し、2交代勤務から日勤に変えた企業もあった。休業分は休業補償(平均給与の60〜80%、または最低賃金)で対応している。

 同日配布された資料では、ハローワーク飯山では、昨年12月から求職者が増加。一時帰休賃金を助成する緊急雇用安定補助金の申請が増加見通しにあるという、厳しい実態が浮き彫りにされた。
 
◆宝の雪 - 北信濃風物詩<連載>
 雪の多寡が、これほど地域のムードを左右することを、改めて知った。

この時期では異例の寡雪。

その中で取り組まれる雪まつりの準備。

ことしはスキー場も、イベントも雪不足で、雪の需要は極めて高い。

郊外の春先除雪路線が相次いで開いている。

雪の大切さ、ありがたさが身に染む―という声を聞いた。

雪は天からの贈り物。
  
◆雪で困る人たちの力に - 独自の除雪協力隊員制度<飯山市>
 飯山市岡山桑名川区で5日、自治組織独自のものとしては同市内でも初の除雪協力隊員制度の設立・発会式が行われた。

 区内の要支援世帯の人命の安全を主目的に、屋根の雪下ろしなどの手伝い、除排雪を行うのが主旨。同日、岡山地区活性化センターで行われた発会式で、田中信明区長は「思いやり、温もりの心が実感できる地域づくりを進めたいと考えている。18年豪雪以来、雪で困る人たちの除雪に協力できないか―という話があり、具体的な組織作りを検討する中で、若い人からベテランまで38人の参加を得て発足することができた。ここ1番の時に力を発揮し、成功するようご協力をお願いしたい」と、挨拶した。

 同日は、田中区長が出席した約30人の賛同者に協力隊員の委嘱状を手渡し、活動を励ました。隊員は区内の賛同者の中から、職務の遂行能力、作業資格、地域バランスなどを考慮して区長が委嘱。任期は12月1日から翌年3月31日までで、お年寄り・心身障害者・母子世帯など、自力で除雪が困難な世帯の住居・建物の除排雪援助などを行う。会長に田中区長を選んだ。
 隊員は当分の間、一律1時間当たり2000円の賃金が、派遣先の世帯から支払われ、機械を使った場合は別に定めた基準単価が加算される。機械・器具、
その修理は隊員持ちとなる。

 また、対象世帯に加え、地域施設の除排雪など、区長が必要と認めて指示する業務もあり、その場合の賃金などは区の会計から支出される。

 発会式では、除雪を仕事にしている人への配慮を―とする声や、除雪機の保険負担の重さを訴える声もあり、区が除雪機を備えることや、市有機械の貸与などについて、検討することになった。

 同日は市から佐藤社会福祉係長が出席、市の制度を説明し、「高齢者世帯などには心強い取り組みで、他地区にも紹介し、広がってくれることを期待したい」と、激励した。


(写真=要支援世帯の安全を―。除雪協力隊の発会式)
  
■商品券補助や防災対策など - 国の補正で生活・雇用対策
■「いいやま雪まつり」いよいよ - 寡雪の影響色濃く
■「城北・城南中」が候補に - 飯山市の新中学校名
【道しるべ】 - 跡を継ぐことの重さを
■家庭菜園などの技術支援「カレッジ」受講生募集 - 北信州みゆきJAファーム
■幼稚園に雪の贈り物 - 本木建設 → 静岡市
■ゲレンデ彩る松明滑走 - 木島平スキー場感謝祭にぎわう
■高校生らが雪掘りボラ - 本堂で熱戦カルタ大会も
■本町商店街に「ひな街道」 - 体験教室など多彩イベント
■飯山市の指定文化財に3点追加
■日本の雪国で温か交流 - 台湾の小学生ら21人
■「五輪」の走りに「スゲェ!」 - 泉台小で今井さんがクロカン指導
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