TOP - 過去掲載記事 - 2008年11月29日号

11月29日号掲載記事
 
◆共有しようよ、まちづくり - 法政大教授まちづくり講演会<飯山市>
 飯山市本町商店街協同組合・飯山商工会議所主催の平成20年度「まちづくり講演会」は22日、同市内のホテルで開かれた。06年から社会実験型の地域実践として「学びの里〜サマーカレッジ〜」を開設してきた法政大学人間環境学部の小島聡教授が「2014年はこんなまちに! 〜共有しようよ、まちづくり〜」と題して講演した。

 滝沢博信本町商店街協同組合理事長は「2014年の新幹線開業に向けて、市街地の空き店舗や空き地をどうしたらいいのか、美しい自然を次代にどう引き継いでいくべきなのか、市民間に不安がつのっている。商店街には『もうだめ』という声もあるが、あと5年待とうよ―と言っている。目標があれば頑張れる」とあいさつした。

 講演で小島教授は、環境・経済・社会的側面がバランスよく保たれる「持続可能な地域社会」を飯山の未来像として想定。その実現に向けた「まちなか再生戦略」の基本理念として▽文化創造都市への挑戦▽城下町型コンパクトシティの再生▽都市軸の明確化と戦略拠点としてのメーンストリート―など提言。

 アクションの具体的ケースとして▽空き店舗活用のための起業支援▽市内在住アーティストによる文化創造・文化産業の振興、コミュニティーカフェ(多世代のたまり場)・レストラン▽地産地消型食文化の集積、飯山ブランド商品の開発や販売拠点の増加▽高校生と連携したまちなか清掃。空き店舗シャッター・空き地の視覚的演出―などを提案した。

 同日はこの後、飯山北高、中野西高生徒が「新幹線開通に備えた飯山地域の人材育成」「地域連携と情報発信」と題して研究発表。北高生はこの中で、新幹線開通はいいことばかりではないこと、飯山市が平成16年に策定した第3次財政改革アクションプランに関して、推進状況、今後の取り組み姿勢が不鮮明で、自発的にまちづくりに参加しようとする職員が少ないこと―など指摘。同校生徒が市職員のまちづくりの能力向上に使ってもらおうと依頼したアンケートに協力を拒否されたことを明らかにした。 この件に関して足立飯山市副市長は、事実関係を認めたうえ、「かなり踏み込んだ内容―という印象があったが、高校生の学習材料の1つと思っていた」と、高校生が「副市長の承諾を得た」とする件に関して説明。今清水総務部長は「アンケート内容は職員の実質的な能力評価で、回答の選択肢も正当な自己評価を導きにくいもの―と判断してお断りした」と、話している。


(写真=まちなか再生戦略などが提言された講演会)
 
◆「有罪か?」活発な意見 - 「裁判員制度」模擬体験で<飯山市>
 国民から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する裁判員制度が来年5月21日から実施されることを受け、22日、飯山市公民館で、飯山雪国大学公開講座「裁判員制度 説明と模擬裁判体験」が行われた。 飯山市総合学習センターの主催で行われた講座には、講師に長野地方裁判所の鎌倉正和裁判官、事務局総務課庶務係小林博係長、長野家庭裁判所事務局総務課畠山隆課長補佐が招かれた。

 5月から始まる裁判員制度による裁判員は、20歳以上の有権者の中から無作為に選ばれ、居住地を管轄する地方裁判所での裁判に携わる。裁判では6人の裁判員と3人の裁判官が法廷での審理に立ち会い、評議で有罪かどうか、有罪の場合はどのような刑にするのかを話し合い、判決宣告を行うことになる。

 今月末には裁判員の名簿が作成され、候補者への通知、調査票の送付が行われるという。

 講座の前に総合学習センターの清水侃所長が「(裁判員制度は)あと半年でスタートするが、まだまだ制度の理解が乏しいと思う。人を裁くという責任が掛かってくる中で、不安や疑問などがあると思うが、この講座が役に立てれば」と話した。

 講座では、鎌倉裁判官が刑事公判手続きの流れを説明し、その後模擬裁判が行われた。裁判は、裁判官・検察官・弁護人・裁判員・被告人・証人などに受講者が扮し、強盗致傷事件に関して審理を行った。台本はあったものの、評議では、グループに分かれて有罪か、どうかの話し合いが行われ、参加者の活発な意見が飛び交った。


(写真=参加者が裁判官らに扮して模擬裁判が) 
 
◆雪化粧 - 北信濃風物詩<連載>
 北信濃路が白く覆われた。

何もかも白く染められた。

それを真実を隠す魔性ととらえる向きもあるが、今冬初めての雪景色を、素直に美しいと思った。

 庭木を囲い、北窓をふさぎ、大根や野沢菜を漬け込み、車のタイヤを替え、雪かきやスノーダンプを出して、用意は整った。

覚悟を決めれば何ということもない。

冬が始まった。
  
◆90人が「メサイア」大合唱 - 飯山混声合唱団・創立40周年記念演奏会<飯山市>
 野沢菜の発祥地、野沢温泉村の野沢温泉中学校の1年生が25日、学校近くの畑で育ててきた野沢菜を収穫、近くの外湯で洗った後、学校で漬け込み作業を行った。

 来年1月、「海と山の子交流」で訪れる、姉妹都市・千葉県御宿の中学生たちを、自分たちで育てて漬け込んだ野沢菜でもてなしたい―と言うのが、1年生51人の思い。

 学校近くの約65平方bの畑を起こし、種を蒔いて大切に育ててきた。昭和51年から始まった「海と山の子交流」では初めての企画で、子どもたちの熱い思いが肥料ともなって、約300`の収穫に恵まれた。

 25日は畑で収穫した野沢菜を近くの熊の手洗い湯まで運び、洗濯湯で洗った後、学校まで持ち帰って漬け込んだ。お菜は生徒がそれぞれ湯船の縁に並び、保護者らの指導で1本1本、慈しむように洗い、湯気もあって生徒の額には汗も。

 漬け込みでは村内で漬物関係の仕事をしている「プロ」の指導を受け、四角なプラスチック製の桶、10個に漬け込んだ。

 野沢菜の本場でありながら、これまで、その栽培や漬け込みなどを、主体的に体験する機会が少なかった中学生たちだが、その全工程を自分たちで実践した野沢菜漬けに、夢が膨らんでいる。


(写真=90人がステージ狭しと並んだ「メサイア」大合唱)
  
■「飯山さわごさ」にエコ大賞 - 飯山商議所女性会・実践評価
■「定住促進」の受け皿にも - 飯山市営住宅新町団地竣工
■もてなしと旬のものを - 中村マーケティング研究会
■自弁でフジ収穫お手伝い - りんご総採りボランティア
■小田切さんが初当選 - 中野市長選挙
【道しるべ】 - 今冬もほどほどの雪を
■自然・命の営みが生む感動を - 太鼓奏者・小林さん帰郷公演
■地域の安全・安心を守って - 安協支部長2人に感謝状
■東京や上越などからも - 菜の花さかせる会、野沢菜収穫体験
■歩行者を寒風から守って - 初冬の風物詩「よしず」張り
■幸福の樹に花 - 大切に育てて5年
■創立30周年で記念イベント - 常盤少年野球クラブ
■伝統の技と思い出を - 内山紙で卒業証書作り今年も
◇ハートフルライフ
 ◇ここに生きる
 ◇歯なしにならない話
 ◇おいしいレシピ
 ◇北信濃ふるさと本
 ◇何したい?何できる?
 ◇森の家で遊ぼう!
 ◇わが家の仲間たち
 ◇北信濃イベント情報
 ◇木島平短歌会詠草
◇野田喜左衛門物語
◇猪突申恵(ちょっともうすかえ)
◇JA北信州みゆきだより
◇エミリーのわんっダフル犬生活
◇らくがき

TOP - 過去掲載記事 - 2008年11月29日号