TOP - 過去掲載記事 - 2008年11月08日号

11月8日号掲載記事
 
◆未来の架け橋に「いずみだい」開園 - 旧外様・柳原保育園を統合<飯山市>
 飯山市の旧柳原・外様保育園が統合して誕生した新しい保育園「いずみだい保育園」(石川恵子園長)で1日、待望の開園式が行われた。

 市の行財政改革で統合が決まり、ことし6月から7000万円余を投じて新しい園舎となった旧柳原保育園の改修が行われ、園児は旧外様保育園で合同保育を行ってきた。

 同日は石田市長、園児らによる園名板の除幕、園内でのくす玉割りが行われ、園児を始め、保護者や教育・保育・福祉関係者、地元各種団体代表ら約120人が出席した式で石田市長は「(市長)就任早々取り組んだのが柳原・外様保育園の統合だった。どうするのが子どもたちにとっていいのか、協議を重ねた。話は新しい園舎の建設で始まっていたが、関係する方々のご理解をいただき、改修することにした。新築に値する改築で、耐震性の強化に力を入れた。みんなで元気に遊んでほしい」と、あいさつ。

 保護者会長の春日祐子さんは「夢と希望に満ちたいずみだい保育園が開園した。子どもたちは広くなった庭でのボール遊びを楽しみにしている。子どもたちの健やかな成長は地域の願いであり、園が未来への架け橋となることを願っている」と述べた。 外様は昭和25年、柳原は同26年に開設され、今回の統合でいずれもことし、60年近い園名に別れを惜しみながら閉園した。


(写真=園児代表らが、新しい園名板の除幕を)
 
◆18年・惜しまれながら閉湯 - 飯山市柳原堰口の不動の湯<飯山市>
 平成3年に地域活性化活動の一環として関係地元住民が開設した、飯山市柳原堰口の「不動の湯」がことし限りで閉湯となり、2日、湯仲間による施設解体作業が行われた。

 不動の湯は、地元・近隣住民有志が「鉄砲町へ行くのをちょっと我慢しよさ」と、労力と資金を出し合い、近くにあった鉱泉を引いて加熱し、手作りの小屋を建てて始めたもの。2年後に市の支援で新施設が完成し、地域の親睦、癒しの場として、また、近隣住民や観光・行楽客らとの交流の場として活用されてきた。

 湯仲間「不動の湯の会」藤沢敬子会長の話では、当初、土・日曜日の利用者が多く、労力はかけたが、運営はまずまずだったという。休憩小屋を建てた時の借金も返済した。

 が、その後、入湯者ほど協力金は入らず、時にはその箱や自販機、石像の賽銭箱さえ壊されて金が盗まれる事態が起き、わずかな積立で食いつなぐ厳しい経営を強いられてきた。

 そんな中で「閉湯」を考えさせたのはボイラーの老朽化と、ここにきての燃料高だった。「後継者も居そうはないし、ここらが潮時かな―と、思いました」と、藤沢さんは言う。積立も解体費用ぐらいは残っていた。

 同日、湯仲間ら10数人が解体、片付け作業に汗を流した。パイプを外し、壁を剥ぎ、柱を倒す。時折、笑い声は起こるが、一様に寂しさは禁じ得ない様子。

 「惜別入湯にきました。良い浴場を開放してくれてありがとう」「長い間ご苦労様。また、できるといいですね」「できた最初からファンでした。清潔さ、適度の湯温、環境の良さ。近い将来、復活を」「18年間、本当にありがとう。不動の湯の皆さん、最高です」―。まだ新しいらくがき帳に、そう書いてあった。


(写真=18年間使い続けた浴槽の栓に感慨も)
 
◆落ち葉拾い - 北信濃風物詩<連載>
「焼き芋するんだよ」「これ、大きいでしょ?」―。

通りかかった公園に、落ち葉を拾う子どもたちの姿を見た。

保育園の焼き芋大会に使う落ち葉拾いだという。

黙々と葉っぱを集める子、拾った葉っぱを並べる子、やたら駆け回る子。

みんな、表情がいい。

秋が更ける北信濃路。

日差しがうれしい。

知らずに落ち葉を手にしていた。
  
◆株大暴落でも「野沢菜蕪」は高騰 - 野沢菜蕪四季会社総会<野沢温泉村>
 野沢菜の「蕪」をもじってシャレた野沢温泉「のざわな蕪四季会社」の平成20年度「蕪主総会」は1日、野沢温泉アリーナをメーン会場に開かれた。

 今や全国に生産が広がる野沢菜だが、野沢温泉村こそが発祥の地であり、原産地。今からおよそ250年前、健命寺住職が持ち帰った大阪・天王寺蕪の種を蒔いて育てたものが、野沢温泉の風土によって改良され、野沢菜になったと言われる。

 「蕪四季会社」は、野沢菜の本場、発祥の地を全国にアピールし、野沢菜を資源に誘客を図ろうとして始まった。村民以外でシャレとユーモアを理解し、野沢温泉と野沢菜が好きな人を対象に、1口(5000円)から3口(7000円)の出資金を納めれば「蕪主」になれる。

 「蕪主」は口数に応じた野沢菜漬けの配送のほか▽「蕪券」の発行▽野沢菜の1番間引きの配送▽「蕪主総会」への出席―などの特典がある。

 「蕪主」は現在、北海道から鹿児島までの39都道府県の729人。ことしは全国紙による報道、全国ネットのテレビ放映などで、昨年より250人近く申し込みが増えた。

 1日は「蕪主」総会に先立って▽野沢菜料理講習会▽野沢菜収穫体験▽上ノ平高原散策―が行われた。このうち、農協会館で行われた料理講習会には23人が参加。村の郷土料理研究会(竹井孝子会長)会員の指導で「取れたて野沢菜 即席早漬け」「野沢菜の炒めもの」を学んだ。参加者は簡単だが、暮らしの知恵にあふれ、「自分の味」も工夫できる野沢菜料理に感心していた。

 また、スキー場柄沢ゲレンデ内の野沢菜農場で行われた収穫体験では、約120人が包丁を手に、1人2把制限の収穫に余念がなかった。

 「蕪主」に同伴者を加えた約370人が出席した「蕪主総会」では、来賓の河野幹男村長が「大変多くのご参加をいただき、驚いている。世界中で株が大暴落しているが、野沢の蕪だけは高騰している。野沢菜は村民が大事に守り、育ててきたもので、村にはなくてはならないものだ。しっかりご賞味いただきたい」とあいさつした。
 参加者は道祖神太鼓などのアトラクションを楽しみながら野沢温泉の秋の味覚に舌鼓を打っていた。


(写真=柄沢の「野沢菜農場」で収穫に余念のない参加者)
  
■ゴミ減量化に数値目標も - 飯山市廃棄物減量等推進審が答申
■「紙のダイヤモンド」で商品開発へ - 飯山市の内山紙協同組合など
■「名水と和紙の里」知るふるさと検定も - 平成の名水100選・龍興寺清水祭り
■温泉街とスキー場直結 - 野沢温泉スキー場500台収容の駐車場完成
【道しるべ】 - 住民温泉が1つ消えた
■一瞬の心の甘えが… - 飯水岳北交通安全住民大会
■「心のカギ」をもう一度 - 振り込め詐欺防止広報官、飯山警察署長が委嘱
■多彩イベントに多くの人出 - 季節恒例の飯山大えびす講
■恩返しに「元気」贈りたい - 太鼓奏者・小林辰哉さん
■「オラほの特産品」ズラリ - JA北信州みゆきフレンドリーフェスティバル
■職員の応援合戦も楽しく - 特別養護老人ホーム「フランセーズ悠さかえ」
■日常の暮らしに生かす60点 - 樋口美代子さん故郷展
■「環境に」と飯山市に寄付 - 下高井農林高環境緑化生徒
■本社賞は江尻さんに - みゆき野風景画展・ジャンルも多彩に172点
■大切な「日ごろの備え」 - 飯山日赤で秋期消防訓練
■開設80年で「あゆみ刊行」 - 飯山市飯山のめぐみ保育園
■「根塚物語」の熱演に感動 - 木島平村中部小ミュージカル
■本社賞は滝澤さんの「岸ノ五十鈴川」に - 飯山市菊花展覧会
■800人が練習の成果披露 - 飯山青少年芸術祭舞台部門
◇田舎主婦ミトのロンドンレポート
◇熊さんの身近な動物記 - カマドウマ
◇JA北信州みゆきだより
◇エミリーのわんっダフル犬生活
◇らくがき

TOP - 過去掲載記事 - 2008年11月08日号