TOP - 過去掲載記事 - 2008年08月09日号

8月9日号掲載記事
 
◆スキー場と温泉の一体化を - 観光再生プラン策定へ<野沢温泉村>
 野沢温泉村「温泉地・スキー場地区」再生協議会は先月31日、役場で開かれ、会の名称や規約・組織構成、役員などを決めた。

 同村の「野沢温泉・スキー場地区」は、県の平成20年度観光地再生モデル地区となり、「地域の日常性と結び付きながら、自然・温泉・歴史・文化・人情・特産品などの財産を有効活用し、スキー場と温泉が一体化した保養温泉・自然体験型の観光地を目指す」との将来構想が示されている。

 再生協議会は、野沢温泉地区の観光資源を活用し、温泉地及びスキー場地区としての魅力を向上させ、観光客の増加と地域の活性化を図ることを目的に設置されたもの。

 同日の初協議会で河野村長は「観光を中心とする村の将来について考えていただきたい。牛を水辺に連れて行くのは行政であるとしても、牛にどう水を飲ませるか。皆さんに考えていただきたい」と、あいさつした。

 協議会委員として出席したのは村・議会、観光・宿泊業界、商業・農業団体などのほか、竃沢温泉、野沢組、スキークラブ代表ら約40人。協議会の名称を「野沢温泉『いで湯とスキーの郷(むら)』活性化協議会」と決め、会長に佐藤則正観光協会長を選んだ。

 協議会は▽県のモデル事業実施要綱に規定する観光地再生プランの策定▽再生プランに基づく事業の推進―などに向け、「温泉地部会」「スキー場部会」で具体的な再生プランを検討、ことし12月をメドに再生プランを策定し、21年度から3カ年で事業を推進する方針だ。再生協議会が実施する事業を対象に、県の補助金(3カ年以内・総額2250万円以内・補助率/協議会実施事業の2分の1以内)が交付される。

 同日は事業実施イメージとして、観光地の現状・課題の分析、地域の観光資源の見直し・掘り起こし、地域資源を活かした、目指すべき観光地のグランドデザイン化―から、地域食材・温泉・景観、環境―など「五感を癒す温泉地」づくりを目指す再生プランを策定し、事業化する構想試案が示された。


(写真=観光地再生へ歩み出した協議会の初会合)
 
◆信越国境サミット・今年は中古池畔で - 飯山市・小境と妙高市・平丸
 今から約200年前の「水の縁(えにし)」を今に伝える飯山市太田小境と、新潟県妙高市平丸との「信越国境サミット」は3日、黒岩山中腹の中古池池畔で行われた。

 江戸時代後期の文化3(1806)年、小境ではそれまで水源として使っていた峠の池が地震によって減水、用水路が損壊してしまったため、寺住職の仲介で平丸地籍の水源から中古池に水を落としてもらい、これを掘貫で導水、農業用水などに使ってきた。今も実質的な水使用料として、2人分の日当に当たる1万4000円の「検分料」が、小境から平丸に支払われている。一昨年、旧平丸峠に「堀貫記念碑」が建てられた。サミットはこうした水が取り持つ縁を大切にし、後世に語り伝えたい―と、両地区を行き来して開いているもので、ことしで9回目。同日、中古池高台の広場には両地区合わせて約100人の住民が集まった。

 宴を前に清水治夫小境活性化委員長は、水をめぐる先人たちの苦闘、平丸との友情の歴史を紹介、「国境サミットが先人に感謝し、歴史を未来に伝えていく機会として末永く開催されていくことを願っている。洞爺湖サミットにはグローバルさで負けても、成果の大きさでは勝ると確信している」と、あいさつ。

 同日は妙高市から引場良男副市長も駆けつけ「水を分け、それに今なお感謝の気持ちを忘れない平丸・小境の人たちの『義』に感動している」と、語った。

 サミットではバーベキューを囲んで旧交を温め、からす踊りの輪に連なる住民の姿が見られた。
 
◆空駆けて - 北信濃風物詩<連載>
 ラジコンヘリによる稲の播種作業を初めて見たのはいつだったか。

「こういう時代になったのか」と、省力化のテンポの速さ、発想の大胆さに感じ入った。

 取材の帰り、車を止めた傍らの田んぼに、小さなヘリが飛んでいた。

しばし、その飛翔を目で追った。

作業する人の苦労には申し訳ないが、空を飛ぶ夢に漂っていた。
  
◆栄村の夏 銀輪駆けて- グルッとまるごと栄村〜北信州秋山郷サイクリング浪漫〜<栄村>
 「グルっとまるごと栄村〜北信州秋山郷サイクリング浪漫〜100`サイクリング」は2・3の両日開催され、昨年より約40人多い364人が栄村の夏に銀輪を走らせた。

 さかえ倶楽部スキー場と秋山郷を往復する「チャレンジ110`」、同スキー場から北野天満温泉を周遊する「わいわい40`」、前日は秋山郷の温泉に泊まってスキー場まで一気に下る「温泉でゆったり45`」の3コース。うち「チャレンジ」は、国内屈指の山岳サイクリングコースといわれ、278人が出場した。

 起伏に富んだ山岳路をたどる、過酷だが、多彩な自然、豊富な温泉、日本の原風景でもある田園や吊り橋など風景が楽しめる同イベント。

 3日、午前10時に小赤沢の「秋山郷総合センター・とねんぼ」をスタートした、前日宿泊組の45`コースでは、職場の同僚・友人グループ、カップルなど51人が、折から開かれていた「秋山郷常民大学」受講者や、住民らに見送られ、同日午前7時過ぎにはさかえ倶楽部スキー場をスタートした、110`コースのトップ選手を追うように、炎暑に焼けるコースに走り出ていった。


(写真=「とねんぼ」をスタートする45`コースの出場者)
  
■食事・運動・生きがい - 白澤教授プロデュースのアンチエイジングキャンプ
■産業功労で伝統工芸士も - 功労表彰8人・善行表彰1人と1社
■「安心な夏」決意新たに - 飯山署で通常点検
【道しるべ】 - 経済援助する国の困窮
■焼畑や牧之の道巡検も - 秋山郷常民大学
■YOSAKOI・信濃の国で交流 - アジアの就学生、アメリカの中・高生
■2000万円住宅第1号 - 長峰公園住宅地で地鎮祭
■双子のトマトできました - 飯山市・秋津の菜園で
■「明日のJリーガー」木島平で交流 - 2008JリーグU-12フェス
■卓球でインターハイへ - 飯山市出身の宮下さん・小林さん
■中野からの参加者も - からす踊り練習始まる
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