TOP - 過去掲載記事 - 2008年07月26日号

7月26日号掲載記事
 
◆「外食産業の食材に」農家アピール - 業界団体が木島平村へ<木島平村>
 外食産業の業界団体である「日本フードサービス協会」が主催する「産地見学交流会in長野」の1会場となった木島平村に18日、外食産業関係者ら約40人が訪れ、キノコ栽培施設を見学、同村の多彩な農産物に認識を深めた。

 同協会はファミリーレストラン(チェーン)やファーストフード店、居酒屋、回転寿司など外食産業の業界団体。正会員・賛助会員合わせて830社が加盟し、加盟会員店舗は約6万4000店。5兆円市場を形成している。

 協会では食材の調達、食材研究を業務の1つとしており、産地見学交流会は農産物生産地で農業者・農業団体と交流し、商談の機会創出を図ることを目的に開催しているもの。

 今回、軽井沢町・小諸市・佐久市・須坂市などを巡った交流会参加の30社・約40人の一行は18日朝、木島平村の浦山きのこサプライ(代表・浦山長治さん)を訪れた。同社は栽培が難しい―といわれる「ハタケシメジ」の、全国でも先進的で希少な栽培施設。

 同社で一行を出迎えた戸梶副村長は「本村は農業に適した環境にある、農業と観光の村であり、有機農業と先進的に取り組んできた。難しい栽培技術を確立したハタケシメジを始め、どこにも負けない米やアスパラ、漬物など、自慢できるものが豊富にある。この機会によく味わっていただき、より多くの消費者に提供していただけるよう期待している」と、あいさつ。

 同社の浦山さんは「ハタケシメジは6年目になるが、やっと安定供給できる体制ができた。キノコ産業が飽和状態に陥る中で、人が真似できない、消費者に喜んでもらえる品種として(ハタケシメジと)取り組んできた。歯ごたえ、うまさは満足していただけると思う。味をかみ締めていただき、食材として利用していただきたい」と、述べた。

 同日、会場にはハタケシメジのほかコシヒカリや古代米のおにぎり、トマト・ブドウジュース、ヤーコンやアスパラなどを使った創作料理、農産物の加工品など、村内7者が提供した試食品が並び、外食産業に関わる参加者は、1品ずつ風味や色彩などを確かめるように味わっていた。


(写真=木島平村の特産品を使った料理の試食をする参加者)
 
◆地域で守る伝統神事、今年も - 木島平村内山の柱松子<木島平村>
 子どもたちが主役で、若者の持つみこしが祭りを盛り上げる、木島平村内山の「柱松子」神事が20日夜、大日如来堂境内を主会場に行われた。

 修験道の「験(げん)比べ」の遺習ともいわれ、今では「五穀豊穣」「天下泰平」を占う神事として、毎年7月19日前後に行われている伝統神事。

 同夜午後8時過ぎ、祭の主役である「松子」、猿田彦、松太鼓らの行列が「喧嘩口論無用の事」「敬神崇祖の事」などと書かれた「定書」を先頭に、形も様々な灯篭に導かれて、八幡社を出発。その最後尾には、若者が持つみこし「お天王さん」が着かず離れずにいて、時に行列の進行を促す。ことしは「祝・名水百選選定」の灯篭も花を添えた。

 八幡さんから直線距離にして300bほどの大日如来堂境内では既に火が炊かれ、高さ約3b、直径約1・5bの柱松2本が行列の到着を待っていた。

 そして、猿田彦による会場入り口のしめ切り。お天王さんが何度も火の周りを駆け回り=写真=、気勢を挙げる。クライマックスは松太鼓の合図で、肩車された松子が柱松に引き上げられ、ホヤに点火するシーン。日中の残暑が居残り、燃え盛る火と、祭の熱気で汗を拭うことしきりの観衆が見守る中で、ことしの松子は「天下泰平」の卦が示された。
 
◆おねがいっ - 北信濃風物詩<連載>
「ドッヂボールでつよくなりたいです」

「こんちゅうはかせになりたいな」

「ぷーるでみずにかおをつけられるようになりたいです」―。

思わず微笑んでしまう「おねがい」が、短冊に書いてある七夕飾り。

飯山駅の笹に保育園児たちが飾りを付けにやってきた。

電車が止まり、改札を出たお客さんが、足を止める

。微笑みが浮かぶ。
  
◆炎暑の中40人が「水探訪」 - 水を巡るウォーキングツアー<木島平村>
 内山龍興寺清水が環境省の「平成の名水百選」に選定されたことを記念する、木島平村など主催の「北信州・水を巡るウォーキングツアー」は21日行われ、村内外から参加した約40人が炎暑の中、暮らしとともにある水を訪ねて歩いた。

 コースはケヤキの森公園をスタートし、馬曲川に隣接する「円筒分水」から「加茂清水」〜稲泉寺〜川端康成「牧歌」ゆかりの碑〜龍興寺清水〜内山手すき和紙体験の家〜ケヤキの森公園。村内の約10人など約40人が参加した。このうち、「円筒分水」は、馬曲川の水を上流で引き、上水道水源にするために、樽川の水を上堰に引いて北部地区に供給する施設として昭和36年に建設されたもの。分水壁、仕切壁の高さの比率によって水量を分配する構造で、当時の水利権のもつ力の大きさを物語る施設として、今に守られている。

 「加茂清水」は馬曲川扇状地の伏流水を加茂神社境内を水源として汲み上げているもの、「牧歌」ゆかりの碑は、和紙作りに必要なニレを採りに山に出かけ、遭難してしまう親子の、人間愛を描いた川端康成の著「牧歌」を紹介する碑。

 同日は気温が34度近くにもなった炎暑の中、参加者たちはそれぞれ暑さ対策を凝らし、清水や樹陰に涼をとりながら、水を巡る小さな旅を楽しんでいた。


(写真=水利権の重さを「円筒分水」に知って)
  
■囲碁で村の活性化を - 栄村で人と地域を結ぶ囲碁ワールド
■現地機関見直しで県に要望書 - 飯山市など岳北4市村
■大きな歓声と水しぶき - 飯山市民プールオープン
■景色より心の風景を - 元逗子市長招き講座
■心こもった手作り料理に舌鼓 - 木島平郷の家・昭和レトロ食彩紀行
【道しるべ】 - 伝統の祭り守る知恵
■210余年来の棟札新しく - 山口城址の石宮で奉幣の儀
■小・中学生らがゴ拾い - わがまちみんなでクリーン作戦
■歌い続けることの大切さ - 14グループ参加して第20回MIU
■箕口博さんの木彫 市に寄贈 - 飯山市富倉の丸山さん
■授業をまじめに聞き思い切り汗かくこと - 木島平中で元早大総長講演
■飯山寺町蓮まつり - 来月3日にイベント
◇野田喜左衛門物語D
◇猪突申恵 - いまさらですが、活性化。
◇エミリーのわんっダフル犬生活
◇JA北信州みゆきだより
◇らくがき
◇ハートフルライフ◇
 ◇ここに生きる - 町に賑わいを再び3大まつりの1つに
 ◇歯なしにならない話
 ◇おいしいレシピ - 野菜たっぷりの酢豚風
 ◇何したい?何できる? - 子どもを愛せない時
 ◇わが家の仲間たち
 ◇森の家で遊ぼう

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