TOP - 過去掲載記事 - 2008年05月17日号

5月17日号掲載記事
 
◆利便性・相乗効果・回遊性あるまちづくり - 高橋まゆみ創作人形館<飯山市>
 飯山市はこのほど、今年度当初予算に調査・建設費の一部として事業費を計上した、高橋まゆみさんの人形館に関して、今月中にも住民団体代表を加えた建設委員会(仮称)を発足させる考えを明らかにした。

 同市では昨年7月、今清水豊治総務部長を長とする「高橋まゆみ創作人形館建設庁内検討委員会」を発足させ、高橋さんや高橋さんの作品展などをプロモートしてきたプロデューサーらとの協議を含め、建設位置やスケジュールなどについて検討を重ねてきた。

 このうち、建設位置については、高橋さんらとの10数回に及ぶ適地視察、打ち合わせを経て、さらにプロデューサーとの協議を重ねて、飯山・愛宕町の「雪と寺の町公園」内を適地とする考えを固めた。

 石田市長らの意向で、駐車場からのアクセス、
交通の便がよく、お年寄りや障害者、来館者らが訪れやすい立地であること、特に冬期間の交通手段に恵まれていること、他の観光・誘客施設、イベント、まちづくりとの関連性があって、相乗効果が期待できること、インフラ整備を含めた新規投資ができるだけ抑えられること―などを条件に、他の美術館・博物館、人形館などを視察したうえで、市有地である雪と寺の町公園への建設が妥当とする意向を固めた。

 石田市長は人形館の建設位置について「高橋さんの意向を尊重し、人形のイメージを大切にして、多くの人たちに繰り返し来ていただける立地を」と語っており、庁内協議が同公園内に―という方向でまとまったことについて「高橋さんも、プロデューサーの方もその方向で―と聞いている。新幹線駅の開業を視野に、回遊性のあるまちづくりを進めるうえでも、現時点では説得力があると思う」と、話している。

 建設委員会は今月中にも区長会協議会、商工会議所、観光協会、公民館など関係者を委員に委嘱して発足、基本構想などを検討することにしている。
 
鮮やか やまぶき街道 - 温泉公園ではやまぶき祭りも<木島平村>
 木島平村の平沢から馬曲温泉公園までの約2・5`を黄色い帯で彩るヤマブキの花。約5000株、約6万本ともいわれるそのヤマブキが、温泉公園周辺を中心に見ごろを迎えている。

 平沢道珍坂から馬曲までの「やまぶき街道」は、平成の初め、「わが村は美しく」運動の一環として、平沢・馬曲地区住民や、ボランティアグループ「やまぶき会」などが、地道な取り組みで造成した。

 ことしは温泉公園一帯の八重ヤマブキが今月初めあたりから咲き始め、今、葉ザクラなどと鮮やかな競演を見せている。11日にはことしで10回めの「やまぶき祭り」が開催された。

 コカリナ・大正琴の演奏、餅つき、お楽しみ抽選会のほか、公園駐車場では今が旬の山菜や野菜、特産品などの販売も行われ、入浴がてらの住民や行楽客らでにぎわった。

 ヤマブキはまだ、所によって開花に時差があり、ことしは今週末から来週にかけて、花が楽しめそうだ。
 
◆湿原の春 - 北信濃風物詩<連載>
 冷たい霧が立ち込めていた。

遊歩道に入っていきなり、ウグイスの声。

泥濘(でいねい)に足をとられ、うつむいてたどった道が木橋にぶつかり、顔を上げるとミズバショウが居た。

リュウキンカはその先。

山陰にはまだ雪が残り、水は寒気が走るほど冷たかった。

それでも湿原の早春。

花は咲き、鳥は歌う。
  
◆野菜苗の植え付けで開校式 - 常盤の夢丸農業小学校<飯山市>
 「2008夢丸農業小学校 JA北信州みゆき杯広域自然リーグ」開校式は11日、戸隠地籍の「ちびっこ農園」で行われた。

 「土にふれて農作業を 風を感じて野球を」と、農作業を通して働くことの大変さと喜びを知り、野球を通して友情の輪を広げることを目的とする同リーグ。

 開校式はことしも「ちびっこ農園」での野菜苗の植え付けで行われた。同日は小雨の残るあいにくの天候となったが、集まった飯山市・木島平村・野沢温泉村の11チーム、約120人の選手たちはカボチャの苗6畝・24本、スイカ6畝・18本を植え付けた。来週にはサツマイモの苗を植える。

 農園を運営するNPO法人「楽しいときわ・ニコニコときわ」の滝澤保夫代表理事は、コーチなどとして指導に当たっている30歳前後の人たちが、スイカを収穫して「アイスよりうまい」と言ったことを覚えており、農園はもう20年近くになるという。

 同日はこの後、常盤小学校グラウンドで交流試合が行われ、シーズンの幕を開けた。



(写真=農園にカボチャなどの苗を植える子どもたち)
  
■80、90歳でも自立しています - 「ポスト過疎法」で県議が現地調査
■橋脚、橋桁工事近く起工 - 北陸新幹線飯山駅高架橋
■新緑に映え1日だけの麗姿 - 木島平村の樽滝
■「飯山町大火」忘れない - 鉄砲町で「56年」前日に防災訓練
【道しるべ】 - 50、60は洟垂れ小僧
■皆で、自らで守る安全 - 木島平村・ふう太の里の安全教室
■旬の山菜や郷愁の食も - とみくら市山菜まつり
■正受老人の教え、正受庵を知って - 故郷教育の副読本にも
■交流を広げ610泊の実も - いいやま菜の花ゲートボール大会
■お年寄りの技に学んで - 樽滝にあわせてそば祭り
◇億信濃今昔ばなし - はなみずじいさA
◇江戸初期における、近世小大名の実態A
◇北信濃歌壇

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