TOP - 過去掲載記事 - 2008年04月19日号

4月19日号掲載記事
 
◆負担金削減でゴミ有料化検討へ - <野沢温泉村>
 野沢温泉村は新年度、ゴミ収集の有料化を検討する、住民参加の組織を立ち上げる方針を固めた。

 公債残高は確実に減少し、新年度は事務事業の見直しなどの成果から、財政調整基金を取り崩さなくてもいい状況ながら、実質公債費比率は21・3%(平成20年度末見通し)という、厳しい財政運営の中で、ゴミ処理に要する岳北広域行政組合への負担金(20年度見込みで約3400万円)を削減したい―というのが目的。同村の場合、可燃物は減少しているが、事業系を含めた不燃ゴミは増加している。岳北3市村では同村だけが事業系のゴミを無料収集している。

 ゴミ収集の有料化は既に、須坂市・中野市などで実施されており、同村では飯山市・木島平村との間で足並みをそろえる必要もある―として、両市村との事務レベルの話を進めているという。

 ゴミ収集の有料化、方法論などについては、住民参加の検討組織による論議に委ねるが、これまでの庁内協議の中では、ゴミ袋代金への料金上乗せ、クリーンセンターへの直接持ち込みなど方法が、試案として示されている。
 
黄と白と紫のコラボレーション - 原大沢の御魂山福寿草まつり<木島平村>
 ことしで9回めを数える、木島平村原大沢の「御魂山福寿草まつり」は12日から3日間、同所御魂山麓で開催され、行楽客らが福寿草とアズマイチゲ、カタクリとの競演を楽しんだ。

 地元の「御魂山公園を愛する会」(丸山一成会長)が主催するもので、原大沢集落上段の御魂山麓一帯の約2万3000平方bには、「春の使者」ともいわれる福寿草が群生する=写真=。

 ことしは白いアズマイチゲと、薄紫のカタクリとの競演も見られ、訪れた行楽客や村民らは、園内を散策したり、写真を撮ったりして、待ちに待った春の訪れを楽しんでいた。13日にはキノコ汁のサービスや、野菜やキノコ類、福寿草の鉢植えなどの販売も行われ、芳川村長らが訪れた。

 「愛する会」では福寿草群生地の管理に加えてサクラやツツジなどの植栽とも取り組んでおり、会場には文化遺産に恵まれる原大沢を紹介する立て看板も登場して、来場者の関心を集めた。
 
◆第2の故郷に小さな美術館 - 小さな美術館が開館<飯山市>
 東京・足立区在住の山崎春男さん(54)が、飯山市常盤戸隠にもつ住宅に隣接して「小さな美術館〜アートミュージアム ヤマザキ〜」を開設、今、企画展「山田晃の世界展」を開催している。

 元銀行マンで、今は不動産管理の仕事をする山崎さん。奥さんの実家のある飯山の自然、人情に魅かれ、12年ほど前に実家近くの住宅地にセカンドハウスを建てた。

 その山崎さんが山田さんの絵と出会ったのは「いいやま雪まつり」がきっかけだった。「玄関に何か絵を1枚」と思っていた山崎さんは、飯山市街地のギャラリーでその絵に魅入られた。飯山の風景だった。

 以来、山崎さんは山田さんの風景画や版画、土びななどの作品を蒐集。贈られたものも含めてコレクションは100点を超えた。いずれも、地域に根ざし、その内ふところに暮らしを育ててきた自然、風景を描き続けながら、優れた画才を斯界に認められた山田さんの、魂が宿る作品である。

 山崎さんが「多くの人たちに山田さんの作品を紹介したい」と、美術館造りを思い立ち、自ら基礎工事のための穴掘りに取り掛かったのは昨年4月のこと。主要な部分は知り合いや近所の職人さんに託し、自らもクロス貼りの下地、間仕切り、電器器具の取り付けなどに汗を流した。そうして、美術館はことし2月に完成。そのオープニング記念として、山田さんの作品展を企画した=写真=。

 木質が温かく、柔らかで、むきだしの梁が郷愁を誘う美術館には、山田さんの絵や土びな・観音像などの版画が居並ぶ。「近くの保育園や小学校の子どもたちにも来てほしい」と言う山崎さん。「山田晃の世界展」は、8月31日まで(毎週月・火・金曜日休館。正午〜午後4時)。入場無料。
 
◆蔵の春 - 北信濃風物詩<連載>
 「故郷」の故郷は、春の彩りがまぶしいくらい。

小学校の土手には既に菜の花が咲き、千曲河畔の桜並木は日ごと壮観さを増す。

梅は今が盛り。

 春の午後はけだるいほどに暖かく、心地よい眠りに誘われる。

蔵の壁に映る花影に目を覚ました。

(先週の「山笑う」は、「春の芽吹き始めた、華やかな山の形容詞」でした。) 
  
◆「市民芸術家」の作品一堂に - 飯山市民芸術祭・展示発表<飯山市>
 「創造と参加する喜び」をテーマとする、第28回飯山市民芸術祭は12・13の両日、公民館・美術館を会場に「展示発表」が行われ、31団体・6個人の創作作品が訪れた市民らの目を楽しませた。

 ことしの展示発表では▽フラワーアレンジメント▽ちぎり絵▽手芸▽パッチワーク▽写真▽彫刻▽陶芸▽書道▽華道▽絵画―など、多彩な作品が紹介され、文化・芸術活動の盛んなことをうかがわせた。

 会場によっては、作品制作の体験指導も行われ、訪れた市民らがスタッフのサポートで創作と取り組む姿が見られた。

 また、公民館2階にはお茶飲み処が設けられ、スタッフらが持ち寄った漬物や茶菓子をつまみながら、芸術談義に花を咲かせた。

 なお、「舞台発表」は20日午前9時半から、市民会館ホールで開催される。
  
■針路問う20年ぶりの村長選 - 「若者定住」などに論戦
■頼られ、育てて21年 - 飯山市民生・児童委員大塚さんが厚労相表彰
■「訪ねて知る」交流の意義 - 中国シンセン外国語学校と飯山市教委が交流協定に調印
【道しるべ】 - 自慢の自然をもつ誇り
■「菜の花の渡し舟」運航へ - 菜の花まつりにあわせ、千曲川で菜の花畑結ぶ
■5月10・11日参加者募集 - 野沢温泉菜の花パノラママーチ
■国際大会3位の快挙 - 飯山市の徳竹さん・極真空手で
■新しいスポーツ環境づくりを - 木島平村enjoyふう太くらぶ設立へ
■サンフランシスコ・さくら祭りへ - 栄村の栄ふるさと・榮太鼓
◇奥信濃今昔ばなし - はなみずじいさ
◇信濃飯山・長沼両佐久間家について
◇北信濃歌壇

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