TOP - 過去掲載記事 - 2008年04月12日号

4月12日号掲載記事
 
◆活性化にやりがい・合併問題は民意尊重 - 副村長の戸梶さん<木島平村>
 総務省の「がんばる地方応援プログラム」の1メニューとして、今月1日からスタートした「人材面支援措置」。
これに手を挙げた木島平村の芳川村長が、先の議会に副村長人事案を提案し、同意された戸梶晃輔さん(34)が1日、発令された。

 先月30日に移住し、庚の教員住宅に居を構えた戸梶さんは、妻と二人暮らし。「(スキー場から)村を見下ろすとほぼ全体が見渡せる。雪消えの進む今は、白・黒のコントラストがきれいです」―。学生時代、北信濃地方のスキー場を何度か訪れており、ことし1月に野沢温泉に来たばかりだが、隣村の副村長に招かれる気配さえなかった―と、笑う。

 インタビューに同席した芳川村長は、総務省に人材派遣を申し入れたことに関して「国に地方行政の現場を知ってほしい、そして、木島平から国策を発信できれば―という思いがあった。公共事業がなくなっている。働く場もない。どうして、若者に住め、と言えるのか。地方のありのままの姿を見てほしい」と述べた。

 戸梶さんはこれまでに岡山・滋賀県勤務の経験があり、総務省では沖縄県の離島振興と取り組んできた。「都市と地方の格差を考える必要がある。木島平村は有機農業や特産品の産地化・ブランド化と取り組み、活性化のタネは蒔かれており、芽も出てきている。大いにやりがいを感じており、地元に貢献したい」と、決意を述べた。
広域圏懸案の広域合併については「将来を見据え、広域としてどういう姿がいいのか考える必要がある。が、何といっても村民の皆さんの意思が最も大切なこと」という。

 芳川村長は戸梶副村長に対して「バランス感覚に期待し、1次自治体の能力アップを図りたい。広域連携で産業づくりと取り組み、例えば『山を守る産業』などの起業に結び付けばいい」と語り、手腕に期待を寄せた。



(写真=「とにかく村を知ること」と執務する戸梶副村長)
 
白い花の競演鮮やか - アズマイチゲの群落<飯山市>
 「長峰の中腹に、アズマイチゲの群落があるの知ってるかい? 飯山の衆って、宣伝すんのあんまり上手じゃねえからな」―。電話をいただいた。

 道を間違えながら訪ねた。細い農道をはさんで上・下段に一面の白い花。幅約30b、長さ80b近く。一部ではフキノトウと混在して、白と黄のコントラストが鮮やかだ=写真=。

 飯山市街地からわずか数分の所にあるアズマイチゲの群落に驚いた。電話の主さんの話では、花は晴天の日に大きく開いてみごと。

 ただ、真ん中を走る道は極めて細く、車のすれ違いも困難で農家などの迷惑にもなりかねないこと、路傍にも花があって、無秩序な採取や抜根などのおそれもあること―などから、「長峰中腹」としか報じられない。
 
◆女性6人が1日消防長 - 岳北消防本部・地震体験も<岳北>
 大気の乾燥に加えて、山菜採りや農作業などによる火気使用の例が多くなる、春の火災シーズンを前に8日、岳北消防本部では、管内事業所の女性6人を招き「一日消防長」事業を実施した。

 防火管理、消防・救急業務の現場を住民に知ってもらうことで、地域の安全をともに守る意識を普及したい―というのが主旨。ことしは管内の病院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、JAなどのほか、企業や野沢温泉旅館組合職員の、合わせて6人が一日消防長に委嘱された。

 同日朝、辞令交付を受けた6人は、消防長の決済事務を済ませた後、庁舎、消防・救急車両などを見学、地震体験車で大規模地震の恐怖を体感、緊急時の避難方法を学んだ。

 見学の中では防火服を着たり、消防車両に乗ったり―の貴重な体験もあり、一日消防長は先進的な消防・救急機器、設備に驚きながらも、記念写真に笑顔を見せていた。



(写真=最新の機能をもつ車両に驚きの声も)
 
◆根あけ - 北信濃風物詩<連載>
 雪解けが進んで山の中腹が割れ、山肌が現れる現象を「山が笑う」と言うのだそうだ。

現れた山肌が描く文様が「雪形」とか。

 ブナ林に生じた「根あけ」。

木々の周囲に穴が開き、それが広がって連なる。

木々は生きている、森は生きている―と、実感させられる。

鍋倉山麓でも春の気配が立ち始めた。

春が生まれ始めている。
  
◆小5対象に通学合宿 - 自立性・社会力育成へ<野沢温泉村>
 野沢温泉村は今年度、小学校高学年生を対象に、3泊4日の「通学合宿」事業を試行することを決めた。

 平成15年に実施した「青少年実態調査」で、小学生を中心に人との関わり、コミュニケーションの欠如が浮き彫りにされ、また、親や先生らの過保護、過干渉などから、自分で判断し、行動できない「指示待ち人間」が増加していることが指摘された。

 「通学合宿」は共同生活を通して自主性、自立性を高め、社会力を養うのが目的。これまでの協議の中では、通学合宿はことし9月初め、温泉街の社員寮を借り、3泊4日の日程で実施されることが決まった。

 対象は小学校5年生(約40人)で、寝食をともにしながら通学する。合宿ではテレビゲームや携帯電話などは禁止。村内女性団体などの協力を得て食事をまかなうことが検討される。

 また、合宿には、青木村の先進例を参考に、幼児教育などを学ぶ県内の短大生のサポートを依頼する計画も。同村ではこの事業にサポーターの謝金など31万1000円を当初予算に計上した。合宿参加に当たっては、食費などで児童1人3000円程度の負担を―としている。
  
■村の将来像は村民自身が描くもの - 栄村職労・村長立候補予定者を招いて公開討論会
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【道しるべ】 - 豪雪で孤立する村今も
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