TOP - 過去掲載記事 - 2008年03月15日号

3月15日号掲載記事
 
◆「里帰り出産」の制限解除へ - 飯山日赤・常勤医増員へ<飯山市>
 飯山赤十字病院(川村信之院長)は3日、泌尿器科・産婦人科の常勤医の招聘(しょうへい)が実現したことを明らかにした。泌尿器科はこれで入院診療が可能となり、産婦人科は「里帰り出産」の制限を解除し、月に20数件の出産に対応できるという。

 同院に常勤することが決まったのは、県内外の公立病院に勤務している40歳代の泌尿器科・産婦人科の男性医師。経験20年以上の診療部長クラス経験者らで、同院のホームページを見て応募したという。同院の古川賢一副院長らの話では「働きやすい環境で、自分の思う医療と取り組みたい」などと語り、ハンディとも思えた「豪雪地」の環境も、実際に訪れて抵抗感は示さなかったという。

 泌尿器科は現在、非常勤医1人で週2日の診療体制のため、入院治療は受け入れず、他の病院に紹介していたが、常勤医の確保により、入院診療が再開されることになった。

 また、産婦人科は現在常勤医1人のため、1昨年4月から出産受け入れを「里帰り出産」を含めて月10件程度に制限。今回、常勤医2人体制となることから、受け入れ制限を解除する。

 飯山日赤では、常勤医の引き上げ、開業による退職などから医師不足が深刻化。県の専門医集約化の中で、小児科医1人が自らの意思で実質的な残留を決め、小児科医療の灯は辛うじて守られた。産婦人科についても助産婦外来を開設するなどしてきたが、11の診療科で11人の常勤医が欠員となり、昨年4月から全300床のうち60床を閉鎖せざるを得ない事態となった。

 今回、内科については、現在月・木曜日に開設している新患診療の非常勤医が3月末で退職するため、4月から新患診療は、開業医の紹介状がある患者に限定する。このことについて古川副院長は「開業医の先生方のご理解、ご協力をいただいて、1次・2次医療の役割分担を明確にし、医師の負担軽減に努めるとともに、懸案の小児科・内科の医師確保に引き続き取り組みたい」と述べた。
 
声かけや行動チェックを - けんしん飯山支店で強盗模擬訓練<飯山市>
 昨年10月に、飯山市飯山新町に移転したけんしん飯山支店で、今月6日、移転後初めてとなる強盗模擬訓練が行われた。

 訓練では、犯人に扮した飯山警察署員2人が店内に押し入り、時折モデルガンを発砲しながら、バッグに紙幣を詰めさせ、2分もかからず自動車で逃走した。

 訓練後に行われた検討会では、けんしん職員に覚えている犯人の特徴や逃走車両などを報告してもらい、確認した。飯山警察署の鎌倉英雄・生活安全刑事課長は「犯人は事前に下見することが多いので、普段からのお客さんへの声掛けや、行動をチェックして、犯罪の起こりにくい環境を作って欲しい」と話した。



(写真=緊張感にあふれた強盗模擬訓練)
 
◆「祝50年」のシュプール - 戸狩温泉スキー場で記念イベント<飯山市>
 出身者らの善意に支えられ、住民がその汗と負担で開発と取り組み、初めての客を迎えてから半世紀。戸狩温泉スキー場で8日、スキー場開設50周年メーンイベントが開催された。

 同スキー場では「50歳」のことし、「5」にちなんだイベントやサービスを展開、これまでにほぼ一昨シーズン並みの入り込み実績を確保している。

 同日、ペガサスゲレンデ周辺を会場に行われたメーンイベントでは、吉越誠雄戸狩観光且ミ長、庚繁樹観光協会長らが松明滑走してメーンキャンドルに点火。飯山太鼓・大抽選会・鬼島太鼓の後、50周年の「5」にちなんで、スキー・ボード客、地元住民らによる「555人松明滑走」が行われた。

 滑走者は幼児からお年寄りまで、ボードで、スキーで参加。スキーストックを利用した松明を掲げてメーンゲレンデに幻想的な光の帯を描いた。

 同日は宿泊・ナイター客や住民らも多く集まり、鮮やかな光のシュプールに見入った。また、ゲレンデでは、民宿や地元企業、商店、エージェント、関係団体など約80社(者)が、「50歳」に寄せた「メッセージ花火大会」も行われ、色とりどりの火の花が、雪のキャンバスを彩った。



(写真=祝50周年でゲレンデを彩る555人の松明滑走)
 
◆春 香 - 北信濃風物詩<連載>
 本当は、カタクリの花を探し歩いていた。

豪雪地で最も早く咲く一帯を歩いていて、ふきのとうを見つけた。

1つ見つけると欲が出て、もっと大きなもの、できたら群生がいい―と、意地になる。

 2月に入ってからの集中降雪で、ほぼ例年並みか―と思われた雪も今、急速に解け始める。

雪の後退線に沿って、春が顔を出す。
  
◆温暖化防ぐ知恵学ぶ - 飯山小で信大出前授業サポート<飯山市>
 飯山北高同窓会「桂蔭会」(森司朗会長)は4日、飯山小学校で信州大学生による出前授業の支援活動を行った。

 同窓会創立100周年記念授業の一環として企画する「ふるさとの意思ある学び」創発事業。地域の中核校として、次世代リーダーとなる、あるいは地域貢献できる人材の育成、生徒が自身のこれからを考える場の提供―を主旨とする。

 第一弾の同日は、飯山市の「悠久のふるさとづくり」と協働する形で、飯山小の総合学習活動を支援したいと、信州大生の出前授業を支援。北高生が授業のサポート役を務めた。
 授業では信大生が「エコショッピングにチャレンジ」と題して、地球温暖化問題のシステム、原因、弊害などに関して説明。身近にある温室ガス効果を抑制する生活の知恵についてレクチャーした。

 同日は同小5年2組の31人が授業に参加し、日常の買い物で、過剰包装を回避する意識をためす「エコショッピング」にチャレンジした。小学生たちは、プリンに付くプラスチック製のスプーン、ビニール袋を「いりません」と受け取らず、1つひとつが包装されているチョコレートではなく、無包装の商品を選んでいた。



(写真=エコショッピングにチャレンジする児童)
  
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