TOP - 過去掲載記事 - 2008年03月01日号

3月1日号掲載記事
 
◆冬季国体発祥の地の責任を - 冬季国体スキー競技会開幕<野沢温泉村>
 第63回国民体育大会冬季大会スキー競技会は19日午後、野沢温泉村体育館で開始式を行い、22日まで4日間の競技会の幕を開けた。

 同日、野沢温泉村体育館で行われた開始式には全国47都道府県の選手、役員代表、大会・競技役員、来賓ら約800人が参加。山口利幸県教育長が「スキーと野沢菜、いで湯の里野沢温泉村に全国からアスリートを迎え、ここにスキー競技会を開始する」と、開始宣言を行った。

 同日の開始式には地元村民も訪れ、2階観覧席で簡素化されても厳粛で感動的な式を見守った。

 河野幹男村長は歓迎のあいさつで「(前略)今回国体開催に当たっては、受け入れ先がなく、開催が危ぶまれる、という事態の中で、関係する皆様の熱意と、スキー国体の灯を消してはならない―との思いを受けて、当村での開催をお引き受けした。大会まで1年をきっての開催地決定ではあったが、初めてのスキー国体が開催された当村としては、この危機に開催できることは喜びであり、名誉でもある。(中略)選手の皆様には日ごろ鍛えた力と技を遺憾なく発揮され、すばらしい競技が繰り広げられることを期待したい」と、述べた。

 これに続く選手宣誓では地元野沢温泉スキークラブ所属でジャイアントスラローム成年男子Cに出場する富井剛志さんが、県旗を持つ旗手の森敏さん(野沢温泉スキークラブ・スペシャルジャンプ、コンバインド成年男子B)を従えて「自信と誇りをもち、最後まで戦い抜くことを誓う」と、決意を述べた。

 富井さんは現在、小学校高学年生を指導するジュニアコーチを務めており、今大会のジャイアントスラローム少年男子に出場する河野恭介さんは教え子。今月初め、練習中に転倒し、肋骨骨折した痛みが残るが、教え子との記録争いに意欲を見せる。

 同日、会場には、下高井農林高校生徒が、開始式に合わせて育てた菜の花が咲いていた。
 
◆農業・暮らし・教育 - 女性団体と市長が語る会<飯山市>
 飯山市内の女性団体と、石田市長の「語る会」は16日、いいやま女性センター未来で行われ、農産物の地産地消・ブランド化、病後児保育、家庭ごみの減量化、市施策、障害者自立支援などについて意見を交わした=写真=。

 石田市長は冒頭、市財政の厳しい中、市政が直面する課題、重点施策、新年度事業などについて説明。その中で介護センターに関して、今秋までには移転を完了させたいこと、大規模災害に備えて、緊急時の生活物資の備蓄と取り組むこと、中学校の統合に際して、将来的には飯山南・飯山高校、飯山照丘高校校舎を活用する方向で検討していること、医師不足解消の取り組みの中で、医師確保の感触があることなど、明らかにした。

 語る会では農業・保育・暮らし・教育など関連の女性5団体が参加。学校給食への地場産米の導入、農産物のブランド化、病後時保育の実施、家庭ごみの減量化、各種委員会・審議会委員らの報酬見直し、森林税の使途、障害者の自立支援などについて、質疑・要望が提起された。

 これに対して石田市長は市内学校給食は全量地場産米を利用していること、東京・板橋区などから飯山産野菜の学校給食利用の打診があること、病後時保育に関しては多世代同居が望ましいこと―などが語られた。
 
◆羽広山で361a・事故も多発 - 2月半ばの集中降雪<岳北>
冬型の気圧配置に加えて、この冬1番の寒気が入り込んだ先週末から日曜日にかけて、北信濃地方一帯は今冬最多の連続降雪に襲われ、17日朝時点で飯山市岡山羽広山では361a、飯山でも133aの積雪を記録した。

 11月半ばの異例に早い初雪はあったものの、例年と比べれば、1月末ごろまで、どちらかというと寡雪模様だった北信濃地方。が、2月に入って断続的な降雪があり、屋根の雪下ろしや除雪作業中のお年寄りがケガを負う事故が相次いだ。そして、先週末、今冬1番の連続降雪で、積雪量は一気に例年並みに。羽広山では、16日から17日にかけて1bの積雪が記録された。

 このため、17日の日曜日には屋根の雪下ろしや自宅、店舗など周囲の除雪作業に負われる住民の姿が各所に見られた。この雪でJR飯山線はダイヤの遅れに加えて、除雪のために1部列車が運休。道路交通も除雪の影響などで渋滞し、17日には上信越道上今井トンネル内での玉突き事故で豊田飯山インター周辺道路では大渋滞の事態も。飯山警察署管内では同日1日で11件の物損など事故が発生した。
 
◆国体雪像 - 北信濃風物詩<連載>
 2月半ば過ぎの大雪。

飯山市北部の山間地では1日に1bの雪が増えたという。

そんな雪の中始まったスキー国体。

全国から訪れる選手らを歓迎する雪だるま、雪像が並ぶ。

「節約国体」とも言われるが、不満は聞かれない。

大会関係者、地元住民の一生懸命さ、もてなしが、足らざるを補って余りある。

「ようこそいらっしゃいました」。
  
◆世界15カ国から50人・小中学生らが大声援 - W杯B<飯山市>
 ワールドカップ(W杯)への登竜門「2008FIS(国際スキー連盟)ワールドカップBノルディックコンバインド個人スプリント競技」は15日、飯山市で行われた。W杯には通らなければならない道程であり、オリンピックにも通じるW杯B。今回長野シリーズでは世界15カ国、約50人の選手が参加し、白馬・飯山大会が行われた=写真=。

 このうち、飯山大会はジャンプが市営飯山シャンツェ、クロスカントリーが長峰スポーツ公園クロスカントリーコースで行われ、ジャンプ会場では市内小中学生ら500人を超すギャラリーが選手1人ひとりに大きな声援を送った。

 今大会には地元飯山市から宮本康希(早大・飯山南高出身)、中山義敬(飯山南高)、片桐慧太(下高井農林高)選手が出場。競技では宮本選手が25位、片桐選手が26位など振るわなかったが、会場に地元選手のコールが流れると、小中学生らが細かい砂利などを入れたペットボトルなどを振り、大きな声援を送っていた。



(写真=地元出身の宮本さんにタッチを求める小学生たち)
  
■自ら考え、行う故郷づくり - 飯山市が新年度から支援金交付制度
■地域滞在型観光の提案へ - 木島平村で健康体感セミナー
■バイアスロン鍋などでもてなし - 大湯通りで国体歓迎イベント
■廃オガ堆肥化に一歩 - 飯山有機の里研究会・試用を経て製品化も
■2つの食感楽しんで - 下高井農林高校の高橋さん全国高校パンコンテストで最優秀賞
■地元企業に若い力を - 「限界企業」の述懐も
【特集・第26回いいやま雪まつり】
■違い知る五感養って - 養老猛司さんが飯山で講演
■県民を守る「朝鍛夕錬」 - 飯山警察署で冬季術科特別訓練
◇北信濃イベント情報
◇猪突申恵(ちょっともうすかえ)
◇わんっダフル犬生活
◇JA北信州みゆきだより

TOP - 過去掲載記事 - 2008年03月01日号