TOP - 過去掲載記事 - 2008年01月12日号

1月12日号掲載記事
 
「ふるさと寄付金」新年度にも - 飯山らしさ付加して<飯山市>
 飯山市の石田市長は4日開かれた新年祝賀会のあいさつの中で、「ふるさとを再確認し、ふるさと発展の資源ともしたい」と、「ふるさと納税」に積極的に対応する考えを示した。
「ふるさと納税」の制度は、住所地以外の地方公共団体へ寄付した場合、翌年の確定申告などで個人住民税から税額控除を認める制度。

 これまでに個人住民税の税額控除上限額を所得税の10%まで、適用下限額を5000円とする案が示され、現在国で新年度実施に向けて細部の詰めが行われている。

 国が示したモデルケースでは、夫婦と子ども2人、給与収入700万円の世帯が3万円を寄付した場合、納税者の自己負担額は、住民税額より5000円多い29万8500円となる。

 飯山市では「ふるさと寄付金」(仮称)として、新年度からスタートさせたい考えで、3月議会前にも庁内プロジェクトを立ち上げ、条例などを含めて具体的な検討に入る。

 石田市長は「新年度はどんな事業にも『飯山らしさ』を付けたいと思っており、ふるさと納税も飯山らしさが付加されるものとしたい。市民の一員として納税者を位置付け、様々な特典を含め、ふるさと納税が魅力あるもので、飯山に対する思いを深めるものとなったらいいと思う」と話している。
 
寺町に響いた除夜の鐘 - 平穏無事であってほしい<飯山市>
 昨年暮れの大晦日夜から元旦にかけて、北信濃地方の寺院では二年参りの参詣者が訪れ、除夜の鐘の音が夜陰に流れた。大晦日夜「寺町飯山」では、午後11時半ころから鐘の音が鳴り始めた。JR飯山駅では全国JR駅唯一のホームの鐘に一時、参詣者の長い列ができた。

 市街地寺院では山門から鐘楼、本堂への通路に灯ろうを置いたり、参詣者に酒やミカンをふるまったり。新町の本学寺では、住職が夢を鋳込んだ鐘が冷え込んだ夜の町に響いた。

 飯山駅ホームの「七福の鐘」を訪れた孫連れのお年寄りは「雪がないことを喜んだが、やっぱり降る時に降らなければ…。地震などもあって大変だったが、新年こそ平穏無事であってほしい」と、話していた。


(写真=飯山駅のホームには鐘を撞く人の長い列が)
 
◆子ども達の命守って - しなの富士通がAED11台を寄付<飯山市>
 飯山市木島工業団地の「しなの富士通梶vは先月25日、飯山市に自動体外式除細動器(AED)11台(付属品含め総額約540万円相当)を寄贈した。

 前身の会社が設立されて以来40周年。23年前に須坂市から飯山市に移転した。AEDは会社設立40周年を節目に、地域貢献活動の一環として寄贈したもので、同日長谷川一社長らが石田市長を訪ね、AED(1部目録)を手渡した。

 長谷川社長は「飯山市には20年以上お世話になっており、(AED寄贈は)会社としてもうれしい。地域の未来を担う子どもたちの健康を守る取り組みに役立てていただければうれしい」と述べた。

 AEDは心臓が小刻みに震える心室細動などで、突然死のおそれのある不整脈の患者に電気ショックを与え、心臓のリズムを正常に戻す機械。平成17年に医療従事者以外の使用が認められたのを機に、公共性の高い施設での設置が進んでいる。
 贈られたAEDは8小学校、3中学校に1台ずつ配備される。


(写真=石田市長にAEDを贈る長谷川社長(向かって右))
 
◆初どうろく神 - 北信濃風物詩<連載>
 飯山市街地ではことし、「初どうろくじん」が多いと聞いた。

前の年に男児が誕生した祝いに、親戚・縁者らが贈ってくれる書き初めを下げ、花笠などで飾った灯籠を奉納する。

 多くの人たちの協力が必要で、手間も金もかかったこと、近年は少子化もあって少なくなった。

ことし、町を歩いて心浮き立つ。

児らの健やかな成長を!
  
◆拠り所・寄り処にも - 積雪を前に竣工式<飯山市>
 社会福祉法人「高水福祉会」(宮本衡司理事長)が土地・建物価格の半分を飯山市からの補助を受けて取得、飯山市南町の旧民間施設を改修している「多機能型障がい者活動支援センター・雁木ぷらざ」で先月27日、竣工式が行われた。

 就労継続B型支援事業は、高水福祉会の「ふっくら工房」が運営し、地域活動支援センターは、飯山市から同会が運営を受託する。「雁木ぷらざ」は、両施設が有機的にリンクすることで、有効性のある活動が展開されるよう、特に施設や機能、活動などに線引きはせず、当面は▽活動支援▽障がい者の就労支援―を中心に、事業展開する。

 竣工式で宮本理事長は「障がい者が作業しながら就労、技術・商品価値向上のための訓練を行い、心の拠り所として、また、地域住民の寄り処として、カルチャーセンター的に活用してもらうことを願っている。先人たちの知恵のシンボルとしての『雁木』を名前とし、安心・安全が確保されるものとしたい」とあいさつした。

 来賓として招かれた石田市長は「障がい者やお年寄り、子どもたちの幸せが市政の願いでもある。総合福祉センターは、厳しい財政下、分散型に転換したが、市として精一杯の協力、支援を申し上げたい」と述べた。

 同センターは地域活動支援センター「ブナの里」、福祉企業センター「創造館」を、新年度からは就労訓練センター「すばる」を統合、当面、現在の仕事を継続する。今月中には活動を始める見通しだ。
  
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